ねこままゆうゆ

ねこままゆうゆ

保護猫(現在5にゃん)との毎日や
仕事のこと、趣味のことなど
つれづれに・・・

 

 最近は・・・びっくり

 「沼る」という言い方が流行っているそうであせる

 あの「三省堂国語辞典 第八版」にも

 さすがに項目立てはないものの

 「沼」の語訳に〈俗語〉として

 「人をどっぷりとはまらせる、趣味などの分野」

 とあります メモ

 

 その意味で言えば、ワタシは

 本の沼にはまっています 汗汗

 「”趣味” は?」 と聞かれれば

 一応、読書を挙げていますが

 それほど熱心な読書家ではありませんし

 読むジャンルも狭いと自覚しています。

 ただ、一旦興味を引かれると

 のめり込むというか・・・照れ

 

 一つ前のブログで

 最近一気読みしたものとして挙げたのが

 こちら 右下矢印

 ですが、実は

 平野恵理子さんとの出会いは、こちら 左下矢印

 でした。

 実はその前…

 こういう出合いがありましてね ニコニコ

 この中山さんというかたは

 東京藝大美術学部で和菓子の意匠を研究され

 現在は、虎屋文庫の研究員をお務めです。

 

 その後、偶然平野さんの本に出合って

 イラストレーターとしては、阿部さんではなく

 平野さんのお名前が印象に残っていました。

 

 のめり込むと次々に手が出るわるいクセ 汗うさぎ

 これ 右上矢印 はもちろん

 これ 右上矢印 も手に入れてしまった 飛び出すハート

 『五十八歳、・・・』の中に

 今お住まいの山の家に引っ越して来られる前

 「一人合宿」としてこの八ヶ岳の麓の家にこもって

 たくさんの絵を描かれたときのことが

 書かれていました。

 図書館で借りてみたら・・・これはもう・・・

 欲しい ダッシュ

 

 これで思い出すのは、こちら 左下矢印 拍手

 平野さんは

 「今は消えてしまった仕事というテーマの本」

 ということでご苦労をされたとのこと。

 文子先生も、翻訳には ”そのもの" のことが

 しっかり判っていなくてはなりませんから

 ご苦労をなさったことでしょう メモ

 

 読むほうは、気楽に楽しむだけで

 スミマセン あせる

 

 あ・・・杢太郎先生のものは

 ちょっと気合を入れております チョキ

 過日、「鶯の巣」のことを書きましたが

 同じ時に「泗鼠」の剥製を見せられた

 とあります。

 この「泗鼠」が何なのか !?

 どうしても判らないのです。

 その日の日記にも、それ以上の記述はなく

 図書館で図鑑なども調べましたが

 「ネズミ」の仲間にそれらしいものは

 見当たらず・・・ダウン

 もう一つ分からないのが「せの」汗

 この2つは保留状態ですが、いくつか

 調べて判ったことを書き留めたり

 杢太郎先生が思い浮かべたらしい浮世絵を

 探し当てたりして楽しんでいます。

 

 もちろん、ちゃんと仕事もしています 筋肉

 ただね・・・

 ちゃんと”ジャマ” をしてくれるヤツらも 目

 

 今朝のひとコマ カメラ

 暗いうちからPCを立ち上げると・・・

 暖を求めて(?)寄って来る 照れ

 椅子も取られてます 汗汗

 机の上が乱雑なのは

 この子らが散らかすから

 ・・・ということにしておこう 笑い泣き

 

 

 

 

 

 先週末から、ちょいと

 ボランティアが続きました 本 音符

 

 今、定期的に伺っているのは4ヶ所合格

 この内、1ヶ所は月に2回で

 一人で伺う回と二人で伺う回とがあります。

 また、2ヶ所へは二人で伺うのですが

 そのユニット名は「ねこじゃらし」ニコニコ

 一緒に行くかたは、現在ワタシの

 ピアノの先生であり、息子クンの保育園の先生

 かつピアノの先生でもあったかた リボン

 長年、家族ぐるみでお付き合い頂いています 音譜

 

 このほど、ねこじゃらしのユニフォームはてなマーク

 決まりました クラッカークラッカー

 お三毛模様はH美先生 三毛猫 

 ワタクシのは…鯉太郎を思い出す キャップ 汗汗

  

     (おデブっ鯉)

 先週(金)がお披露目の日でした OK

 そして26日(日)は横浜 音譜

 何と、H美先生が

 母の施設に一緒に行ってくださったのです オーナメント

 実は、息子クンも来て

 写真やら動画やら撮ってくれました スマホ

 ありがとね ラブラブ

 右上矢印 一番手前の列の真ん中が母です音譜

 美しいソプラノに、皆さん聴き入りました 飛び出すハート

 息子クンも、久しぶりに先生の歌を聴けるので

 最後までいましたワ グッド!

  そうそう !

