皆さん、こんにちは。
猫舌です。
昨日、2月4日は 「World Cancer Day」
世界対がんデー でした。
週末から昨日にかけて
東京では魅力的なセミナーやイベントが目白押しでしたね。
とっても行きたかったのですが
さすがにそうも簡単に東京には行けず
東京だけじゃなくて、全国各地でこのようなイベントが開催されると、
もっと多くの方が参加できるのになぁ・・・
と、常々思う、田舎者のわたくし
参加された皆さんのSNSで様子を拝見し
すばらしいイベント・セミナーであったことが伝わりました。
夜のニュース番組でも
がんと就労について取り上げていたり
がんを正しく知ることが
生きやすい社会になることが浸透すればいいな。
そんな中、2月3日(日)の中日新聞に
我が同志・さゆりさんの記事が掲載されました!
2月3日(日) 中日新聞 一面
がん患者つながろう 治療の情報 地域格差埋めたい
「中日新聞 がん患者つながろう」 と検索すると
ネットでもご覧頂けます。
すでに、お気づきの方も多いと思いますが
私のブログに登場する「犬舌さん」がさゆりさんなのです。
「なんで犬舌さんて名前なの?」
とよく質問されるのですが
さゆりさんは大の犬好きで
かわいいわんこを飼っていらっしゃいます。
わしも犬派だけど、「猫舌」にしちゃったので(笑)
(好きな動物はトラだけどね~)
じゃあ、さゆりさんは「犬舌」でと
(なんて安易な発想なのだ)
私達の出会いは2015年の秋。
愛知県がんセンター中央病院の9階東病棟。
個室だけの病棟なので、いろんながん種の患者さんがいました。
私はここに7ヶ月も入院(居座った・笑)していたのですが
個室病棟だったこともあり、比較的高齢の患者さんが多い中、
さゆりさんが入院してきて、同世代の女性が入院してきたなと
気になっていたんです。
すでに、私はとなりの病室に入院していた「マダム」と仲良くしていただいており
さゆりさんとも仲良くなるにはそんなに時間はかかりませんでした。
当時の私は、まだ顔も腫れていたし、うまく話せないし、
しょっちゅう吸引しないといけなかったし、
ごはんは鼻のチューブから2時間かかるし、
放射線治療の副作用がしんどいし・・・
本当に大変な時期でした。
そんな時に、マダムとさゆりさんに出会って
一緒に時間を過ごすことが楽しみになりました。
気兼ねなく本音で語れる仲間ができ、
自分の病気を受け入れ
前向きに踏み出す勇気をもらえました。
毎晩、三人で談話室でおしゃべりを楽しむ姿を
となりの病棟の看護師長さんが目撃し
「女子会やってる!」と話題になったことも(笑)
個室病棟で、患者がこんなに親しくなるのは珍しいそうです。
今でも、誰かが入院すると必ず病室に三人で集まるのが恒例。
もはや、病棟の看護師さんも、笑って迎えてくれます。
マダムからはいつも大切な事を学ばせていただいています。
私とさゆりさんはマダムから受けたバトンを
次に繋ぐのが使命だと思っております。
さゆりさんの記事の掲載が2月3日(日)
ちょうど、私の連載第22回が2月5日(火)の予定だったので
担当の安藤さんからのご提案で、
当初予定していた記事を差し替えて、さゆりさんについて書きました。
2月5日(火) 中日新聞・連載 舌はないけど
第22回 仲間は特効薬 同じ方向見て歩く幸せ
「中日新聞 医療 舌はないけど」 と検索すると
ネットでもご覧いただけます。
本当に、辛かった時に素晴らしい仲間に出会えたこと
奇跡のような出会いでした。
この出会いがなかったら、
今のように前向きには生きられなかったかもしれません。
マダムやさゆりさんの姿を見せてもらえたから
後に続くことができました。
「大丈夫よ!」
マダムがかけてくれた言葉が
私とさゆりさんをここまで連れてきてくれた。
仲間との出会いに、本当に感謝しています。
2月5日(火)今朝の東海ラジオ「小島一宏 モーニングッド」
8時台のコメンテーターズコラムで
安藤さんがさゆりさんの記事についてお話されました。
radiko(ラジコ)で聞けますのでぜひ!
8時16分頃からの放送ですよ!