今日は「雨水」
降るものが、雪から雨に変わり
雪や氷も溶けて水になるころ…らしい
北のほうでは、まだ春は遠そうですが
今朝の当地は雨 風も強め
でも、気温は高めでした
ただ、このあと低気圧が通り過ぎると
また「冬型の気圧配置」になるって…寒くなりそう
で
ちょっと ”あったかくなる” 話
まず、Fネコ先生の新刊で~す
こちら
に続く、第3弾
このことろ新刊は(密林ではなく)〈ひばりブックス〉さんに
お願いしているので、早速連絡
ところで、その 〈ひばりブックス〉さんのインスタで
目を引く投稿がありました
リンクだと、1枚目の写真だけが見えていると思いますが
この日の「おすすめ本」3冊目(=写真3枚目)は
『ルイス・ウェインのネコたち』(青土社)
¥6,600なので、とても手が出ないけど
先ごろ、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻と猫』という
映画が日本でも公開されましたが
(私はまだ観てないけど )
あの、ルイス・ウェインです
映画の紹介に「夏目漱石にも影響を与え」たとありますが
ある研究者によると、『吾輩は猫である』の第2章
はじめに出てくる「絵端書」(いわゆる年賀状)
(さすが ”当て字” 好きのソーセキ先生)
「活版で舶来の猫が四五疋ずらりと行列して
ペンを握ったり書物を開いたり勉強をして居る、
その内の一疋は席を離れて机の角で西洋の
猫じゃ猫じゃを躍って居る。」
とあるその絵葉書はルイス・ウェインのもの、らしい
出典はこちら
そうそう・・・
この「絵端書」に書かれていた俳句がまた うふふ
書を読むや 躍るや 猫の春一日
小説の上では誰かから送られて来た葉書となっていますが
もちろん、著者自身の句であろうと
歴史探偵かつ漱石作品の探偵でもあった半藤一利先生が
ご著書の中で解き明かしていらっしゃいます
初めての小説が大好評で、それは亡き親友 子規が遺した
俳誌「ホトトギス」の後押しにもなったわけで
二重の喜びがあったと、私も思います。
漱石が俳句をたくさん詠まれたことは
あまり知られていないのかしら
先日も、おや と思うことがありました
私は決して多読ではありませんが、乱読の中で
「うふふ」なことに出会うと、とても幸せ
それは、絵本も同じです
ただ、「知らない」ことで見逃してしまう事柄が
たくさんあるということも実感しています。
さまざまなことに
注意深く、そして丁寧に暮らしていきたい
仕事も生活そのものも
さぁて、明日からの講座準備をしなくっちゃ
(例の「作って」シリーズ
今月は、おひな様飾り )
・・・と、やはり目の前のコトに追われる
ワタクシメでありまする