杉の独り言 -9ページ目

杉の独り言

思い出話ばかりになる40男!

マーティン「イ火星人さん、アナタの★をクダサーイ」

イカ娘「出たでゲソねマーティン、そして私はイ火星人ではなくイカ星人でゲソ!」

マーティン「本当デスか!」

イカ娘「はっ、イカ娘でゲソ!イカ娘!」

イカ娘「ってマーティン、お主かなり★を持ってるでゲソね」

マーティン「おかげさまで、9個も持ってマース」

イカ娘「これはいい、一切心痛めること無く星を得ることができるじゃなイカ」

マーティン「では、勝負ということデ」

イカ娘(私の手持ちのカードはグーとチョキが1枚ずつだけ)

イカ娘(もし、マーティンがグーを選択したらその時点で私に勝ちは無い・・・)

イカ娘(いや、そんな思考は無意味でゲソ)

イカ娘(それよりマーティンの手持ちカードは・・・)

イカ娘(ええっ、6枚!?★9こということは、これまで全勝してきたってことでゲソ?)

イカ娘(な、なんか怖いでゲソ、これは勝負を避けるべきじゃなイカ・・・?)

マーティン「うーん、グーは既に3回も使ったから、今回は使わないでイキマショウ」

イカ娘「!?!?」

イカ娘(グーを使わないでゲソ・・・?それなら使ってくるのはチョキかパー)

イカ娘(こちらがチョキを出せば負けは無いじゃなイカ!)

イカ娘(よーし、チョキでゲソ!)

イカ娘(っておい!あんな言葉は典型的なブラフ!相手を惑わすための虚言!!)

イカ娘(しかしいつまでも裏を読んでいてはキリがないでゲソ、う~ん)


