「雑草(あらぐさ)の歌」 | ねこままゆうゆ

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昨日の一日講座「詩の朗読」では
北川冬彦の『雑草』を読みました 双葉

当初、こちら  で読んだときは
 
 
一般民衆(それも、普段虐げられている人々)
への応援、あるいは、讃歌   として
明るく受け止めていたのですが・・・

今回、あらためてこちら    を読み
 
また、氏の生涯について(少しだけですが)
勉強してみて、大きな衝撃と
これを教材に選んでしまったことへの
若干の後悔・・・ 

ともあれ、私なりの解釈しかできないので
私なりの精一杯で、講座をつとめました
ご受講くださった皆さま、毎度・・・スミマセン・・・

いつも、どの講座でも
受講生の皆さまから頂く学びも大きいのですが
今回おひとりのかたが、
「雑草」を「あらぐさ」と読んでは・・・?・・・との
ご意見をお聞かせくださいました  

そして、「雑草(あらぐさ)の歌」についても
教えて頂きました 
当初、荒木栄というかたの作品と伺って
その線から調べていったところ
こんなサイトに遭遇  
「荒木栄集 特設コーナー」  

「雑草の歌」は別のかたの作詞・作曲ではありましたが
荒木氏とも、関係の深い歌
そして・・・かつてはメーデーなどでよく歌われた
「がんばろう」は、荒木氏の作曲であることも
知りました  
出会いと学びに感謝
ありがとうございます

(追記;受講生さんがおっしゃっていたのは
 『わが母のうた』作詞:森田ヤエ子 作曲:荒木栄
 のことかも知れません・・・)

「詩の朗読」講座は、
前回の『富士』(金子光晴)に続き
今回も、“戦争” に深く関係する詩を扱うことに
なってしまいました・・・

次回は、
1月15日(水)13:30~15:00
ガラリと雰囲気を変えて
『万葉集』から読みます