静岡県磐田市見付
旧見付学校の一番上の5階は時を告げる「太鼓楼」で、見付を一望できます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/de/ae/j/o0350026214444415173.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/39/cd/j/o0316043614444415190.jpg?caw=800)
この太鼓一階に展示してあるんですが、実はこの太鼓・・・
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/a2/5c/j/o0400030014444415205.jpg?caw=800)
「伝酒井之太鼓」と言いまして、三方原の戦いに敗れた徳川家康が浜松城に逃げ込んだ時、迫ってくる武田軍に城中を守っていた酒井左衛門尉忠次が一か八かの作戦を思いつき、城門を開いて篝火を焚き力いっぱいこの太鼓を打ち鳴らして威勢示し、徳川軍の秘策と思わせ武田軍を追い払い家康の窮地を救ったとされている太鼓です。
明治維新の時浜松の板屋町にこの太鼓が払い下げられて、祭り等のお囃子に使われていたのを見付の町民が買い受け、見付学校の開校の時に寄付したそうです。
その後、見付天神社で「開運太鼓」として長年使用されてましたが、平成9年に旧見付学校の資料としてここの戻ってきたそうです。
ボランティアの方によりますと、当時この太鼓を所持していた板屋町の有力者は簡単に譲ってくれたそうで何故に譲ってくれたのか今でも驚いているようです。今現在浜松市から譲ってもらいたいと打診がきてるそうです。
まさかこんな由緒ある太鼓がここに有るとは全然知りませんでした。ボランティアの方の話を聞かなければ素通りしてたかもしれません。
明治中期の四ツ丸時計(アメリカ・イングラハム社製)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/07/29/j/o0350026214444415223.jpg?caw=800)
ボーンボーンと今でも明治の音で時を刻みます。
昔使った教具類
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/3c/3a/j/o0400030014444415242.jpg?caw=800)
終戦直後の「すみぬり教科書」
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/bb/78/j/o0560041814444415262.jpg?caw=800)
その他、こんな物も寄贈されて展示されてました。
マッチのラベル
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/f2/d4/j/o0400030014444415278.jpg?caw=800)
明治のたばこ
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/c4/8f/j/o0198036414444415293.jpg?caw=800)
昔の玩具
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/2c/7b/j/o0400030014444415310.jpg?caw=800)
昔の雑誌
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/20/nekojarashik2/bc/d6/j/o0400030014444415323.jpg?caw=800)
まだまだ色々なものが展示されてますが・・・近くにお立ち寄りの節には是非覗いて確かめてくださいませ。
この後見付の町の中を探索・・・もう少し見付続きます。