奇跡の夜最終日から6日後。

2017年7月23日には、「グッドナイトToshl みんなで語ろう!「XJAPAN Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~」」として、Toshlさんのニコ生が放送されました。

 

ツアー中の疲労のせいか、この日のToshlさんは風邪で咳をしていて、頭痛もあるとのことでした。

そして放送中、視聴者からのメールに「洗脳星」の話題がありましたね。

 

メール:「Toshlさん、6日間本当にお疲れ様でした。今回の奇跡の夜最高に良かったです。

(略)すみれトークも何か愛が溢れるトークで。私的には洗脳星が一番受けました」

 

Toshl:洗脳星? 何それ。

(残りの文章をすべて読み上げてコメントした後で)

どうかな、この、洗脳星? どういうこと? これ。

(画面のコメントを読んで)「こりん星」「すみれ」

何かねー、YOSHIKIがすぐ脱線するからね。

(画面のコメントを読んで)「よっちゃん気に入ってた」

何かやたら気に入ってたね。あれいつからあんな話になったんだっけ、2日目だっけ。1日目だっけ、あれ。

 

この時はYOSHIKIさんの発言を嗜めるようなコメントもちらほらありましたが、「wwwwwwww」「いちゃいちゃうれしかった」「すみれ最高❤」「よっちゃんのために歌うとし君輝いている」「笑って話せるようになったからね!ってYOSHIKIが言ったの、ジーンときた」「よっちゃん最高w」などといった肯定的な声が多数派でした。

 

メールを送った方は東京ドームホテルDCに参加予定で、Toshlジュエリーゴールドも購入したとのことですので、それなりに熱意のあるファンだったようですね。

小6の娘もToshloveになった、との言葉もありました。

 

Toshlさんとしては、「ファンも喜んでるし、YOSHIKIも悪気はないんだから」ということで、良い方向に解釈しようとしたのかもしれません。

Toshlさんにとって 奇跡の夜は「本当に最高のライブ」であり、「自分的には史上最高のライブと言っても過言では」なかったことも大きかったと思われます(記事冒頭リンク先の言葉より)。

 

そしてToshlさんは、1月25日のYOSHIKI CHANNELの件(「洗脳に関してはToshlは先輩だからね(笑)。後輩になりたくねえ(笑)」「Toshl has a master degree of brainwashing.」等)は知らなかったのでしょう。

 

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「YOSHIKI CHANNEL」(2017年9月4日)

「8DAYS・2周年記念SP【DAY4】~

YOSHIKI&INORAN、シド、川畑要(CHEMISTRY)、ピエール中野(凛として時雨)生出演~」

 

この日のYOSHIKI CHANNELでは、Toshlさんのインスタグラムを「洗脳星」で荒らせという指令がありました。

この場にいたのは、上記ゲストと司会の奥浜レイラさんです。

(書き起こし部分の最後のほうでGEORGEさんも登場)

 

(ワインを飲みながらゲストのSNSを紹介する流れで)

YOSHIKI:(シドのメンバーたちのTwitterを)皆フォローするように。これ命令系なんで。

(略)

YOSHIKI:INORANのインスタグラムも面白い。

INORAN:荒らして下さい、もう。

YOSHIKI:荒らしましょう。全然関係ないけど、あのー、Toshlのインスタグラムも荒らして。洗・脳・系(笑)。

 

(INORANさんがYOSHIKIさんを止めようとする。他の人たちも苦笑い)

司会:YOSHIKIさん、これ、飲み会じゃなくて生放送です。

YOSHIKI:「洗脳星」にしよう。

だから、この前のX JAPANのコンサートの時、急にMCで、Toshl変なとこ行ってたからね、洗脳星行ってたでしょって言ったら、冥王星みたいなこと言ってさ、笑ってたからきっと、大丈夫だと思う(笑)。

司会:いやいやいや、それ言ってるのYOSHIKIさんだけですから。皆がそれで荒らしちゃったら……。

YOSHIKI:命令系、洗脳系、ヴィジュアル系。

 

紅白2017でYOSHIKIさんが洗脳星いじりをやった時。
同時配信の
YOSHIKI CHANNELで、奥浜レイラさんは笑った後「Toshlさん、結構いきましたね」「今YOSHIKIさんの口から洗脳星という言葉が出ました。凄いですね」と言ってましたが、空気を読んだ面もあったのでしょうか。

