読 | レモン月夜に誘われて

レモン月夜に誘われて

タイトル変えました。
野田昌宏さんの「レモン月夜の宇宙船」が好きなんで。

元々、読んだ本の記録を残そうと思って始めたブログだけど
本の話にかかわらず、とりとめのない無駄話、法螺話などなど
夜な夜な書き連ねていければいいなと思ってます。

去年の6月に「これから読みます」と言ってた本が

やっと読み終わりました。

なんか、表紙とタイトルからイメージしていた話しとは全然違ったわ。

帯には、冒険ってあるけど、冒険って感じじゃないよね。

ときおり古い物に秘められた記憶を見る事が出来る弟。

その弟によつて、淡々と事件の次第がかたられて行くんだよね。大きな盛り上がりは無いけど、段々とピースが埋まって行く感じが心地良い。

ただ、ミステリーを期待すると、肩透かしをくらうかも。事の顛末の因果関係は繋がったけど

結局、少女の正体は何なのよ?

なんで、そんな事が起きたのよ?

弟が何でそんな力を持ったの?

って事は解明されないのよね。

不思議の事が起こったけど、原因は謎のまま。

まあ、面白くないわけじゃない。


それからもう1冊、

Amazonのprimeで読み終わりた。

大手商社の部長だった男が、出世コースから外され

ひょんなことから、東北の財政破綻した田舎町の町長に転職。老人施設を中心とした総合商業施設を作り上げ、財政再建を果たすお話し。

まあ、かなりご都合主義だし、反対勢力の暗躍もあっさりと終わってしまうので、ストーリーの盛り上がりには欠けるけど、面白い。

老人介護にまつわる問題の理想的な回答だよね。こんな話しが本当に実現すればいいのに。


今読んでいるのは「眩」。

物語りに勢いがあって面白い。