眠り続ける夫※入院1日目 | 大腸癌に勝てなかったけど、ずっと大好き!

大腸癌に勝てなかったけど、ずっと大好き!

2014.10.5いつも元気な夫が突然「大腸癌による癌性腹膜炎」でステージ4。夫と一緒にいたい!という思いだけで闘いましたが、2019.7.27転移性脳腫瘍で、突然、猛ダッシュで虹の橋を渡っていきました。

本日、入院しました。

昨夜からの体調では、到底、今日は治療ができない………
そう、思っての病院受診。

しかし、血液検査の結果は、腫瘍マーカー以外、悪くない………
先生の『どうする~?延期してもいいんやよ』に、『いいえ。大丈夫です。できます』と……

腕組みして悩み…………
PCのデータを睨んで悩み………

先生は、夫の意思を尊重して、始めることにされました。
でも、エルプラットもゼローダも減量……

『今日はやめておいたら?』と言うと
『一緒。今日やめても来週、やるんやから』

違うんだけどなぁ…………

主治医のT先生『ほんと、どうしてまったんやろうなぁ……Nさんは、どんな時も平気でニコニコしとる印象しかないんやけどなぁ……どうしたんかなぁ………う~ん……』
先生もとても悲しそうでした。

いつもの外来の看護師さんも『Nさんが元気じゃないと心配になるよ~。どうしたんやろうねぇ……無理してない?ちゃんと水分、摂ってる?』
夫は、先生にも看護師さんにもニッコリ笑うだけ……ぐすん

薬剤師さんからも、『XEROX療法』の説明を聞きました。
そして、XEROX+アバスチンの方が、効果は高いけれど、今、尿タンパクが3プラスなので、先生はアバスチンを足してないんだろうと。

そしてMSWさんも来ました。
先日、話があった普段、サクッと診て(点滴をして)もらえる地域のクリニックのご提案でした。
隣市で夫の会社の近くの先生をご紹介いただきました。
MSWさんがおっしゃるには、とても穏やかで、癌治療にも理解のある先生だとか……
MSWさんが問い合わせて下さったところ『いつでも心配せずに来て下さい』と言って頂けたと……
一度、夫と一緒に行ってみようと思います。

3時ぐらいから始まった抗がん剤……
抗がん剤をやってるからではなく、ずっと寝たままの夫です。
看護師さんが血圧を測りに来ても、先生が来ても、ずっと寝ています。

先生方も、本当に眠り姫(?)のような夫を目の当たりにして、驚いています。

主治医のT先生は、以前あった脳転移を気にしておられました。
でも、4月に造影MRIをやって、異常なし……
若者先生は『僕たちではわからない、心の奥底で、不調になる何かがあるのかもしれませんね…それは、本人さんしかわからないし、もしかすると、本人さんもわかってないのかもしれないですね……何とかしてあげたいですね……』と。
優しすぎて、泣いてしまうわ笑い泣き

夫は、寝ていますが、気持ち悪いわけでも、だるいわけでもないと言います……
ただ、寝てるだけだと………

じゃぁ、なぜ寝てるんだ❗って話ですよねぼけー

私も朝からずっと病院にいます。
寝てるだけで、動かない夫のそばで、じっと椅子に座って本を読んでるだけ………
きっと、居る必要がないんだと思うんですが、お陰様で面倒を見なきゃいけない子供もいませんし、ここで、こうして、いろいろ考えて涙ぐむ……そんな時が、あってもいいのかなぁうーん


なんて、ブログを書いてたら、いきなりのおう吐……久しぶりのエルプラット……やってくれますイラッ
すぐに若者先生も駆けつけてくれて、吐き気止めの点滴を開始しました。
夫に『個室に変えてもらおう。そしたら、私、泊まってあげられるから』と言うけど、このままでいいと……。

ゼローダも飲めない………
夕食も置いたまま………先生は『食べなくてもいいから』と。

明日には元気になるよね~
きっと❗
絶対に❗


今日も有難うございます。