流石にこの時、「洗脳星」をToshlさんのインスタに書き込んだのは、1人くらいしかいませんでしたが。

私はすみれチャンネルの後でこの放送のことを知りました。

 

YOSHIKIさんは2017年4月7日(花占いの茶番劇の後)のYOSHIKI CHANNELでも、Toshlさんがエンドレスレコーディングで疲れている中、「ボーカル録り早く終わらせて」「次回はD♭があるから心の準備をしておくように」と書き込むようにファンに指令を出していましたね。

 

YOSHIKIさん曰く、「荒らしという名の愛情表現」(7月17日Toshlさんのニコ生ゲスト時の発言)だそうですが。

この時は書き込まれたコメント数が多かっただけでなく、それまでと比べて内容が内容だったので、不快感を示したToshlさんファンも少なくありませんでした。

 

「すみれ組幻想⑧」では、「私は「自分のせいで多大な負担をかけているのに、よくこんな茶化しができるな」と思いましたが、Toshlさんファンでも同様に感じた方が少なくなかったようですね。」と書きましたね。

このことがなければ、洗脳星コメントはもっと多かったのかもしれません。

 

「笑ってたからきっと、大丈夫だと思う(笑)」と言っていたYOSHIKIさんには、以下の記事を1000万回読んでほしいところです。

 

【いじりといじめの違い・境界線…「いじられキャラ」のストレス】

執筆者:大美賀直子(公認心理師・産業カウンセラー)

「All About 健康・医療」2019年4月22日

 

 

「いじられる側もそのキャラクターを演じることで、そのグループ内での自分の役割、居場所を認識することができます。そのため本人は多くの場合、「自分は笑われることで、みんなに話題を提供している」と思い込んでいます。しかし心の底では、「このキャラクターをやめたら、グループ内での存在価値が感が(ママ)なくなってしまうかもしれない」という不安を抱えているものです。」

 

この場にいたゲストたちも、本気でYOSHIKIさんを嗜める訳にもいかず、かといって便乗もできず、困惑したでしょう。

特に川畑要さんは、Mステ(3/31)と「UTAGE!」(9/14)でToshlさんと共演済みで(Toshlさんもニコ生で言及)、この日の放送でもToshlさんの歌声を絶賛していました。

 

「自分がこういうのは、シンガーになれて思ったのは、唯一無二の存在ですね。いないですね、やっぱり。

Toshlさんのような、あのレンジのままずっと色褪せないで、こう突き刺すように届いてくるってのは、本当に凄い人だなって。

自分も自分のキーに合わせないと、あのトップは出ないので、今は特にもう。

やっぱり凄いストーンってくる中に、すっごい色んな感情が突き刺さってくるのが、素晴らしい歌声だなと」

 

その後の10月18日には、川畑要さんがToshlさんのニコ生ゲスト出演することが発表されました。

https://www.instagram.com/p/BaYOihwnYpN/

 

私がYOSHIKIさんの行為を残酷だと言うのは、他の人々を共犯者にしてしまうからという理由も大きいです。

本来なら洗脳いじりなどしないような人やToshlさんの味方のはずの人でも、よく分からずに、若しくは抵抗できずに、便乗・傍観してしまうことがあるでしょう。

 

その時、いじられた側の苦痛は何倍にも膨らみ、他の人々への不信感も生まれるのではないでしょうか。

自分と交流がある相手なら尚のことです。

こうしたところにも「いじめ」との共通点を感じますね。

 

本題とは少し外れますが、今も特にV系界隈では、YOSHIKIさんとの関係を悪くする訳にはいかず、Toshlさんと距離を置かざるを得ない人々がいるのではないでしょうか。

 

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「YOSHIKI CHANNEL 2周年記念SP」(すみれチャンネル)(9月8日)

「8DAYS・2周年記念SP【DAY7・追加公演2日目】〜YOSHIKI&Toshl、江辺香織生出演〜」

【緊急決定】〜Toshl&YOSHIKI生出演〜 YOSHIKI CHANNEL 2周年記念SP

 

