カイくんは一番星。 | 秋葉原のねこ・JaLaLaのブログ

カイくんは一番星。

4月27日に亡くなりましたカイですが

29日土曜日、晴天のもと無事に葬儀が済みましたことをここにご報告させて頂きます。

 

※ブログの後半にカイの最期の写真を載せますので、

見るのがつらいという方は

『ここから写真になります』という文字が見えたらブログを閉じて頂くようお願いします。

 

 

 

急なお知らせにも関わらず、最期のご面会にはたくさんのお客様に足を運んで頂きまして

本当にありがとうございました。

 

また、面会のご予約のお電話越しに想いを伝えて下さる方や、

SNSやブログなどでも人スタッフへの励ましのお言葉をたくさん頂戴しました。

 

改めて、心からお礼をお伝えしたいです。

お客様ご自身もお辛い中、たくさん寄り添って頂き、本当にありがとうございます。

 

私が初めてカイくんと出会ったのは14年前の今はなき高田馬場店で、

カイはまだ生後11ヶ月でした。

 

高田馬場店でメイに甘えるカイ。

 

 

 

カイと言えば、ジャララのメインクーン三銃士♂『リク・カイ・クゥ』の海担当。

その名前の由来は、毛色から来ています。

 

カイの毛色の正式名称は

ブルーシルバータビー&ホワイト。

 

猫の毛色では、グレーをブルーと呼びますので、ブルー=青=海=カイ。となりました。

おなじくブルータビーのクゥも、ブルー=青=空=クゥです。

 

クゥと添い寝するカイ。

クゥとカイは血の繋がった兄弟でもあります。

 

カイは少し珍しいタイプで、

他の猫スタッフとは違い、特別に人スタッフに懐くということはなく

メイ・ミィ・クゥなど体の大きな特定のオス猫にいつもうっとりと甘えていました。

(おねぇキャラが爆誕してしまった由来もここにあります。)

 

もちろん人スタッフとも信頼関係また親愛関係はありましたが、

例えば日常的にすりすりされたりお膝に乗られたりすることも、後をついてこられたこともあまりなく、

ひたすら自分が好きなオス猫に甘えているような子でした。

 

時々、人スタッフにもべったり甘えてほしいなぁ・・などと思ってしまうこともありましたが、

それでもこんな風にしあわせそうなカイの寝顔を見るたび、

猫スタッフ同士の絆だったり

受容だったりを形にして見ることができたので、

私たちもしあわせなきもちになりました。

 

きっとお客様も同じように感じられたのではないでしょうか。

 

 

クゥとのラブラブツーショットのお写真をプレゼントしていただいたこともありました。

 

私たちは、『クゥ・メイ・ミィがだいすきなカイ』が、だいすきだったんだと思います。

 

大好きな人がいたら、

その人とできるだけ一緒にいたい

そばにいたい

 

誰もが持っているその気持ちを、

猫同士の中で、形にして見せてくれたのがカイくんです。

 

 

クゥ・メイ・ミィが亡くなった際には、

お客様もお辛い中、『カイくんが心配です』と、

カイを想うお言葉をたくさんかけて頂き、

本当にまるごと愛されているのだなぁと実感したものです。

 

 

昨年11月。

ミィが亡くなる時も、カイはずっとミィに付き添い、

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亡くなったあともミィのそばから離れようとしませんでした。

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カイくん、

ミィちゃんうれしかったと思うよ。

箱の中まで入って、くっついて寝てくれて。

ミィちゃん、あったかかったと思うよ。

 

そうだよね、ミィちゃん。

ここから、カイの最期の写真を載せたいと思います。


 

写真を載せる前に天国支店にいるララ・ジャック・ルカ・チカ・モコ・カル・マリ・ココ・クゥ・ブリ・バト・ペル・メイ・リカ・シア・シィ・ミィ・リク・アンがいる動物霊園をご紹介します。

天国支店の子達は「城東動物霊園」という所にいます。

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皆様からのたくさんの愛とお花につ包まれて。

今回、

クゥとのお写真まで手向けて頂きました。

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本当にありがとうございます。

カイも最期の旅立ちを前に、心強かったと思います。

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無事、ジャララ家の霊座へ。

 

骨壺に添える写真も、

クゥと一緒の写真にさせて頂きました。

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晩年はライとも仲良し、というかライがカイを好きでよくそばにいました。

 

 

カイが亡くなる数日前の写真です。

心配そうに見つめていました。

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亡くなる当日は、

ライの上でカイが休んだり、

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カイを包むように、ライがそばにいてくれました。

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おやつハンターの異名を持つカイくん、

このところはあまり量は食べられませんでしたが、

亡くなる日の朝まで、這ってでも缶詰めを食べに行く光景を見て、

『三つ子の魂百まで』とはこのことか、と感じました。

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今こうしてゆっくり振り返ると、

カイくんだから見せてもらえたこと、

教えてもらえたことがこんなにもあったんだなぁと

少しの驚きとともに、

一緒に過ごせたこの長い年月がいかに幸せなものだったかと思わずにはいられません。

 

亡くなる数か月前より、

さっきごはんをあげたばかりなのに、またすぐ受付まで来て

『ンナ~!!』(:なんかくれ~!!)とアピールしてくるようになりましたが、

 

もっと人スタッフにも露骨に甘えてほしいなぁと長年思ってきた身としては、

そんなカイくんもとってもいとおしかったです。

 

 

 

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このところ、

お店を代表するような猫たちの悲しいお知らせが続いてしまい、

お客様にたくさんの悲しみや

喪失感を与えてしまっていることに私共も大変心を痛めております。

 

 

そして必然的に、

『あの頃はよかったなぁ』と、思ってしまうことがあります。

 

ですが

それよりもきっとうんと大切なのは、

『あの頃があったから今がある』ことであると、

 

いつもいつまでも、忘れないようにしたいです。

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お店は、猫スタッフと人スタッフだけでは作れません。

 

お客様がいらっしゃってくださって、

猫たちと関係を育んでくださって、初めて動き出します。

 

まだまだ一緒に育てて頂きたい猫スタッフがたくさんいます。

これから先を一緒に見届けて頂きたいシニアスタッフもいます。

 

私たち人スタッフも、

これまでの偉大な猫スタッフたちが遺してくれたもの、教えてくれたことを胸に

初心を忘れず、勉強を忘れず前を向いてがんばってまいりますので

どうかこれから先のジャララも一緒に作っていただけたら、と切に願います。

 

どうぞご無理の範囲で構いませんので、

これからも変わらぬご愛顧を、こころよりお願い申し上げます。

 

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他の猫スタッフと一味も二味もちがうカイくんは、なんだか一番星のように

大勢の中でもきらっと光って見えた気がしたよ。

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夜空に一番星を見つけたら、カイくんを思い出すね。

 

14年半、本当にお疲れ様でした。

 

 

 

生前カイへ頂きましたたくさんのお気持ち、そしてたくさんのおやつや缶詰め(*'ω'*)

本当にありがとうございました。

 

本人に代わりまして心より御礼申し上げます。

長文お読み下さりありがとうございました。

 

 

 

 

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