●円ドル 5年チャート
円ドルは38年ぶりのレートへ。過去に何回かメモしたようなかたちで160円台をつけました。昨年の後半のマネー誌やウェブ記事を見ていると、今年は年初から円高になると予測されていた経済評論家の方々も結構いました。相場は思った通りには動かないですね。
金融市場が拡大してしまったので、最近の為替は実需よりも二国間の金融緩和量と金利差で大方決まります。それを見ておけば、日銀が利上げや金融緩和を絞るか、米国が利下げしないと円高トレンドは一時的なものになりやすいです。
これからも神のみぞ知るですが、次は円安トレンドの170円も見ておきつつ、日銀の利上げで円キャリが巻き戻して円高にふれることも考えておきたいです。ひとつに決めつけずにいくつかシナリオをおいて、こうなったらこうすると決めておけば安心です。為替に限らず株式投資はいつもそのように考えています。
▼為替 過去メモ
●ELI LILLY & CO 5年チャート
製薬会社のイーライリリーからも次回の配当のお知らせがありました。1株あたり1.3ドル。米国株はヘルスケアセクターが安心して長く持てる株が多いです。こちらは減量薬が好調に推移しており保有してから株価も5倍ほどになりました。製薬業界は世界での戦いになります。その視点でみると規模的に日本の製薬会社は小型株になるので、日本株はとがった大塚ＨＤだけを保有して、他は海外株を中心に持っています。
来月早々に新札が発行されます。日本は、たんす預金が多い国と言われてますが、少しはその預金も表に出てきそうです。インフレも進んでいるので現金で持っているだけですと資産は減少します。
個人的に長年にわたり、日本株より米国株の方が多いＰＦでやってますが、株だけではなく円ドルの動きを見ていても、円だけで資産を固めているリスクを感じます。海外株や円以外の為替も一部は持っておいた方が安全な気がするこの頃です。
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●出所 内閣府
21日に決定された「政府の経済財政運営と改革の基本方針」を読んでいました。こちらから日本経済の状況とこれから国が目指す方向がわかります。実現が難しいものも見えますが、国がどういう方向に進もうとしているかを知っておくと、投資にも生活にも役立つと思います。
●出所 内閣府
規制緩和もあらゆる面で進みそうです。規制が緩和されると今までの岩盤が崩れて、そこに大きな市場が生まれます。そこで活躍する企業も出てきます。項目を見ながら色々と考えていきたいと思います。
