通常、個人であれ団体であれ
保護された野良猫が里親の元へ迎えられるまでの経緯は、病気や怪我のある子は医療を終えて、人馴れの状態などにより里親募集サイトに写真を掲載して、募集要項を記載します。
そうした里親募集サイトでお目当ての猫と個別にお見合いする場合や、里親会(譲渡会)に里親希望の方々は足を運びます。
そして保護側と里親希望者との諸条件が合致した場合、双方の予定を話し合いトライアルの開始を経て正式譲渡になるのが一般的です。
お金さえ出せば希望の犬や猫を買えてしまうペットショップと異なり、保護猫の譲渡条件は厳しいです。それは保護猫と里親の幸せのためであり、安易は譲渡は不幸を招くことになるからです。
次回から、この団体の保護猫の譲渡の状況をお話ししますが、私自身が里親、元ボランティアとして経験したものは一般社会では有り得ないことの連続でした。
弁護士ドットコムの中で当該団体代表が査察について語っていたため、お散歩に行ってきました。
東京都動物愛護相談センターと板橋区保健所職員が立ち入る
3階建の建物の1階が広いシェルターとガレージでガレージで里親会が
行われていました。
今後はシェルターで完全予約制で里親会は行われるようです。
また180頭はいるであろう猫の数は140とごく最近記載しています。
朝、鍵のかかったシェルターの前でボランティアお2人が待っていたところに話しかけてみました。
驚くことにおひとりの方は現時点でも代表に対する信頼はゆるぎないもので、ネットニュースの情報は、
「あれは間違い」
「そうでもないんです」
堅い表情で話していたのが印象的でした。