ライについてのご報告。 | 秋葉原のねこ・JaLaLaのブログ

ライについてのご報告。

いつもねこ・JaLaLaをご愛顧頂きありがとうございます。

 

本日はライについてのご報告です。

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ライは現在14歳と7カ月になります。

昨年の夏ころより緩やかに体重が減っていったと同時に、耳鼻器官の不調、

呼吸器系の症状(咳のようなものや呼吸音)が目立つようになりました。

 

ここ数か月の体重の減少度合いがかなり心配であったため、

いつもお世話になっている東京大学付属動物医療センターにて8月末に

血液検査・CT・細胞診(外注)をして頂きました。

 

CT検査によってわかったのは、

硬口蓋が肥厚し鼻腔が狭くなっていること(このことが呼吸のブーブー音の要因と考えられる)

肺に一部気管支炎像があり気管支が細くなっていること(このことが発咳の要因と考えられる)

これらは、どちらの病変についても腫瘍性病変の可能性は低いとの報告でした。

 

血液検査ではSAAという項目が高いのがずっと続いておりまして、

こちら(SAA)は体内で起きている炎症の度合いを示す数値になりますため、

炎症の度合いとしては高いままを保持している状態と言えます。

 

CT上ではリンパ腫・腫瘍の可能性が低いことと、SAAの高値、また大幅な体重の減少があることを

踏まえると、FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性もないとは言えないとのことで

そちらの可能性を判断するために細胞を採って外部専門機関へ検査に出して頂きました。

 

その結果、『今回の細胞からは検出されなかった』というものでした。

ですが、これは=100%FIPではない、という報告ではないそうです。

実際のところは、‘今回の細胞の中からは検出されなかった‘という報告であるにすぎないようで、

つまりはFIPの可能性もなきにしもあらず、というような状態と言えます。

(FIPの確定診断はとても難しいそうです)

 

まとめますと、

①鼻腔が狭いが鼻腔内腫瘍等の可能性は低い、気管支炎・気管支が細くなっているが肺腫瘍等の可能性は低い。

➁体内の炎症を表す血中の数値(SAA)がずっと高い。

③大幅な体重減少と➁を含めて考えた場合FIPの可能性はないとは言い切れない。

となります。

 

14歳と7か月ですので、

老化とともに身体のいたるところに炎症・機能低下をおこしているのは確かです。

 

最盛期約11kgあった体重が今では5.8Kgです。

今はとにかく止まらない体重減少を少しでも食い止めたい、とあの手この手でなんとか食べてくれる

ように働きかけております。

 

現在もかかりつけ医と相談しながら、必要な内服や皮下補液(点滴)等を行っておりますが、

免疫の低下と寒さも手伝って風邪もひきやすく、心配が尽きません。

(これはライだけでなく高齢の猫たちにも同じことで、免疫を下げないためのお薬もみんなに与えております)

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好きなドライフードだとこのように食べてくれます。

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ライの現状についてご報告できることは以上になります。

 

すでに平均寿命に近い年齢ですので、いつどうなるかは予測できませんが

ゆるやかに色々な機能が低下していくものと考えられます。

 

どうぞ今後お店にいらっしゃることがありましたら、ライくんに声をかけて下さるとうれしいです!

 

私共もライくんとの時間を大切に過ごしてまいりたいと思っております。

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受付の足元にいることも多いので、

もしおやつや缶詰をライくんにあげたい場合は、スタッフにお気軽にお声かけくださいね!

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ライくんへの応援よろしくお願いいたします!

 

急に寒くなりましたので、皆様もどうぞご自愛くださいませ。

 

長文お読み頂きましてありがとうございました。

 

ねこ・JaLaLa

 

 

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