はたらく細胞というアニメを子供が見ているんですよ。

原作は漫画なんですけど、身体の仕組みを擬人化してストーリーにするという、ありそうでなかった内容。

 

赤血球やら白血球やら、血小板やらあらゆる細胞が擬人化されて出てくる。

 

そして、先週はがん細胞の回。

 

いままで普通の細胞と思われていたのが、実はがん細胞で、ついに本性を現し他の細胞を侵食する内容。

がん研究者が見ても正確とニュースに載っていました。

 

コピーミスされた細胞が、がん化して増殖していくまでのプロセスが見事に描かれている。

 

結局はNK細胞にやられてしまうんですけど、がん細胞も実は普通の細胞として生まれたかった...とコピーミスを呪い、その自分を付け狙う白血球などの免疫システムに怒りを爆発させながら死んでいくのです。

 

まあ、がん細胞だって、なりたくてなったわけじゃない、けれども身体のためには殺さなければならない、という切り口でした。

 

NK細胞が突然笑いだし、パワーアップしてがん細胞を殺すのが見所でしょうか。

※NK細胞はがんを殺す細胞で、笑うと増殖すると言われている。

 

これをみて子供が、

 

「じゃあ、お父さんは笑っていればいいんじゃない?」

 

と言っていましたが、じゃあお母さん共々、俺をイライラさせるなよ!

と自分のことは棚に上げて思った次第です。