これは時々書いていた話なんだけど、今日新しい発見があったので。
中華圏では「3つの刀のいずれかを扱えれば海外に出ても食べるのに困らない」
といわれているものがある。
一つ目は「包丁」つまり料理人。
確かに、世界中あちこちに中華料理屋がある。
韓国人もそうだけど、自分たちの食生活を大事にするのが中華圏の人たち。
なかなかレベルが高いらしく、イギリスの留学していた友達が
「留学中に一番おいしかったのはロンドンの中華料理屋」といっていたのを思い出す。
しかも、植民地であった香港からの料理人が多かったとかで、
飲茶のメニューが美味しかったとも言ってたな。
二つ目は「はさみ」つまり仕立て屋さん。
香港の重慶大廈にいくと、インド人の仕立て屋さんがいたりする。
今はもしかしたらもうだいぶ少なくなっているのかもしれないけど、
あちこちにインド人の仕立て屋さんがいたような気がするのよ。
もう一つは「剃刀」つまり床屋さん。
上海にいた頃に通っていた美容室に日本人男性の美容師さんがいて、
「ロンドンのビダルサッスーンのサロンで教えていた」とよく自慢していたけれど、
技術があれば世界中どこ行っても通用するってことだな。
私が今お世話になっている美容師さんも、パリコレのモデルさんのヘアメイクとかやった経験あるそうだし。
ここに加えるとしたらなんだろなといつも考えていて、
いや、もうこの3つがシンプルでいいんじゃないかとか思ったりするわけだ。
加えるとすれば、一つは「はさみ」というより「のこぎり」か。
上記の今お世話になっている美容室が、今月2店舗目を出店するんだけど、
店内のグリーン担当はこの美容師さんの弟さんなんだそうだ。
なるほど、この「刀」も世界で仕事をする武器となりそうだ。
兄弟そろって技術があり、世界で仕事ができるってのも羨ましいものだ。
さて、私たちの仕事はあまり刃物は使わないんだけれど、
手術のメスも一応刀ってことになるかしらね。
西洋医学の資格があれば、海外でもそこの国の資格を取るとか、資格免除で仕事ができる。
今はそれを狙って海外の医学部で勉強して資格を取り、仕事をしている人もいると聞いている。
EUの国の中で資格を取れば、国境越えて資格が使えるし。
さて、ストレスいろいろで刃物振り回したいときもあるけれど、
多摩川の河原でも散歩してくるか。
んでまづ。