YOSHIKI PR事務局のプレスリリースでは、

「追加放送となる8日(金)は、7月にX JAPANとしてYOSHIKIと共に、初のアコースティックスタイルによるツアーを「奇跡」の大成功という形で成し遂げた盟友、Toshlが登場。ファンからも絶大な人気を誇る二人の独特な掛け合いは、見逃せない。」という宣伝文でした。

 

盟友とは、「かたい約束を結んだ友。同志」のこと(「goo国語辞書」より)。

ToshlさんとYOSHIKIさんの関係を「親友」と言う人もいますが、私が確認できた範囲では、本人たちは「友達」「幼馴染」としか言っていないようですね。

 

この日の放送では、YOSHIKIさんの口から「洗脳星」という言葉が5回も飛び出しました。

 

YOSHIKI(レコーディングについて)Toshlがいなかった、洗脳星に行ってた時。

Toshl:色んなところにね。

YOSHIKI:洗脳星に行ってた時には、ちょっと空いたけど空白が。それ以来ずっとやってて。

(略)

YOSHIKI:多分アルバム出たら、Toshl人生変わると思う。

Toshl:いやいやいや。僕は別に、ただ素材を提供させて貰ってるだけですから。

YOSHIKI:洗脳星から違う星に。

Toshl:それが好きだね、また。違う星に行った?

 

YOSHIKI:結構、鞭とか嫌いじゃないんで。

Toshl:鞭嫌いじゃない(笑)。何か持ってたね、最近ね。

YOSHIKI:昔さ、ツアーに持って行ったの。鞭を。

(略)

Toshl:まあまあ。鞭はあんまり持たないほうがいいと思うよ。

YOSHIKI:気持ちいいじゃん。バシーンって。

Toshl:まあまあ。気持ちいいんだ? あんまり鞭打ったことないから。打たれたことはあるけど。打ったことはないから。

(YOSHIKIさん、のけぞって爆笑する)

YOSHIKI:これから、洗脳星から冥王星から。

Toshl:冥王星から。

YOSHIKI:新たなスターウォーズのように俺たちは。

Toshl:行くよ。

YOSHIKI:違う星に今ね、スターウォーズの飛行機の中に今。

Toshl:いやー、嬉しいね。そういう前向きな話が聞けるとね。

 

YOSHIKI:でも、そういうすべての要素があって、例えば僕の場合は、YOSHIKIという人間が形成されている訳よ。お父さんが死んじゃったとか、色んなね。Toshlも色々あったじゃん。

Toshl:うん。

YOSHIKI:でも、最大のドラマは、この洗脳星のあたりから起こった訳じゃん。最大のドラマはね。

Toshl:ドラマがね。(苦笑して)

YOSHIKI:だから今までの、形成されてきたすべて無駄じゃないの。まあ、50年くらいかかったけど。

Toshl:かかったね。

YOSHIKI:やっと、世界に行くぞっていう風になったの。すべてを、やっぱりまあ、肯定するのは難しいけど、まあね、HIDEとか他界してしまったとかあったけど、それがすべてあってアルバムがこうやって完成して、俺たちは世界に行くんだと。そう考えると、すべてのことが形成されてることになってるって考えないと、やってられないんだよね。

Toshl:そうだね。やってらんないね。

YOSHIKI:そうなの。

Toshl:いやいやいや。(複雑そうな表情で)

YOSHIKI:だってロックバンドを形成される要素がすべてあるわけよ。例えばカレーだったら、調味料がないと言いカレーにならないじゃん。俺たちは、すべての調味料が入ったんだよ。

Toshl:入ったね。入れたね。

 

この頃になると、ツアーが終わっても続く「洗脳星」連呼に、苦痛を訴えるToshlさんファンが出てきました。

 

そして鞭に関してですが、Toshlさんが鞭打たれたというなら、殆どの人がHOHによる虐待だろうと想像が付くはずです(ネット上でもそう解釈した人が多数でした)。

だからYOSHIKIさんも爆笑した上で、また洗脳星の話題と繋げたのでしょう。

Toshlさんは気を使って話を合わせていましたが、このくだりも想像力の欠片も見られませんでしたね。

 

因みにマリリン・マンソン氏が訴えられている内容には、鞭による虐待もあります。

YOSHIKI CHANNEL(2017年9月9日)での清春さんとの対談では、マンソン氏の元彼女の誕生日パーティーにYOSHIKIさんが鞭を持っていったら受けたという発言もあったとか。

