スターバックス | ニート脱出大作戦β

ニート脱出大作戦β

~ニートから抜け出す108の方法

今日は、朝、心療内科の病院に向かいました。
朝8時20分に受付をして、自分の番になったのは10時20分……
滅茶混みです。

薬の分量が増えました。
尿の出が悪いなどの事を伝えると、薬の副作用の可能性があるから……
と別の薬をもらう事になりました。
薬が二種類増えました。

もう、薬漬けですね。
合法ドラックです。
この日記を書いている時も頭がふらふら異次元の世界です。

さて、心療内科の後は職安に向かいました。
二件応募したのですが、一件は男性だからと言う理由で断られました。
なら、男性での検索の所に居れないで欲しいと思う今日この頃です。
職安も、結構混んでいました。
年末は、少なかったのに、やっぱ年始は多いのでしょうね。
新聞、テレビでも派遣切りのニュースとかが多いですしね。

職安が終わり、いつものマクドの前を通り過ぎ蔦谷に行くと……

由香さんと出会いました。


「あ、猫さん」

「由香さん?」

「猫さんってどんな本を読むの?」

「俺は、漫画を買いに……
 そういう由香さんは……?

「私は、『赤い糸』って小説を読もうかなと思って」

「そっか」

「とりあえず、スタバらない?」

「そうですね、このまま立ち話も変だしね…」


そして、俺と由香さんは、蔦谷の一回の部分にあるスターバックスのお店に入りました。
そして、コーヒーを注文。

あ、もちろん、注文の受け取りは俺がやりましたよ?


「猫さんは、今日はどんな用事で枚方へ??
 本を買うだけ?」

「心療内科と職安に行って来た帰りなんだ……」

「心、悪いの?」

「うん
 鬱って言うのかな……
 夜、不安になって眠れないんだ」

「不安?
 なら、私が毎晩手をつないで眠ってあげようか?
 そしたら、安心しない?」

「そういう不安とかじゃないんだ……
 ほら、俺は今、無職でしょ?
 だから、将来の事とか考えるだけで不安になるんだ
 朝と昼は、色んな事をやって気を紛らわせる事が出来るけど……
 夜になると眠れなくなる……」

「そう……
 どれくらい薬を飲んでいるの?」

「朝は、血圧の薬が一錠
 夜に鬱の薬が四錠に寝る前が六錠だよ」

「飲みすぎ……」

「仕方が無いじゃん、眠れないし……
 これが無いと胸とか頭が痛くなって立ってられなくなるんだから……」

「そのさ、薬に私がなる事は出来ないかな?」

「ん??」

「やっぱ、良い忘れて」


由香さんは、そう言うとその場をスタスタと去って行きました。
薬になるってどういう事なんでしょうね?

※この物語は、フィクションです。
実在する人物・団体とは、一切関係ありません。