イカ娘「決めたでゲソ、これで行くでゲソ!」

マーティン「そうデスか、では私はこれで、チェック」

イカ娘「セット」

マーティン「オープン」

イ[チョキ] [グー]マ

イカ娘「ぐ、ぐにゃ~」

マーティン「私の言葉を本気と取りマシタカ?素直デスネ、★を頂きマス、素直星人サン」

イカ娘「ぐぬぅ~!も、もう一戦勝負でゲソ!」

マーティン「HAHA!いいデスヨ~」

悟郎「いかん!やめるんだ!」バッ

イカ娘「悟郎!何するでゲソ」

悟郎「とりあえずこの場は退くんだ」

マーティン「・・・ちっ」



イカ娘「一体何でゲソ」

悟郎「イカ、お前マーティンと勝負して負けたんだな?」

イカ娘「そ、そうでゲソ」

悟郎「あいつ、お前がカードを選んだ後に自分のカードを選ばなかったか?」

イカ娘「え?」

悟郎「そこが重要なんだ、思い出せ」

イカ娘「うーん、そういえば、私は長い時間をかけてチョキを選んだでゲソが」

イカ娘「マーティンはそれを見てからカードを選んでいたでゲソ」

悟郎「やはりか・・・」

イカ娘「おい悟郎、説明しなイカ!」

悟郎「俺や、磯崎との対戦の時も、奴はカードを後から選んでいた」

悟郎「そして一度も負けやあいこにならず、勝ちを重ねていった・・・」

イカ娘「ふむふむ」

悟郎「これはあくまで俺の予想なんだが・・・」


シュルシュル

マーティン「あ!私のメガネガー!」

イカ娘「触手でメガネを強奪してやったでゲソ!」

イカ娘「どれどれ、ちょっと確認させてもらうでゲソ(スチャ)・・・こ、これは・・・」

イカ娘「何でゲソこれ!カードが透けて見えるでゲソ!!あるのにない!あるのにないでゲソ!」

悟郎「ええい、イカ、俺にも見せろ!いや、見せてください!」フンハフンハ

イカ娘「どうせ悟郎は千鶴を見ようと思っているんでゲソが」

イカ娘「このメガネ、カードしか透けないでゲソよ?」

悟郎「え?そうなのか」カックン

マーティン「ええい、メガネを返しヤガレーェ」バシッ

イカ娘「あっ!」

マーティン「さらばだショクン、HAHAHA~」ドタドタドタ

イカ娘「待てでゲソ!イカサマで得た★を返してイカなイカ!」

悟郎「イカ様・・・」

イカ娘「あ、何か良い響きでゲソ、もう一回言って欲しいでゲソ」

栄子「お前ら、マーティン逃げちゃったぞ」



イカ娘「マーティンが★を10こ持って部屋を去ったでゲソ・・・」

悟郎「ヤツはフロアの★を減らす役割だったようだな」

イカ娘「ネクストルーム行きの実験材料や債務者を増やすためでゲソね・・・やり方があくどいでゲソ」

悟郎「ネクストルームに行った磯崎とマーティンの分を差し引くと4つ、フロアに★が足りない状況だな」

イカ娘「あの、悟郎・・・」

悟郎「なんだ」

イカ娘「さっきは、その・・・ありがとうでゲソ」

悟郎「・・・」

イカ娘「もうすこしで私は★1カード0の状況に陥るところだったでゲソ」

悟郎「ああ、それは・・・よかったな」

イカ娘「悟郎はどんな状況でなのでゲソ?」

悟郎「・・・★1カード1」

イカ娘「・・・十分悲惨でゲソね」

悟郎「金が241万あるから、これで誰かからカードを買ってなんとかしようと思ってるんだけどな」

イカ娘(それはやばい手でゲソ、カードを買っても、その取引内容が部屋内に知れ渡るかもしれないじゃなイカ)

イカ娘(一度そうなってしまったら身動きとれなくなるでゲソ)

イカ娘「・・・悟郎よ」

悟郎「ん?」

イカ娘「組もうでゲソ」

悟郎「組む?」

イカ娘「★、カード、お金を共有するんでゲソ」

悟郎「・・・いや、俺と組んだところでお前にとってメリットが無いだろ、もっとカードを持ってるやつの方が・・・」

イカ娘「私にメリットが無くてもプライドというものがあるでゲソ、お主に助けられて、何も返せないというのは許せないでゲソ」

イカ娘「べ、別にアンタのことなんか何とも思ってないんだから、勘違いするなでゲソ」

悟郎「しねぇよ・・・」

悟郎「わかった、じゃあ共闘ということで、よろしく頼むな」

イカ娘「よろしくでゲソ、ちなみに悟郎の残りのカードは何でゲソ?」

悟郎「グー」

イカ娘「む、私もグーでゲソ・・・」

悟郎「そ、そうか・・・できれば違った方が良かったな」

イカ娘「うむ・・・じゃ、カードは悟郎に預けておくでゲソ」


イカ娘「さてさて、じつは共闘するならもう一人必要なんでゲソ」

悟郎「なんでだ?」

イカ娘「チームというものは、チビ、デブ、メガネの3人と決まっているからでゲソ」

悟郎「ズッコケ三人組かよ・・・って、何、俺デブ?」


トイレに、その女は居た

早苗「あ、イカちゃん!」

イカ娘「(無視)やぁ、清美じゃなイカ」

清美「イカ娘ちゃん・・・」

イカ娘「どうしたんでゲソ、なんで浮かない顔してるでゲソ、清美」

清美「うう・・・もうダメなの、私、やってもやっても、★が・・・」

イカ娘「★は2こあるじゃなイカ、カードは?」

清美「ぜ、0枚・・・」

イカ娘「ま、まぁ、悟郎よりはマシじゃなイカ、仲間になってほしいでゲソ!」

清美「え・・・」

早苗「おーい!わたしー!ねー!わたしはー!?」
それぞれの借り入れ額(万円)
イカ娘 500
栄子 100
千鶴 200
たける 300
悟朗 241
磯崎 300
渚 100
早苗 400
鮎美 100
おっさん 400
知美 500
由佳 500
清美 200
マーティン 100
梢(蛸) 900


シンディー「では勝負開始!」

フロアに曲が流れ始めた。

早苗「イカちゃんうおおおお!」

イカ娘「うわぁ!なんでゲソ早苗」

早苗「イカちゃん、私が★を確保するから心配しないでね」

イカ娘「え?」

早苗「うんうん、イカちゃんの気持ちは分かるよ」

早苗「イカちゃんは優しいから、誰とも戦えない、誰も蹴落とせない・・・そうよね」

イカ娘「う、う~ん、いや、まあ」

イカ娘(それは・・・すごく迷っているでゲソ)

早苗「その点私は大丈夫!イカちゃんの為なら誰が落ちようと気にしない!そりゃもう栄子だろうとたける君だろうと」

イカ娘(私は非道な女です、って宣言してるようなものでゲソ・・・)