 

ニコ生の【香山リカ医院】「洗脳、詐欺、悪徳商法と闘う!被害者救済の第一人者、弁護士・紀藤正樹氏登場」(2014年11月11日)では、紀藤弁護士がHOH元会員の方から聞いた話を紹介していました。

 

元会員の方によると、Toshlさんへの暴力は金スマの再現VTRと比較して「あんなもんじゃなかった」。

 

忠実に再現すると俳優が危険なのと、罵倒も放送禁止用語ばかりなので、あの程度になったとのことでした。

紀藤弁護士によれば、『洗脳』もあまりに壮絶すぎて非現実的との印象を与えかねないので、出版社の判断でページ数がカットされたそうです。

 

この番組とは別件で詳細は未確認ですが、Toshlさんはhide memorial summit(2008年5月3日、4日)やX JAPAN東京ドーム公演の本番前にシャウト(フィードバック?)で声を嗄らされていたと、2014年以前にHOH元会員の方がニコ生で明かしたこともあるようですね。

 

YOSHIKIさんの発言に戻りますが、「すべてをf肯定するのは難しい」「そう考えないとやってられない」と留保しつつも、Toshlさんのカルト被害まで意味があったかのように言うのは、認知的不協和だけでなく自己保身を感じます。

洗脳に追いやった原因の一つでもあるYOSHIKIさんの責任を軽減できるからですね。

 

音に妥協しなかったことは肯定していても、モラハラ・パワハラレコーディングまで全肯定している訳ではないでしょうけれど、後者の範囲をどれだけ広く取っているのか、批判的に見ることができているのかは疑問です。

 

私は前回記事で、無理なレコーディングがなければX JAPANの活動停滞や解散もなく、世界進出にもプラスになったのではないかと書きました。

 

しかし、YOSHIKIさんからすれば解散はToshlさんの洗脳のせい(更には洗脳されたのも本人の能力不足と精神的な弱さのせい)だから、やはり自分のやり方は間違っていなかったということになるのでしょうか。

 

流石にまったく関係なかったとは思っていないでしょうけれど、自分に都合良く現実を捻じ曲げる中で、いつしか虚構を現実と思い込むようになっていないかが気になります。

 

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なお、この10日後の「MUSIC STATION ウルトラFES 2017」(9月18日)では、YOSHIKIさんが単独出演で「Forever Love」を演奏しました。

 

【YOSHIKI オーケストラと共に番組のラストを飾る!『ウルトラ FES 2017』だけの特別な「Forever Love」】

「YOSHIKI PR事務局」(2017年9月16日 13:00分)

 

【YOSHIKI オーケストラをバックに、10時間超「ウルトラFES2017」のラストを飾る!術後初となる音楽番組出演で『復活』への第1歩!】

「YOSHIKI PR事務局」(2017年9月19日 16:22分)

 

「ボーカルの入らないインストの楽曲が同特番のトリを飾ったのは、今日のYOSHIKIのパフォーマンスが初となった。」

「今回のパフォーマンスとスペシャルならではの演出に、感動し絶賛するコメントが続出。見る人の涙を誘ったその感動的なステージは、特番に相応しい、YOSHIKIだからこそなせる堂々たるラストであった。」

 

公式やYOSHIKIさん自身が提示するYOSHIKIさん像は、まるで「メアリー・スー」(作者の理想や願望が投影された、痛いオリジナルキャラクター)に見えますね。

 

この時は「アコースティックでいいのにどうしてバンドで出ないんだ」というX JAPANファンの声も上がっていました。

今考えれば、奇跡の夜で自分の存在感が薄まることに危機感を覚えたYOSHIKIさんによる、概念Xへの布石とも取れそうです。

 

同じくYOSHIKIさん単独出演となったルナフェス2018(6月24日)を思い出しますね。
 

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「しゃべくり007 SP」(12月4日 日本テレビ系列)

 

この番組の放送前には、YOSHIKIさんがToshlさんを「洗脳の専門家」と言っている番組予告が、大きいテロップ付きで何度も流されました。

 

ToshlさんはHOH時代に、MASAYAの命令で日本テレビを名誉毀損で訴えていたため、現在も日本テレビは出禁です。

「Blue verse」れいこさんの影響で、YOSHIKIさんがToshlさんの出禁を解くために出演したのだと言っていたToshlさんファンもいましたね。

今はそうした人は皆無でしょうけれど。

 

