【株主優待】利上げ後の相場になってから考えること | ねこかぶ日記

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市場の予想通りに日銀は利上げ。もうひとつ注目していた国債の買い付けの削減幅。こちらも市場の予想通りだったのでサプライズは起こらず相場も上がっていました。

 

相場は不確定な要素があるとそれが明らかになるまでは崩れるもの。また、結果が市場の予想通りだと上昇。予想以上に悪いとネガティブなサプライズで下がります。今日の動きを見ると、市場の予想通りだったので上昇した感じでしょうか。何はともわれ短期的においての変動は市場の予想を超えるか、超えないかですね。

 

●円ドル 5年チャート
 

利上げはまだ0.25%程度なので、それほど市場に大きなインパクトはおきないことを願います。複数回、利上げをしてきてからが本番。相場にもインパクトを与えてくると思います。そういう目線で見れば、今はまだ入り口。

 

今回の利上げと今後の利上げ観測で、円ドルは一気に円高に戻しました。円キャリの巻き戻しがこれから起こるか、または利上げしたとしても米国との金利差は大きいので、落ち着けば円安トレンドが再開する可能性も見ておきたいと思います。

 

ここしばらく日本の金利が低い状況なので、プロの方々は投資するために安い円で資金を調達して、円を売って他国通貨にして投資をするので円安。


リスクオフになれば手仕舞いして自国の通貨に戻すので、調達した円を返済するため、買い戻すので円高。


また、緩和量が多いので為替差は大方、金利差と緩和差で決まります。そのため今回の円高は別の理由も組み合わさり、金利差が少し減るため先を見越して円高に振れていることもあります。その際は、株を売って量を減らしますので株は下がります。


今後の金利そのものは予想をしても意味はないので、どちらに振れてもいいように持ち株を考えたいと思います。

 

日本の利上げ動向については日銀の方向性が見えたので、これから気にするのは米国相場。大統領選挙などのイベントや、指標を見ると個人消費などは落ち着いてきてインフレは少し収まってきました。しかし地政学の方は不安定。

 

 

 

ブログを拝見していると米国株で儲かりましたとメモする記事が増えていました。これは個人的には短期的な売りの大事なシグナル。不況に対して緩和でバブったところにコロナ禍でさらに緩和。ここ最近は対中国との競争の影響でAIバブルも起きて米国株の上昇が長期化しています。


この結果はソフトランディングを願いますが、念のため量は減らして備えています。

 

短期的には利上げの期待で上げ下げしていた金融株などは方向が確定。一方、不動産株は下がりやすい相場。


だいぶ先の話のたらればですが、利上げが少しづつ続いていくとすると、債券価格が下がり、財務の悪い銀行や国債にいれこんでいる銀行から財務が悪くなり、銀行合併などの話も出てくる時期がくるかと思います。そうなると金融株もグラグラする局面がくるでしょうか。


今しばらくは経済イベントの消化を見ながら、ゴールドの買い増しや大きく落ちた株などを拾いながらキャッシュ高めにして秋相場に備えて静観予定。今日もお疲れさまでした。