早苗「そんなわけで、文字通り大船に乗ったつもりでいていいから!じゃ!」

イカ娘「はぁ、頑張ってでゲソ・・・」


イカ娘「お、いたいた、たける」

たける「イカ姉ちゃん」

イカ娘「たける、勝負といこうじゃなイカ」

たける「・・・イカ姉ちゃん、本当にやるの?」

イカ娘「本当に?それはどういう意味でゲソ」

たける「だって・・・」

イカ娘「ああ、言いたいことはわかるじゃなイカ」

イカ娘「気の知れた仲間たちで、100万円の価値の★を奪い合う」

イカ娘「それはやっぱり、気が引けるのでゲソね?」

たける「うん・・・イカ姉ちゃんはそう思わないの?」

イカ娘「もちろん思うでゲソ」

たける「じゃあ!」

イカ娘「しっ、たける、これから言うことは、二人だけの秘密でゲソ」

たける「?」

イカ娘「私たち二人とも損せずに船を降りる、いわば必勝法でゲソ」

たける「そんな方法があるの?」

イカ娘「その方法は・・・必殺連続あいこでゲソ」

たける「必殺連続あいこ・・・?」

イカ娘「2人が予め示し合わせて、あいこになるようにカードを出していけば、★の変動が無いまま」

たける「あっ、カードが無くなる・・・すごい・・・さすがイカ姉ちゃん、そんなの思いつかなかったよ」

イカ娘「他の人に教えてはダメでゲソよ、悪い人間は居るものでゲソからね」

イカ娘「悪用して、人やイカを食い物にするような奴が居るかもしれんでゲソ」

たける「う・・・うん」


イカ娘「では行くでゲソ、グー、チョキ、パーの順でゲソよ」

たける「わかった」

イカ娘「チェック」

たける「セット」

イカ娘「オープン」

イカ[グー] [グー]たける

イカ娘「よし、そうでゲソ、この調子で続けるでゲソ」

たける「うん!」


10戦目
イカ娘「チェック」

たける「セット」

イカ娘「オープン」

イカ[パー] [グー]たける
たける「え、え?」

イカ娘「私の勝ちでゲソから、★をもらうでゲソ」

たける「」キョトン

イカ娘「ふふふ、まったく人間という種族は、平和ボケして本当におめでたいでゲソねぇ」

イカ娘「食べなきゃ、殺さなきゃ、生き物は生きて行けないんでゲソよ」

たける「・・・」

イカ娘「生きるためには自分より弱い生き物を食う、世界はそうやって回っているんでゲソ」

たける「・・・」グスッ

イカ娘「ま、たけるは残り2枚のカードで、せいぜい、頑張るんで、ゲ・・・ソ」

たける「・・・っ」ボロッ ボロッ

イカ娘「お、おい、たける泣くんじゃないでゲソ」オロオロ

たける「・・・ううっ」ボロッ ボロッ

イカ娘「・・・」


イカ娘「・・・じょ、冗談でゲソ冗談でゲソ!ほら、★は返すでゲソ」

たける「ぃ、いいの?」

イカ娘「いいはずでゲソ、譲渡は認められているでゲソ」

イカ娘「元々★の売買は禁止されていないし、★の値段も変動相場、ならば無料での受け渡しもありってことでゲソ」

たける「いや、そうじゃなくて・・・本気で騙したんじゃないの?」

イカ娘「だ、騙すわけないでゲソ!た、たける、酷いでゲソねぇ、もう、プンプン!」

イカ娘「私はそんな人でなしじゃないでゲソよ」

たける(人じゃないよね)

