スキルス胃がんってなんだか知ってます??
 
フリーアナウンサーの逸見さんを覚えている方も多少はいるでしょうか。
 
簡単に言うと、じわーって進行するがんです(笑)。
 
普通、胃がんとかって腫瘍が塊になったりしますけど、スキルス胃がんの場合は、粘膜の下で広がります。
塊にならないので、自覚症状が出にくいです。
 
中には胃カメラをやっても分からない、というケースも。
 
スキルス胃がんの生存率が低いのは、つまりは早期発見しにくい、ということがあるのです。
 
私の場合も、全く自覚症状はなく、後から考えればゲップが出にくかったかな?っていう程度です。
 
では、どうやって見つかったのか?
 
それは、嫁の超能力です(笑)。
 
いや、これ、本当にそうだと思ってます。
 
3年近く胃カメラをやってなかったのですが、突然、嫁さんが胃カメラをやれ!と強く要望してきました。
 
正直、いつもの私なら得意の「先送り」をするところですが、なぜかこの時は素直にいうことを聞いて、すぐに胃カメラの予約をしました。
 
嫁さんはおそらく、いつもと違う、ということを第六感的に気付いたのだと思うのです。
 
これを超能力といわずになんといいましょうか?
別に超魔力でもイリュージョンでもアメージングでもなんでもいいです(笑)。
 
おかげで、私は5年間、予定よりも長く生きることができました。
 
あの時、嫁さんが私に何の関心も無くて、自分でも分からないような僅かな体調の変化に気付いてくれなければ、半年と持たなかったでしょう。
 
だから、嫁さんにはとても感謝しています。
私のガラスのハートが跡形もなくなるほどの暴言を吐かれても、自分から謝るくらいにはね(笑)。