初めて聞きました「薬剤性肺炎」とう病名。

 

入院になったのは、私の母です。薬の副作用による肺炎だったのですが、肺=呼吸をする大切な場所なので娘としては心配です。もともと10年前に大腸がんを患い、先日も抗がん剤治療を受けたばかりでした。どうやらこの薬が合わなかったようです。

 

先生からは、「悪化する恐れは今のところない」と説明を受けていますが、新型コロナウイルスで大変な時期でもあることから「薬物性肺炎」を勉強してみようと思います^^病気は、まず理解を深めること(受け入れること)が大事だと感じています。

 

この記事でわかること(うちのおかんのケース限定)

  • 薬物性肺炎(間質性肺炎)について
  • 家族としての取り組み
  • 日常生活のこころがけ

薬剤性肺炎(間質性肺炎)について

薬物と聞くと少し怖い気がしますね💦

薬剤性肺炎は間接性肺炎の分類の1つです。間質?間質ってなんでしょ?(・・?)難しい言葉ばかりですが、まず、肺の構造としくみからみていきましょう。

■肺の構造と仕組み

呼吸とは、外界から酸素を取り入れ二酸化炭素を排泄して、 ガスの交換をすることをいいます。ガスの交換は「肺胞」と言われるぶどうの房みたいなお部屋で行われ、肺胞の総表面積は70㎡、テニスコートテニス1面分に相当するそうです。

 

学校で習いましたね(笑)

 

肺は、右側と左側と2つあります。右側は気管支が2つあり少し大きいです。

※左は心臓がある為、若干小さめ

健康な肺

この右側の3分の1が真っ白だったようです。

息をするところなので、少しでも酸素が減ると息切れしちゃいますよね💧

 

ちなみに左右で約1kgくらいあるそうですよ。

■間質性肺炎とは?

肺には、空気の通り道である気管支があり、それが枝分かれして「肺胞」という袋状の組織につながっています。この肺胞の壁のことを「間質」といいます。一般の肺炎は、肺胞の内部に細菌などが感染することで起こりますが、間質性肺炎はこの間質が炎症しおこる肺炎なんだそうです。

 

肺胞付き肺


●一般的な肺炎

ウイルスの侵入によって起こる

ウイルスに侵された肺

 

●間接性肺炎

間質という壁が炎症を起こす

線維化間質性肺炎

 

つまり、間接肺炎は

肺が硬くなってふくらみにくくなる=息がしづらく💦
また、肺の間質の線維化により硬く厚くなってしまうとガス交換がうまくできなくなります((((+_+))

 

肺はもともと弾力性があり、呼吸運動に伴って伸縮していますが、肺胞の線維化が進行すると、肺全体が硬くなって、ふくらみにくくなります。すると、空気を十分に吸い込めなくなります。

 

Question

1度、硬くなった間質は元に戻らないのでしょうか?(・・?)

 

Answer(主治医)

線維化しない限り元に戻ります。僕の経験上お母さんの肺は、元気な肺に戻ると思います。今は、酸素濃度が確かに少なく、ちょっと動くと息が切れる程度ですが、治療をすれば元に戻りますよ

 

良かったぁ~(((o(*゚▽゚*)o)))

肺ってもともと弾力性があるものですものね。硬くなると上手に空気を吸い込み出来なくなってしまいます。これで、空気が吸える^^

ちなみにうちの母の肺活量は実年齢より20歳若い、驚異の肺活量なのです上差し

間質性肺炎の分類

つづいて、間質性肺炎は5つに分類されます。

  1. 異物の吸入によるもの
  2. 自己免疫疾患によるもの
  3. 医療行為による副作用・合併症によるもの(薬・サプリメント・漢方) 
  4. 感染症によるもの
  5. その他(原因を特定できないものを含む)
うちの母は、今回使用した分子標的薬が合わなかったようです。薬の副作用になります。3番が「薬剤性肺炎」です。
 
※抗がん剤は、がん細胞も良い細胞も両方攻撃します。その点、分子標的薬は、悪い細胞など特定の細胞だけピンポイントで攻撃する治療薬です。

間質性肺炎の治療

カビ・タバコ・アスベストなど、異物の吸引や感染症、薬の副作用になど様々な・・・原因で起こる間接性肺炎ですが、どんな治療が行われるのでしょうか?

 

進行性なのか非進行性なのか、原因があるのかないのかで治療は変わってくるようです。

 

母の場合は、新しく使った分子標的薬の副作用だと原因がわかっています。原因がわかってる場合は、原因に対する十分な治療(原因除去・回避・ステロイド 免疫抑制剤・感染症治療)が行われます。

 

治療の効果はあったものの、今回投与した分子標的薬は使えない(STOP)になりました。母は点滴治療を受けてます。飲み薬でも対応できたそうですが、高齢で一人暮らしなので感染予防対策バッチリの入院を勧められたそうですが、治療結果の為にとったCT画像で即入院はさすがに驚きました💦

 

主治医と相談して、患者さんにとってベストな選択肢が望ましいですね。

日々の生活を心がけことが大事

65歳以上の高齢者、 悪性腫瘍治療中、間接性肺炎と重症化リスク因子をもつ母。コロナウイルスにかかったら重症化するかもという恐れの中、私たちが出来ることは、家族の病気をしっかり理解して受け止め前向きに行動することしかないと思いました。

 

うがい・手洗い・マスク着用、密を避ける、それ以外には日ごろからの生活習慣が大事だと思います。

運動・食事を管理して病気に打ち勝てるだけの免疫力と体力をつけて行きたいですね。

 

 

予防しながらモリモリ食べて、

運動して病気に打ち勝てるだけの免疫力と体力をビックリマーク

 

猫の手@お助け屋、運動モチベーターのまゆみんとしては、退院したら母に足踏み体操おススメしたいです(笑)がんばっろう^^

 

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