関連記事を4つ紹介します。

 

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スタジオでToshlと話している写真も公開され、幼少期からの長い付き合いであるToshlの話に。YOSHIKIは「最近ギャグで"洗脳星"って呼んでる。"洗脳星"に行って帰ってきて」とToshlの洗脳騒動をいじっていることを笑いながら明かし、しゃべくりメンバーが「いじらないのかと思った」と驚くと、「いじれるようになったということ」と話した。

 

また、「最近疲れていてパワースポットに行くようになった。そういうところに頻繁に行くようになったので、俺大丈夫かなと」と自分のことを心配していると告白。そして、「一応彼は"洗脳の専門家"。『俺大丈夫かな?』って聞いたら『まだ大丈夫じゃない?』」とToshlに相談したエピソードも披露し、「何でも話せるっていうことですね」と聞かれると「そうですね」と返した。

 

YOSHIKIのToshlイジリに、しゃべくりメンバーは爆笑。SNS上でも「ToshI=洗脳の専門家が一番笑えた」「洗脳星でめちゃ笑う YOSHIKI面白いなあ」「YOSHIKIさんのToshiさんイジりがスゴい~笑」「YOSHIKIからTOSHIの洗脳ネタ話が出るとは」「洗脳の件でToshiをいじれるのって長年の付き合いだからこそ」などと話題を呼んでいる。

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【YOSHIKI、Toshlの洗脳騒動"いじれるように"「洗脳星」「洗脳の専門家」】

「マイナビニュース」(2017年12月4日 23:38)

 

 

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その中で、YOSHIKIさんとToshIさんが向かい合って座っている写真を見た有田哲平さんから、「この時は、何を話していたんですか?」との質問が。

すると、YOSHIKIさんの口から驚きの言葉が飛び出したのです!

一度、『X JAPAN』って解散しているんですね。

ToshIがなんというか、洗脳…ギャグで『洗脳星(せんのうせい)』って呼んでいるんですけど。

『洗脳星』に行って帰ってきて、そういう話を。

                 しゃべくり007 ─より引用

(略)さらに、YOSHIKIさんはToshIさんのことを『洗脳の専門家』とイジり、「最近、パワースポットによく行くようになったんだけど、俺、大丈夫かな」と相談したと語りました。

YOSHIKIさんが語ったエピソードに、スタジオは爆笑!ちなみに、ToshIさんの返答は「まだ大丈夫じゃない?」というものだったといいます。

 

「もう何でも話せる」というYOSHIKIさんとToshIさん。2人の関係性を知った視聴者から、コメントが寄せられています。

 

・これはYOSHIKIさんにしかいえない!面白いなぁ。

・2人の間では、もう思い出になっているんですね。和みました。

・ToshIさんのことをネタにするYOSHIKIさんは大好きです。乗り越えたんだなぁ、と感じます。

 

周りからすると詳細を聞きにくい内容に思える話も、YOSHIKIさんとToshIさんの間では、すっかり笑い話になっているのですね。

YOSHIKIさんのイジりに笑ってしまうと共に、2人の絆の強さが垣間見えるエピソードでした。

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※「一度、『X JAPAN』って解散しているんですね。ToshIがなんというか、洗脳…」のくだりは、「X JAPANが解散したのはToshlが洗脳されたせい」という主張ですね。

YOSHIKIさんのバラエティー出演は、「解散原因をToshlに責任転嫁」「Toshlへの洗脳いじり」という2つの問題を広めました。

 

【「洗脳星から帰ってきた」ToshIの『洗脳騒動』をYOSHIKIがイジり倒す!】

「grape」(2017年12月5日)

 

 

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これには、視聴者も驚いた様子で、SNS上には「良かった、笑って話せる時が来たのか」「ネタに出来るくらいなら洗脳もとけてそう」「YOSHIKIも丸くなってかわいい」「でも化け物アゴ男っていじると怒るかも」などとファン内外から喜びのコメントが溢れた。

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【YOSHIKIがToshIの”洗脳イジリ”解禁もいまだに絶対NGの「触れられたくない話」】

(「デイリーニュースオンライン」2017年12月5日 20:05)