イカ娘「・・・た、たけるよ、このように、騙す方法はいくらでもあるんでゲソ」

イカ娘「うまい話には必ず裏がある、私はたけるにそれを学んで欲しかったんでゲソ」

イカ娘「わたったでゲソ?」

たける「・・・うん、それに、身内だからといって気を抜いてはいけないんだね」

イカ娘「!」

イカ娘「ばか!家族を疑ったらおしまいでゲソ!」

たける「ひいっ」

イカ娘「・・・さぁ、早く栄子や千鶴と合流するでゲソ、栄子はBAKAだからたけるの頭脳が必要でゲソ」

たける「・・・うん」タッタッタ

イカ娘「・・・」

イカ娘「はあ、こんな事では、騙すことは出来ないでゲソ」



ざわ・・・ざわ・・・

イカ娘「な、なんでゲソ?」

梢「どうやら、一人目の脱落者が出たみたいね」

イカ娘「脱落者・・・」


磯崎「負けちまったか」

鮎美「ご、ごめんなさい・・・」

磯崎「いや、あやまることねぇよ、君に引導を渡されるなら本望だ」

イカ娘「何言ってるでゲソ」

クラーク「では、磯崎サン」

ハリス「コチラの、ネクストルームヘ」

磯崎「おう人体実験な、ははっ、一度人体実験されてみたかったんだよ」

磯崎「じゃあなお前ら!」

イカ娘「どんな目に遭うか知れたもんじゃないのに、顔に絶望の色など無く、軽いノリでゲソ」

悟郎「磯崎・・・」


10分後、ハリスがネクストルームから戻ってくる際、2重の防音扉が偶然にも開いた

磯崎?「あーっ、いいよ・・・いいよおぉっ、はっ、はぁっ、いいよぉ!」

磯崎?「あっ、先っちょ、あっ、ひっ、あひっ!あああっ」

磯崎?「いっ!!いぎっいぃぃぃ!!あ!んっ!らめっ!らめぇ!」

磯崎?「ん”ーーーっ!んほおお!!でぇぇぇりゅうううううううう~~~~!!」

バタン!
ハリス「・・・HAHAHA~、中からは何も聞こえませんデシタネェ」

栄子「いやもう突っ込みどころ満載だけどさ、まずドアさっさと閉じろよ、子供に悪影響あるだろ」

たける(なんだったろう、今の声・・・でりゅう?)ドキドキ

イカ娘「磯崎は幻覚の中で精神の限界を超えた快楽に陥ってるでゲソ」

イカ娘「おそらく脱落者は薬漬け、その後は良くて廃人、悪ければ・・・」

梢「死、これも覚悟すべきね」

イカ娘「私が言いたかったのにっ・・・!」

ざわ・・・ざわ・・・
ざわ・・・ざわ・・・

ハリス「対戦方法デスが、まず、勝負する二人が台を挟んで向かい合わせに立ち」

ハリス「[チェック]の合図で双方が1枚カードを持ち確認」

ハリス「[セット]で、台にカードを伏せ」

ハリス「[オープン]の合図でカードを裏返す」

ハリス「そのジャンケンの勝敗で、★のやり取りがあり」

ハリス「勝ち、負け、あいこにかかわらず、使用したカードは台中央部の穴へ必ず破棄してクダサイ」

イカ娘「こ、このゲーム・・・愚図が落ちていくでゲソ!」



シンディー「このゲームの勝ちとは、2時間後に★を3つ以上持ち、カードを使い切ることよ」

ざわ・・・ざわ・・・

シンディー「★は寿命、カードは機会、と考えればわかりやすいと思うわ」

シンディー「なお、★を4つ以上持ってあがった場合、船側が余分な★を1つ100万円で買い取るわ」

ざわ・・・ざわ・・・

シンディー「例えば、★を8つ持ってゲームを終えた人には500万円を支払う、これはボーナス以外の何物でもない!」

磯崎「おおーっ!」

イカ娘(詭弁じゃなイカ、★で500万円得るということは誰かが500万円損するってことでゲソ)

イカ娘(どう転んでもシンディー達は金利分儲けることになるじゃなイカ・・・)

シンディー「ゲーム終了後、各自貸し付けたお金を清算して、船を下りてもらいます」

シンディー「はい、説明は以上で終わり、頑張ってね」

イカ娘「は?終わりでゲソ?貸し付けるお金の用途は何でゲソ?」

シンディー「それは各自判断してください」

イカ娘「!?」

栄子「なあ、なんでマーティンだけこっち側にいるんだよ」

シンディー「それも各自判断してください」

渚(イジメにあってるんだろうか)

