万博切手・・・ラサールカイマ・イエメンアラブ共和国・イエメン王国 | ねこじゃらし・Kの懐かし処

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外国の「EXPO'70 日本万国博覧会(’70大阪万博)記念切手」

’70大阪万博記念切手、中でも土侯国切手(どこうこくきって)と呼ばれるものにはわたし好みの綺麗で嬉しくなるものがいっぱい・・・

先日貰ったこれもその一つ・・・
アラブ首長国連邦の首長国の一つSHARJAH(シャールジャ)
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ポチしたこれもそうです・・・
アラブ首長国連邦の首長国の一つUMM Al QIWAIN(ウンム・アル=カイワイン)
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土侯国切手(どこうこくきって)とは、1960年代から1970年代にかけて郵便に使用する目的でなく、切手収集家目的に濫発された郵便切手に対する総称である。アラブ土侯国切手と呼称される場合もある。
主な土侯国として現在ではアラブ首長国連邦を構成する7つの首長国のうち5つで発行していたが、他にも北イエメン(1962年に共和政移行)の国王派ゲリラや南イエメンの首長国(いずれも現在のイエメンに統合)も入る場合がある。現在、アラブ首長国を構成するのはアジュマーン(アジマン)、アブダビ、ウンム・アル=カイワイン(ウムアルキワイン)、シャールジャ、ドバイ、フジャイラ、ラアス・アル=ハイマ(ラサールカイマ)
であるが、1964年ごろからアラブ首長国連邦の成立する1972年ごろまで各首長国による切手発行が行われていた。首長国のうち、アブダビとドバイは石油産出国のため財政が豊かで切手も実用的な範囲で発行されていたが、そのほかの首長国は石油が産出せず生産性が低い農業と漁業しか産業がなかったため、切手販売による現金収入目当てに、世界各国の切手収集家を狙ってすさまじい種類の切手を粗造濫発した。そのため世界中に大量の土侯国切手が流通した。

土侯国切手の題材として、当地の文物や風景が登場することがほとんどなく、世界中の収集家に受け入れられるように、世界各国の動物や植物、著名な風景や絵画、そしてオリンピックやアポロ計画、日本万国博覧会などをテーマにした切手を濫発していた。その結果、日本でも1970年代の切手ブームの時には、同じく格安で販売されていた東欧の社会主義国の切手とともに駄菓子屋の景品として挿入されることが多かった。
最終的に1972年限りで発行が終了したが、契約が終了する直前に切手発行エージェントが小型サイズの切手を濫発した。1960年代から1970年代にかけて発行された土侯国切手は8,000種類以上にのぼる。なお、前述のようにイエメンの首長国が発行した切手や、クウェート政府の許可をとらずに大阪の日本万国博覧会会場で販売された似非切手も土侯国切手と呼ばれることがある。
(Wikipediaより抜粋)

新たにポチした・・・

アラブ首長国連邦の首長国の一つRAS AL KHIMA(ラサールカイマ)の小型切手シート
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YEMEN ARAB REPUBLIC(イエメン・アラブ共和国)の小型切手シート 目打なし
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THE MUTAWAKELITE KINGDOM OF YEMEN (イエメン王国)金箔小型シート
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イエメン王国とイエメン・アラブ共和国
イエメン・ムタワッキリテ王国、通称イエメン王国は、1918年から1962年までの間、現在のイエメン北部に存在した国家。首都は当初タイズにあり、後にサナアに遷った。
1947年9月30日に国際連合に加盟した際、イエメン王国はイエメン(Yemen)を代表する国家として加入した。これは、当時イエメン王国がイエメンを名乗る唯一の国家として存在していた為である。ただし、王国崩壊後に成立したイエメン・アラブ共和国(Yemen Arab Republic)は、南イエメンがイエメンを名乗る別個の国家として独立したことで、相対的に北イエメンと通称されるようになった。その影響から、今日ではイエメン王国を、イエメン・アラブ共和国から歴史的に遡及して、北イエメンと称することもある。
(Wikipediaより抜粋)

1970年当時、イエメン王国(The Mutawakelite Kingdom of Yemen )と表記されたものは国自体が存在していなかった為切手の価値は無くラベル扱いされていたようです・・・でもわたし的には堪らなく魅力の一品です!

おまけ・・・

こんなシリーズも当時出ていたようで、ポチってしまいました。(;^_^)

小型切手シートのみ見本印刷(↑に載せてあるのが本物)でそれ以外が本物の切手
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これもYEMEN ARAB REPUBLIC(イエメン・アラブ共和国)
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’70大阪万博もの集めるなら切手がお手頃です( ⌒ ー ⌒;)