腰痛がひどくなっている。
やっぱり痛みが続くと、転移を疑ってしまう。骨転移でもおきているのではないだろうかと。
でも、ストレッチをすると少し良くなるし、固めのマットで寝っ転がると痛みがなくなる。
柔らかいソファとかで姿勢悪くすると、また痛くなる。
うむ、これは普通の腰痛か?
ただ、普通の腰痛と言っても何かしら原因はあるはずである。例えば、筋力が弱ってきたとか、内臓的になにか問題が出たとか、ヘルニアとかもあり得るかもしれない。
で、私はどうするかというと、「静観」。
なぜって、ちょっとした痛みにいちいち反応するのはもう飽きた。
そんなたいしたことじゃない気がする、そうだろう、そうに違いない。
私の得意技は「先送り」なのです。
とにかく今できることを明日に持ち越す。
来週でいいことは、来月でもいい。
特にがんになってからというもの、露骨にその傾向が深まりました。
その代わり、期限ギリギリ、もう1秒も先送りできない!となってからのエンジンの掛かり具合はすごいです。
追い詰められてからの粘りは、不敗の魔術師と呼ばれたヤン・ウェンリーの再来と言われています(自分的に)。
でもそれを見て、嫁さんはイライラします。
なんで分かってるのにやっておかないの?
だから忠告したよね?
嫁さんは段取り1番、準備が2番、3時のおやつは太るので食べないのが特徴です。
こればかりはしょうがないですよ。育ってきた環境が違うから、価値観は否めないのです。
いまさら直る気がしません。
この私の余命生活。いま、まさに人生の土俵際に追い詰められているのかもしれません。
でも、いまだに病気に対して焦りを感じてないし、八方塞がりにもなってない。
下手すれば、一日中がんのことなど忘れていることもある。
よし、いろんな問題はあるけど、とりあえず明日から頑張ろう。
まだ余命宣告の期限を過ぎて2ヶ月。
本気を出すにはまだ早い(笑)。