おっさん「何か話せ」

シンディー「それにはお答えできません」

たける「質問!」

シンディー「質問に答えるのが当たり前か!?大人は質問に答えない!」クワッ

たける「」ぐにゃ~

悟郎「おい!★が無くなったり、2時間後に★が足りなかったら・・・負けたらどうなるんだ!」

シンディー「そうそう、カードを残したまま2時間経過してしまった場合も負けだから注意ね」

シンディー「敗者には・・・私たちの人体実験の被験者になってもらいます、詳細は・・・お答えできません」

知美「う・・・ちょ、ちょっとぉ、それはいくらなんでもあんまりよ!」

清美「せめてもっと具体的に教えて下さいよ!私たちには知る権利がある!」

由佳「そうだそうだー!」

シンディー「・・・・Fuck You」

・・・シ~ン

シンディー「ぶち殺すぞ ゴミめら」



シンディー「さぁ、さっさと貸し付けタイムに移るわよ、クラーク」

クラーク「ハイ」



イカ娘「うむ、いくら借りればいいのでゲソ・・・」


クラーク「では、貸し付けを行いマス」

クラーク「50音順に名前を呼びますので、順番にこちらへ来て、希望額を言ってくだサイ」

クラーク「相沢栄子サン」

栄子「わ、私からかよっ!」

栄子「いくら借りればいいのかなんて分からないが・・・後々借金になるんだ、少ないほうがいいだろ」

栄子「ひ、100万円」

クラーク「はい、どうぞ、次は・・・相沢たけるサン」

たける「300万円」

栄子「えっ・・・・!」

栄子「た、たける、なんでそんなに借りたんだよ」

たける「え、だって、300万円借りて2時間経ったところで、利息は大体60万円でしょ?」

栄子「そうなのか?60万円・・・って十分大金じゃないか!大丈夫なのか?」

たける「★は一つ100万円で買い取ってもらえるんだよ」

たける「これから何があるかわからないし、お金をたくさん持ってたほうが★が手に入るチャンスが増えるんじゃないかと思ったんだ」

栄子「・・・!?」

栄子(たける頭いいな)


クラーク「相沢千鶴サン」

千鶴「100万だ畜生ッ・・・!」

栄子(うわー姉貴荒れてんな・・・)

栄子「あ、姉貴はなんで100万円にしたんだい?」

千鶴「貸付の額が多いほど結果的にアイツらの儲けも多くなるからよ」

栄子「・・・!?」

栄子(姉貴頭いいな)

シンディー「なるほどなるほど、そういう考えもあるか、くっくっく」

千鶴「おい、西海岸のサノバビッチ」

シンディー「・・・え、何私のこと?」

千鶴「帰ったら覚えてなさい、お前らなどその日のうちにチャーハンの具・・・」

シンディー(ひいっ)

栄子「どっかのホラー映画みたいだな」

イカ娘「本当にやりそうでゲソね」


クラーク「次は、嵐山悟郎サン」

悟郎「に、241万円」

ざわ・・・ざわ・・・

栄子「いやに細かいな・・・こまけぇ男だな!」

悟郎「いいだろ別にっ、俺には俺の考えがあるんだ」

イカ娘「どうせリアルな貯金の額と金利の額を同じにして、少しでも安心しようとかでゲソ?」

悟郎「おい、なぜわかった!」

栄子「・・・!?」

栄子(・・・こいつら頭いいな)



クラーク「イカ星人サン」

イカ娘「私は500万でゲソ!あと、私はイカ星人じゃなくイカ娘でゲソ」

栄子「あれは絶対借りすぎだな、利息は、えーと、いくらだい?たける君」

たける「2時間で約100万円だね」

イカ娘「ふっ、人間は皆、浅はかでゲソね」

栄子「む」

イカ娘「これはいうなれば軍資金でゲソ、軍資金が多いということはどういうことか」

イカ娘「100万円借りて結果10万円を得られるのなら、私は500万円で50万円儲けるでゲソ」

イカ娘「そして儲けたお金でエビを買いまくる・・・」

イカ娘「今夜はエビフライにエビチャーハン・・・エビフェスティバルでゲソ・・・」ニヤリ

栄子「・・・!?」

栄子(こいつ頭いいな)

たける「その理屈なら1000万借りればいいんじゃ・・・」

イカ娘「だって・・・そんなに借りてもし負けたら酷いことになるでゲソ!」

栄子「・・・!?」

栄子(たしかにそうだ!)



