みんなちがって、みんないいんじゃなかったのか⁈
私のいる業界は、まさにこれだ。
はじめに個体差ありき。
同じ病気にかかっても、全く症状が同じ人はほぼいない。
同じ症状に対して同じ薬を使ったとしても、
みな同じに治るとは限らないのである。
みんなちがっていることを認めよう、とこの何十年か、日本で言われて来たけれど、
やっぱりまだまだだと言わざるを得ないですな。
みんなちがってみんないい、を自分だけ特別扱いする時の言い訳にしていたり、
自分だけみんなと違うことをやる時の免罪符みたいに使う。
自分は認めて欲しいけど、他者は認めないのよね。
こんな人たち、病気とダイエットだけは「みんなおなじで、みんな効く」だと思っているふしがある。
そんなわけねーじゃん。
同じタイプのがん患者に、同じ治療をしても、いろいろな違いから、薬が効かない人もいるわけで。
そうなると、人は「自分だけが」嫌な思いをしていると思い込み、現代医療への恨みになったり、根拠のない治療法に走ったりするのである。
多様性を認めると言いながら、排他性を強めていないか。
と、昨日と今日の講座で話しながら考えたのことあるね。
さて、どこから手をつけようかしらね。ふふふ。