最近は、自分の今の生活に集中出来ていたんだけど、ふと、思い出して悲しみや怒りが湧いた。
それは、毒母に対して。
あの人はああいう人だから。
あの人に関わると自分を損なうし、地獄の人生になるから、もう放っておこう。
あの人が子供に大切にされないのは、そういう生き方をしてきたから。
そのことに今の今まで気づかずに、自分の心と向き合わずに他人や子供のせいにしてきたから。
自分の満たされない思いを子供や周りの人を使って埋めようとしてきたから。
自分の思い通りに相手をコントロールしようとし、相手が上手くコントロールされないとその相手を悪人に仕立て上げたり、被害者づらしたり悲劇のヒロインぶって罪悪感を植え付けてきたから。
周りにも自分が可哀想に見えるように上手く振る舞うし悪口を吹き込むから、こっちは逃げ場がなくなるし、余計に追い詰められてしまう。
そういう、悪影響(毒)を与え続け、精神的に追い詰めてきた結果が今。
あの人はもう変わらない
そう諦めたはずなのに…
時々、無性に腹が立って仕方ない。
あの人の生きてきた責任を、私が取ってあげる必要はない。
あの人の人生の責任は、あの人にしか取れない。
いくら子供とはいえ、間違っても他人(親)の人生の責任を取ろうとしてはならない。
嫌なのに、大っ嫌いなのに、気持ちに蓋をして付き合ったり面倒見てあげる必要なんてない。
あの人は言った。
「東京に行って冷たくなったね」
「お母さん、野垂れ死にだ…」
そして、涙ぐみ、すすり泣く真似
そうやって自分の思い通りに動かない相手(私)を悪者にしたり、罪悪感を植え付けることを息をするように、無自覚にやってのける毒母を思い出し、時々ものすごく腹立たしくなる。
でも、今まではコントロールに成功していたと思うけれど、もう今までのようには行かないんだから!
もう、分厚い鉄壁の境界線をひいたからね!
もうあなたがどういう末路を辿ろうが、私は知らないし、責任を取るつもりはないからね。
自分のことしか考えられない人からは、人は離れていくのよ。
このことを思う時、いつも仏教説話の三尺三寸箸の話が頭に浮かぶ。
あの世に行った後は、天国でも地獄でも1mの長い箸で食事をするんだそう。
んで、地獄にいる人達は周りの人と協力しようとはせずに皆自分だけ食べようと必死。だから箸が長すぎて誰一人食べられないで皆ガリガリに痩せてしまってひもじい思いをしているそうだ。
一方、天国にいる人達は長い箸を上手に使ってお互いがお互いの人の口に食べ物を入れてあげるから、皆美味しく食べられるし楽しく平和なんだとか。
家計管理の一環として、相続放棄や実家じまいに関しても調べ、不利にならないように早いとこ手を打っておかなきゃな。
その日はいつ来るかわからないから対策は早いほうが良いし。
はあ、毒親育ちはやることが多いな![]()
健全な家庭ならやらなくていいことまでやらなければならないから大変。
自分には(精神的な)親がいなかった現実や、愛されていなかったという悲しい現実をみつめてきちんと受け止めないといけない。
それはとても、とても悲しい事実。
しかし、現実を正しく見て、事実を認めないことには、人生は好転していかない。
重苦しい重荷を背負って生まれてくると、後々までなんて大変なんだろう…。