これは5年前に書いた記事だ

今ではウェポナイズというのは一般的にも使われており、特に中国共産党の「なにもかもをウェポナイズする節操の無さ」は広く認識され始めている

それは「机と椅子以外の四本脚のものは全部食べちゃう」と評された中国人そのものの節操の無さに起因していて笑っちゃう

それと似て非なるのはイスラエルだ

4方を敵に囲まれいつ民族ごと擦り潰されてもおかしくないイスラエルが、人質にとられた自国民すらも「敵勢力殲滅の為の戦争道具」としてウェポナイズしているのは戦慄する

人質が解放されて戦争の大義名分が無くなり、1番困るのがイスラエルだという笑えない現実がある

 

日本という国と国民の、なんと脳天気でボンヤリしていることか…………😩

北朝鮮に国民を拉致されて人質にされたまま何十年?

 

 

 

2019年12月06日

 

人道支援という名の戦争

ワタシは以前

「ウェポナイズ」という考え方について書いたと思う

戦争の武器として使われるのは銃やミサイルや戦車ばかりではない

情報や食糧や水は勿論、関税や映画や医療もまた

「ウェポナイズ」

という思考のもとに「武器化」されているのだ

貿易戦争や通貨戦争は時に通常の戦争よりも国家を弱らせる

 

韓国は長年「教育」ですらウェポナイズして日本を激しく攻撃している敵国だと言える

 

そしてそれらは、容易に通常武器での攻撃とリンクする

 

だからウェポナイズ化された非戦闘武器で戦う人間は、いつ、通常武器で攻撃されるかわからないのだ。

 

 

今回、日本人医師が狙われ、射殺された

対立組織にしてみれば、彼がしていた人道支援そのものが

「人道支援をウェポナイズ化して多大な効果をあげている」

とみなし、敵であると判断したからこそ日本人医師を攻撃したのだ

戦争に正しいも正しくないも、愚かも愚かでないも無い

そこにあるのは勝つ為にどうするかだけだ

 

今回の殺害の結果、実行勢力が現地での支持を亡くし、憎まれて更に窮地に追い込まれるかどうかは知らぬが、それは司令官が作戦を誤ったという事にすぎない

 

戦闘地域では総ての善いこと悪いこと普通のこと……

全部が否応なしに戦争に絡み、意味を持ってしまう

 

人道支援や医療行為はとても大きな要因であること

どちらかの勢力に、より、利益をもたらす可能性の高い行為であること

勿論、日本人医師もその事は十分承知していたからこそ護衛をつけていたのだろう

 

戦闘地域で活動をするということは、その行為の崇高さや気高さとはまるで無関係に

「自動的に戦争の一部に参加している」

事に他ならない

 

知っておかねばならない事だ

 

言うなれば彼は

「人を救うための戦争をしに戦地に赴き、結果、そこで戦死した」

という事になる

 

日本は「ウェポナイズ化されたイランやサウジアラビアの石油」を買う事で、自動的に中東の紛争や対立に参加している

 

戦争の当事国なのだ

戦争の当事国の憲法が戦争をしないできないと決めている

極めて不誠実で身勝手だと謗られるのは当然だとは思わないか?