  来月の訪問は、ちょうど母の誕生日バースデーケーキ

  101歳です キラキラ

  内容を考えなきゃね ハート

 

 昨日(月)は市内某所で 音譜

 

 今週は、昨日も含めてボラ4回

 仕事は今日・明日・(土)の3回 汗うさぎ

 (おいおい あせるあせる

 あっという間に11月 叫び

 

 読みたい本は溜まる一方

 貯めたいモノは貯まらないのに 泣

 

 最近、一気読みした本 拍手

 

 木下杢太郎先生のものも読みつつ

 (実は、あれこれ調べながら読んでいるので

  時間がかかっています)

 次に手を伸ばしたのはこちら 右下矢印

 久しぶりに阿刀田先生のお名前を新刊の中に見つけました。

 何と・・・朗読家として活躍されていた慶子奥様は

 亡くなられたそうで …

 ご冥福をお祈り申し上げます 虹

 

 

 欲張って、あれやこれやの毎日ですが

 何とか元気に過ごせていることに

 感謝 笑 

 

 

 

 モニター前 パソコン は ”みるく” オッドアイ猫 の定位置 音譜

 5日ほど前の一コマ カメラ

 で、膝には・・・目

 ”龍馬” パンダ

 ということがよくあるのですが 照れ

 

 今日の昼前は・・・

 こんなでした 笑ううさぎ

 りょりょくん、少々お疲れ気味 汗汗

 実は、膀胱炎の疑いがあって

 朝一で病院へ 病院

  (りょ「ボク、出ませんからっあせるあせる」)

 

 前にも、同じようなことがあったのですが

 排尿は出来ているものの残尿感があるらしく

 トイレに何度も 汗汗

 

 エコー検査の結果

 尿が溜まっている様子はないとのこと OK

 炎症のせいで残尿感があるのでしょうと メモ

 お薬を頂いてきました 薬

 ご飯はもうずーっと前から

 「下部尿路ケア」のものにしているし

 トイレ掃除も気を付けてるんだけど汗

 

 あと、ストレスだなぁ 叫び

 キミ 右下矢印 が問題 ドンッ 

 

  おぉっと ガーン

 (いやいや、単にあくび中 ダウン

 

 なにしろ KY な ”ジジ” 黒猫

 こればっかりはなぁ ショボーン

 はい、トイレ掃除頑張ります 筋肉

 

 先日、ちゃーさんをシャンプー シャンプー

 とってもおりこうさんで洗わせてくれて

 抱っこでタオルドライ OK

 歯周病のため、よだれで

 口の周りを始め手足も汚れやすいのです 汗

 でも、食欲は大いにあって

 自分のウエットを食べた後

 他の子のカリカリも食べようとする DASH!

  (おそらく、認知症の気があって

   満腹中枢に難ありかな ダウン

   母も、先日会ったとたんに

  「お腹がペコペコなのよ」と あせる

  そういうトキの対応は義父で経験済み チョキ 

  でも、ネコには…効かないなぁ… 汗

 

 さて、さきほどは 目

 経由の

 典型お三毛の ”さら” 三毛猫 ぐぅぐぅ

 

 しばらくすると自分から退いてくれましたが

 ふと、右手方向を見ると 目

 どんな会話をしてるやら 笑い泣き

 

 みんなそれぞれ、色々ありますが

 まあまあ何とか無事に暮らしています OK

 感謝 お願いハート

 

 *** ***

 

 ちょこっとおしらせ ベル


    

 場所は、藤枝市高岡の藤枝江﨑書店です 本 音符

 いつもの通り ラブラブ 

 こんな感じでおこないます 合格

 よろしかったらおいでくださいませ 飛び出すハート

 

 

 

 窓からふんわりと

 キンモクセイが香ってきます 音譜

 ようやく、秋 もみじ

 

 ついこのあいだまで

 

 あつくて 汗

 あつくて 汗汗

 参っていたネコらも

 左から 龍馬 パンダ・ジジ 黒猫・みるく オッドアイ猫

 くっついて寝るようになりました 照れ

 

 PC前でも 目

 ただ、時々 バトル もやもや

 

 ツンデレさら 三毛猫 は、ネコにはキビシイ ピリピリ

 

 ちゃーさんは最近、買い物かごがお気に入り ラブラブ  

 りょりょ 毎朝のお決まり グッド!

 

 時々 お客様 爆笑

 「暫」みたいなポーズで固まってました 飛び出すハート

 前に来ていたこの子とおんなじ子かなぁ 

 

   ***  ***

 

 9月7日のブログで書いた

 ”本屋 すみれ” さん

 4月にオープンなさったばかりでしたが

 急きょ、移転されることになったそうです あせる

 そのため今はお忙しいことと思いますが

 POP UP SHOPを展開なさいます クラッカークラッカー 

 

 ベルベル

 10月17日(金)

 13:00~18:00

 10月18日(土)

 9:30~17:00

 御前崎市池新田の

 「フラワーショップ あきの」さん
@florist_akino
 (こちらでの開催は2回目とのこと)

 

 ベルベル

 10月29日(水)~29日(木)

