ブエルタ直前! 茄子シリーズ考察 | 大和川の直線にさ・・・大猫が出るってウワサ、知ってるかい?

大和川の直線にさ・・・大猫が出るってウワサ、知ってるかい?

猫好きアラフォーローディーの日常です。
平坦好き!坂キライ!
南河内CL、グリーンロード、堺浜あたりによく出没してます。
かなり年季の入ったバイクライダーでもあります。

FGOもプレイ中。

お盆休みですねぇ。
大阪は相変わらず酷暑です(今日は少し涼しいけど)。

亡き父のお墓参りやらお盆法要やらでバタバタしてました。

先日の熱中症もあったので、酷暑の自転車が少し怖いのもありまして様子見デス(;´∀`)

 

そんな中、今日は来週から始まるブエルタ・ア・エスパーニャに備えて、茄子二部作を観なおしておりました。
知らない人に少し解説を。
ジブリ作品で作画監督などを務める、高坂希太郎氏の監督作品で、絵柄は似てますがジブリ作品ではありませんw
高坂監督自体がかなりのサイクリストで、富士ヒルで年代別3位に入る超実力者!ですからこだわりの作画のレベルは最高♪
そして主人公のぺぺ役は大泉洋!!

 

ブエルタが舞台なのは1作目のこちら。
茄子 アンダルシアの夏

 

アンダルシア出身のぺぺ・ベネンヘリの地元でのステージを描いてます。乾いた風景がすごく雰囲気がありますよね!

 

黒猫だけど、ジジじゃないよw

 

飲酒して運転するシーンが何箇所かありますが、今だったら絶対アウトやね(^_^;)

 

 

そしてブエルタといえばコレ。

名物の黒い牛の看板。

 

元々はあるお酒メーカーの看板だったそうですが、屋外広告の法律変更で排除される所が、すでに景色の一部となっている事もあり、広告名を外すことで残されたとか。

 

過去、3人の元カノさんと観ましたが(苦笑)、みんなカルメンのビッチっぷり?に目が点になりますねwww

まぁ情熱の国って事で(;´∀`)

 

 

 

そしてアンダルシアの夏の3年後、OVA作品として公開されたのが

茄子 スーツケースの渡り鳥

 

舞台は一転して宇都宮のジャパンカップ!

ぺぺのチーム・パオパオビールがジャパンカップに参戦します。

 

ジャパンカップという事もあり、ロケハンはきっちり!

 

BDには現実のコースとの比較動画も収録されてたり。

 

 

内容的にはアンダルシアの夏より、各レーサーの群像劇的な感じ。
ぺぺも主人公ではありますが、少し脇にいます。

内容的にも少しダークな感じ?なので、爽快感には少し欠けるかな、とも。なのでボクのヘヴィローテーションはアンダルシアですw

 

 

でも考察はこちらの方で。

久しぶりにちゃんと観たので、思うところもありまして・・・
内容的にもお盆っぽい内容ですしw

 

冒頭、いきなりロンダリーニが自殺した所から始まります。

ロンダリーニ=パンターニで、ODによる服毒自殺(原作には無し)。

実物とは違い、ダンディな感じですがw

 

で、彼の死によって影響を受けた、後輩のチョッチ、ライバルだったザンコーニといったレーサーが、様々な想いを秘めてジャパンカップで走ることに。

 

で、問題はザンコーニのリタイアシーン。

彼は圧倒的な速さを見せながら、最終周回を残しトップのままリタイアするんです。

 

実は原作では周回違いの「やってもうたフィニッシュ」なんですが(笑)、この作品では深い意味合いを持たせてます。

 

ロンダリーニの自殺を受けて、同じくピークを過ぎたザンコーニが速さを見せつけながらも一周を残しリタイアしたのは、自分はレースを辞めても生き続ける、別の形の終わり方(生)を天国のロンダリーニに見せる意味合いもあったのかと・・・

チョッチの回想シーンやぺぺとの会話、ザンコーニがお寺を訪れるシーンなど、原作とは明らかに違う見せ方をしていますし。
高坂監督もインタビューではハッキリと語ってはいないんですけどね、意味深なシーンです。

 

パンターニの自殺には衝撃を受けた世代ですので、ボクも色々と思う所もありまして・・・

観た方はどう感じたんでしょうか。

 

 

自転車好きの方には文句なくオススメできる作品ですので、ぜひ観て欲しいです!

まずはアンダルシアの夏からねw

スーツケースの渡り鳥は宇都宮の景色なども楽しめるので、ジャパンカップに行くときは楽しめるはず!

両方共1時間もない短い作品ですが、中身は濃ゆいですよっ

 

ちなみにパオパオはジャージは過去にパールイズミから発売されています。ボクは長袖のスーツケースの渡り鳥版しか持ってないんですよね~

探してもなかなか出てこなくて(ToT)

 

パールイズミさん、再販してくれないかなぁ・・・(;´∀`)