 

 

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これが世界的アーティストの感性なのか、もしくはただの天然なのか・・・トーク中に飛び出した爆笑ワードも次々とSNSのトレンド入り。

 

(略)ファンのみならず、番組視聴者からの反響も大きく、また「品が良くてしかもこんなにおもしろい人だと思わなかった」など、トークバラエティだからこそ見ることのできたYOSHIKIの素顔に好感を持った人も多かったようで、「存在感、オーラがすごい」と、番組冒頭しゃべくりメンバーも思わず口にしたそのYOSHIKIの姿と、そこから飛び出す言葉とのギャップにハマる人が続出!

 

(略)常人には理解し難い世界的アーティストらしい答えが並び、「さすがYOSHIKI」と、SNS上には多くの絶賛コメントが飛び交った。

 

12月13日に発売されるX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」のBlu-ray&DVDのプロモーションで、今回実に8年ぶりとなるトークバラエティ出演となったYOSHIKI。

これまでX JAPANが歩んできた壮絶な道のり、そしてYOSHIKIという人間を包み隠さずさらけ出した真実の物語。ファンならずとも必見だ。

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【YOSHIKI 8年ぶりのトークバラエティ「しゃべくり007」出演でNG無しの爆笑トークとカリスマオーラとの“ギャップ”にドはまりする人続出!SNSトレンドランキング1位!更に驚異の高視聴率!!】

「YOSHIKI CHANNELブロマガ」(2017年12月7日 20:00)

 

 

最後の記事については、エキサイトミュージックで配信された「YOSHIKI、8年ぶりのトークバラエティ『しゃべくり007』出演が“ギャップ萌え”の大反響」(12月5日 16:00)を先に読みました。
 

「『We Are X』の宣伝付きだし、『世界的アーティストの感性』『世界的アーティストらしい答え』というワードのチョイスや、視聴者の絶賛コメントを紹介しているところに既視感があるな」と思ったら、案の定公式発でしたね。

 

YOSHIKI PR事務局ではなく、YOSHIKI CHANNEのブロマガですが。

洗脳いじりには言及してませんが、「YOSHIKIという人間を包み隠さずさらけ出した真実の物語」という『We Are X』評には突っ込みどころがありますね。

 

他にも「しゃべくり007」放送後には洗脳いじりを称賛する記事が大量にアップされ、ニュースサイトやSNSなどによって広く拡散されました。

 

「YOSHIKI、ToshIの洗脳騒動「イジれるようになった」と告白」

(「スポーツ報知」2017年12月5日 07:53)

「YOSHIKI「ピアノは持ち歩く」「Toshlは洗脳の専門家」しゃべくりでの出演が大反響!」

(「秒刊SUNDAY」2017年12月5日 08:20)

「X JAPAN・YOSHIKIの「NGなし」発言に視聴者絶賛 「ToshIは洗脳の専門家」」

(「しらべぇ」2017年12月5日 09:00)

「X JAPAN YOSHIKI、最近の“Toshlイジリ”を告白 「洗脳星に行って帰ってきた」」

(「リアルサウンド」2017年12月5日 11:50)

 

公式であるYOSHIKI mobileのアーカイブにも、洗脳いじり称賛記事を宣伝していた記録が残っています。

https://yoshiki-mobile.jp/archives/1413

https://yoshiki-mobile.jp/archives/1441

 

情報が古いせいか一覧からは消えているようですが、下記で単語を検索すると出てきます。

https://yoshiki-mobile.jp/archives/

 

堂々と載せていたということは、スタッフもYOSHIKIさんを止めなかったのでしょうね。

発言をカットするどころか面白がって予告でも強調した番組、美化したマスコミやファン、視聴者たちにも呆れました。

 

その後、「しゃべくり007神回」として2018年4月7日(土)の16:00~17:00に再放送されましたが、Toshlさんの部分はそのままでしたね。

 

2020年4月20日の「しゃべくり007 2時間SP ~大スター名場面!!YOSHIKI&志村けん&マツコ 他~」では、Toshlさんの部分はありませんでした。

 

 

 

※「しゃべくり007」(2017年12月4日放送 日本テレビ系列)より引用。

 

「洗脳いじり」シリーズは全4回の予定でしたが、全5回か6回になりそうです。