 10:00~16:00

 森町向天方の「本と喫茶 畔」さん
@hontokissa_hotori

 お近くのかた、是非 ニコニコ

 

 

 

 

 先週、木下杢太郎記念館に行ったことを

 ちょこっと書いて…それきりでした メモ

 あらためて、と言っておきながら

 またしても旅日記は先送りであせるあせる

 今日は、杢太郎先生のエッセイと ”鳥の巣” のことを チョキ

 

 この本 右上矢印 にも入っている「僻郡記」に

 こんな箇所 右下矢印 があります。

 この作品は、杢太郎先生が…というより太田医師が

 昭和10年、赤十字社による宮城県の巡回診療に

 参加したときの記録です。

 先生はこの年1月仙台市に転居、それから約3ヶ月間

 タイトルからも推し測れるように、僻地の郡部に赴き

 診療や薬の処方をする一団に加わりました。

 (実はその前に、東北帝国大学附属医院院長として

  研究調査にもかかわっていらしたのですが)

 作品には、医療の面だけでなく文学の面での記述も

 多くあって、杢太郎先生が心惹かれていたものが

 細かく伝わってきます。

 農村の生活ぶり(それは困窮ぶりとも言えます)を

 長塚節の『土』を引用して描いたり

 文学仲間の作品の数々を紹介したり。

 それぞれの土地の人たちとの交流のようすも

 描かれていますが、その中に、診療会場の小学校で

 「鶯の巣」を見せられたエピソードがあります。

 その描写がp.41の2行目から書かれているのです。

 

 で、早速 DASH!

 この本 右下矢印 を出して来ましたヨ 本

 鳥の巣博士、鈴木まもる先生の力作チョキ

 ウグイスさんはこのページ 下差し

 ページのご紹介は

 まもる先生のお許しを頂いております OK 

 

 そのお許しを頂くためにメールをお送りすると

 杢太郎先生の記述をお読みになって

 まもる先生曰く

 「これは鶯さんではなく、エナガちゃん」と 叫び !!

 

 ウグイスさんのさえずりはお馴染みでも

 その巣は、というよりそもそも鳥の巣を

 ほとんど見たことがないはず…だから

 鳥の巣といえば聞いたことのあるウグイスのものと

 思い込んで、それがずっと伝わってしまったのでは

 ・・・よくあること。

 というのがまもる先生のご説明。

 

 で、エナガさんのページを見ると 下差し

 おぉぉ、納得 クラッカー

 

 杢太郎先生の記述

 「其表面に地衣(ちい)の小片を着せてある」の

 「地衣」を当初調べた時「菌類と藻類の複合体」

 とあって、ざっくりコケのようなものかなぁと

 勝手に解釈していました。

 まもる先生のご本には、ウグイスさんの巣にコケが

 付いているという説明はなく、あれ? とは

 思ったのですが、それよりも

 寒冷地仕様の「羽入り」が目に入ったものだから

 「やや大きな鳥の毛がはみ出して居る」

 と一致するじゃん ひらめき電球

 という何とも単純な思い込み ショボーン

 

 せっかくの『鳥の巣事典(?)』を

 しっかり読んでいなかった証拠だなぁ汗汗

 まもる先生、スミマセン

 そして、ありがとうございます 爆笑

 

 「僻郡記」にひときわ感じるのは

 地方農村の貧しさへの憂い

 そこに暮らす人々が示す明るさへの誠意

 若い頃から傾け続けている文学・絵画への情熱

 (このとき、杢太郎先生50歳)

 ・・・というようなまとめ方をお許し頂けるか

 分かりませんが・・・

 ご自身の信条を具体的なことばで強く訴える

 という形ではなく、取り上げる事柄そのものに

 思いを託す姿勢をとられたように感じます。

 (戦時下のためでもあるでしょうが)

 

 それは、絶筆となった

 『百花譜』の「やまゆり」昭和20年7月7日

 に書き込まれた「運勢たどたどし」もそう。

 ご自身の運勢について、とも

 日本の運勢を憂えているとも取れます。

 

 「すかんぽ」で

 思い出として、大切な人々に細かく言及し

 また、くどいほど可食植物の名を連ねたのも

 そこに込めた思いはいかばかりか。

 

 まだまだ入り口にしか立っていませんが

 杢太郎作品をしっかり読んで行きたいと

 思っています。

 伊東は最近とんでもないことで名を馳せてしまって

 とっても残念 ダウン

 杢太郎先生の故郷として

 もっともっと知られたいものです!!

 

 当初はそんなことを書く予定でしたが

 思いがけず、鳥の巣の勉強も出来て良かった。

 

 拙い文章ゆえ

 杢太郎先生の良さをちゃんと伝えられないのが

 なんとももどかしい 汗汗

 皆さま、是非読んでみてください。

 

 青空文庫は

 オリジナルの旧仮名遣いのものがほとんどですが

 (追記:旧仮名遣いの文章も趣があって

     私は好きです ラブラブ

 最初に紹介した文庫本や

 こちら 右下矢印 は新仮名遣いになっています。