ある会社の敷地に、アライグマが出没するように
なりました。
そこは、敷地内にいる野良猫に避妊手術をし
きちんと管理されているところでした。
アライグマがやってくるようになって
猫たちの餌場が荒らされ、猫も怖がって
ご飯を食べに来ることが出来ない状態になり
管理されてる方から相談の連絡がきました。
暗視カメラには2匹しか写っていませんが、
3匹のアライグマがいたそうです。
アライグマは猫の捕獲器は壊してしまいますので
相談を受けたM代表は、市役所に相談するように
アドバイスしました。
近くに新顔の親子猫がウロウロするようになって
子猫がアライグマに襲われる危険性がありました。
アライグマが出没してるところに
来るようになってしまった子猫。
保護が急がれました。
子猫と、ガリガリのお母さん猫が捕獲器に
入りました。
その後、別の新顔の猫が入りました。
お母さん猫も子猫もとても大人しいです。
もしかしたら、親子で捨てられたのかも
しれません。
アライグマがまだ捕獲されていない場所に
リリースする訳にはいかないし、
お母さん猫は弱っていましたので
3匹ともねこのてで保護することになりました。
ガリガリのお母さん猫。エイズ陽性でした。
子育て中なのに妊娠していました。
風邪もひいて、弱っていました。
2ヶ月くらいの子猫。
エイズ擬陽性でした。
大人しくて可愛い子です。
6、7ヶ月くらいの子。
エイズ白血病検査いずれも陰性でした。
グレーの尻尾ふわふわの大人しい子です。
アライグマは雑食で農作物を食い荒らしたり
他の動物を襲ったり、人間にも危害が及ぶ
恐れがあるため害獣指定で、捕獲は駆除目的です。
ですが、みなさまもよくご存知のように、
アライグマを増やしてしまったのは人間です。
ラスカルを見て、可愛い飼いたいという
安易な気持ちに、金儲けのために輸入した業者。
意外と凶暴な性格に、飼いきれなくなった人が
またもや、安易な気持ちで捨てたことが
始まりで、ここまで増えてしまいました。
害獣指定で駆除するにしても、命に変わりは
ありません。
本当は駆除じゃなく、何か手はないものかと
思いますが、どうしても駆除しないといけない
のであれば、どうか苦しまないように
してあげてほしいと思いますし、
今回のように、猫が入ることもあるとわかり
ましたので、その時の対応も考えていかないと
いけない大きな問題なのだと思いました。
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