頂きました・・・

去る9月7日(土)に、近くの「生涯学習センター」
で行った講演会について、取り上げてくださった
『学区社協だより』なるものです


約1時間半、みっちりしゃべったことを
よくまとめて頂きました・・・

ありがとうございます

ただ、ちょっとだけ補足を ・・・

「登場人物の向きから、
作者の意識を読み取れる」
・・・ではなく・・・、『キャラクターの向きは、
本の進行方向と関係する』ということと
『画面のどの位置にどんな絵が描かれているか
ということが、気持ちの表れと関係する』
ということは別の話なのですが・・・
どうも混同されてしまったようです。
説明が至らず申し訳ありません

また、「プロデューサーになったつもりで」が
この文脈だと何をするかが曖昧ですが
私がお伝えしたかったのは
「プロデューサーになって
映画を1本撮るつもりで想像してみよう」
ということです。
映像にするには、たとえ原本に書かれていなくても
どのような場面設定にするか、考えなくてはなりません。
さらには、小道具をどうするかも考える必要があります。
こうしたことを、五感を働かせて想像することが
『情景を描く』ことにつながります

かつて、朗読の師匠からよく言われたこと

「だから、君らアナウンサー上がりは、困るんだ

情報ではない、情景を読め

今は亡き師匠の言葉は、生涯の課題です

そうそう・・・一度だけ
冗談交じりに褒めて頂いたことがあります。
教材は、星新一のショートショート

夫婦げんかで、奥さんが旦那さんに向かって
文句を言うシーン

「きみぃ、そこだけはいいねぇ・・・」って・・・

あぁ、さぞかし臨場感あふれる読みに
なっていたことでしょう・・・

「朗読」に限らず、本を読むことは
“心の栄養” になります




より多くの皆さまに、
読む楽しさを味わって頂きたいものです
