【株メモ個別】企業の成長段階で立ち位置が変わる小売株 | ねこかぶ日記

ねこかぶ日記

ご覧いただきありがとうございます♪
おさんぽ、買いもの、美味、読書…日々の出来事とともに株式投資や株主優待、ふるさと納税を楽しむ ねこ好きのブログです。

 
師走は忘年会のシーズン。コロナ禍でしばらく止まっていた忘年会をする雰囲気も少しづつ回復してきてるのがわかります。会社としてよりも、プライベートの忘年会の方が戻っているのでしょうね。今年はどこの飲食店の前を歩いていても混んでるように思います。

12月の今頃といえば個人的には忘年会よりも新しい「四季報」。来年に向けて新たな銘柄と出会いがあるといいですねー。

 

ふるさと納税品も届き始めました。静岡県焼津市からは「天然マグロのたたき」が到着。解凍するだけですぐに食べられるので便利です。美味しくいただきます。

 


 

さて、メガネスーパーを展開するビジョナリーHDの第2四半期の決算発表がありました。

連結経常損益は5.5億円の黒字、連結経常利益は前年同期比2.3倍の3.1億円に急拡大。黒転が二四半期続けられてたので、まずは最悪期は乗り越えたようです。

 

株価も120円代から徐々に上昇しつつあります。こちらの企業再建の動きを見ていると、小売りの店舗網を再生させていく過程が見て取れて勉強になります。

 

再建をすすめるにあたり、店舗の統廃合を進行中。他の眼鏡屋と差別化するため、高級化を狙った次世代型の店舗へ移行。その矢先にコロナ禍に突入して売上減少になりながらも、こつこつと再編をすすめております。メガネの客単価も次世代型店舗ですと6000円ほどあがっているのが見て取れます。価格は商品だけではなく店舗とともに作っていくのですね。

 

出所:ビジョナリーHD IR

最近では異業種との連携店やロードサイドにドトールとの併設店なども出店。一方で、ネット通販によるコンタクト便などストック型も徐々に広げているようです。地味株かつ再建中企業なので、四半期決算の発表の時くらいしか気づかれません。まだしばらく様子を見ていきたいと思います。

 

▼ビジョナリーHDの過去メモ

 

 

【今週の主な取引あれこれ】
先日、こちらにメモした通りエリアリンクを買い増しました。

 


 

あわせてイオンモールを買いました。人が動くようになればモールの利用客は増えてきます。こちらは日本だけではなく海外に出店し成長中。海外は中国だけではなく東南アジアにも展開している点がいいですね。

 

第2四半期の決算資料を見ていても、一時休業期間中の固定費等は、新型コロナウイルス感染症による損失として17億円を営業原価から特別損失に振替計上。老朽化した一部施設のスクラップ&ビルド決議により、減損損失17億円、店舗閉鎖損失引当金繰入額20億円を特別損失に計上。落とせるものはどんどん特損で落としている状況です。これからの成長が楽しみです。