イカ娘(大丈夫、私には必勝法があるんでゲソ・・・)
イカ娘「ゲソッ・・・ゲソッ・・・途中ッ・・・途中ッ」


あの日、私はいつものようにれもんで働いていたでゲソ。

地上を侵略する未来は、私の手の中と信じて。

清美たちとおしゃべりしたり、
早苗から逃げたり、
悟郎のエビチャーハンのエビを勝手に食べたり・・・

それはいつもと変わらない風景だったはずでゲソ



あれ、水色の世界・・・ああ、空でゲソね

背中が・・・熱い・・・

どうやら私は触手を掴まれ、砂浜を引きずられているようでゲソ

体が動かない。

イカ娘「ど・・・どこに・・・」


?「おや、イカ星人は麻酔の効きが遅いみたいデスネ」


イカ娘「私を、どこに・・・運んで行くんで・・・ゲソ・・・」


?「それは・・・希望の船デスヨー」


イカ娘「な・・・お・・・おろへ」


?「おろへまへん」





目覚めると、そこは亡者巣食う地の獄、豪華客船エスポワールの広間だったでゲソ

イカ娘「なんでゲソ、ここは・・・」

イカ娘「みんな居るでゲソ・・・清美たちや、南風のおっさんまで」

シンディー「お目覚めかな、諸君」

イカ娘「シンディー!?」

栄子「おい、どういうつもりだ、ていうかどうやってさらったんだ」

シンディー「範馬勇次郎をも眠らせるという麻酔銃で、こう、次々とね」

渚「犯罪ですよ!」

シンディー「犯罪?とんでもない、私達はあなた方にチャンスを与えるものです」

ざわ・・・ざわ・・・

シンディー「さて、これからこの船で、あるゲームを始めるわけですが・・・」

シンディー「始めに言っておきましょう、ゲームの制限時間は2時間!」

シンディー「貸し付けの件の説明を、クラーク、お願い」

悟郎「貸し付け?」

クラーク「ゲームを始める前に、あなた方に、最低100万円、最大1000万円を貸し付けマス」

クラーク「お好きな希望額をおっしゃってくだサイ」

栄子「うおおっ、まじかよ・・・」

クラーク「なお、金利は1.5%の10分複利、非常にリーズナブルとなっておりマス」

たける「?」

栄子「?」

イカ娘「2時間後には約2割増しの借金になる計算でゲソ、おい、子供にもわかるように説明しなイカ」

千鶴「いいかげんにしなさい・・・!」

千鶴「その暴利って考えやめなさい、降りるわよ」

クラーク「うひいっ!」

シンディー「この広間には非常時に備え、麻酔ガスを噴出する仕掛けがしてあるわ」

シンディー「私たちはあらかじめ薬を飲んでるから大丈夫、つまりあなたたちの生死与奪権は私たちにある」

シンディー「ヘタに暴れるのはやめることね、相沢千鶴」

シンディー「あなた達など、私がその気になればその日のうちにイカの餌、うふふ」

千鶴「・・・くっ」

シンディー「まあ、最後まで説明を聞きなさい、ハリス、ゲーム説明を」

ハリス「では、各自、手元の袋を開けてクダサイ」

ハリス「3つの★はマジックテープが付いてます、白いボードに張って、胸元につけてクダサイ」

ハリス「カードはグー、チョキ、パー、それぞれ4枚アリマスネ?それでジャンケン勝負をしてもらいマス」

イカ娘「ジャンケン・・・」
大学3年のとある夏の日、小学校の同窓会をやるとの連絡がきた。携帯
主催者のD君はクラス全員に連絡しようとしたらしいが、
連絡が取れなかったり都合が悪い等で、
集まったのは10人(♂7♀3)くらい。男の子男の子男の子男の子男の子男の子男の子女の子女の子女の子


杉は、F君が来たのが凄く嬉しかった。


F君は、いわゆる癒しキャラであった。
当時のあだ名は「ドラえもん」
見た目がドラえもんに似てるというのもあったが、
彼は常時沢山ポケットティッシュを持っていて、
ケガした時や、飲み物をこぼした時など、
「F君ティッシュちょうだい」と言えばすぐ出してくれる、そんな奴だった。
F君は中学の時に千葉へ引っ越してしまっていた。


しかしなんと、
同窓会のために、バイクで札幌まで北上して来てくれた
ドラえもんは、たくましくなっていた。。

同窓会は土曜に行われたが
F君を中心に大いに盛り上がり、急きょ翌日も連日開催となった。


二日目は、D君の車S君の車F君のバイクで夜のドライブへ。
杉はD君の車(3代目ソアラ)の助手席に乗った。
そのソアラは車内のライトアップや音響にお金がかけられていて、
ちょっとしたDQNカスタマイズだった。

D君は小学校の頃から車大好き野郎で
ゲームと言えばレースゲーム
模型と言えばミニ四駆
ドラマといえばナイトライダー(誰も知らんな)な奴だった。

ミニ四駆や、一緒に遊んだゲームの話をして懐かしんでいると…

前方にワインレッドのワゴンがのんびり走っていた。
それに対しD君は後ろから蛇行して煽り始めた。

杉「おい、やめろって」
D「あーおーるーのwww」

その後、信号待ちで止まった時、ワゴンのドアが開き、
明らかにDQNな風貌の男が2人降りてきた。
この時↑の様子は杉のトラウマ。

DQN「お前煽っただろ!」
D「煽ってねぇ」

D君は答えるが明らかに小声になっていた。
かくいう杉は完全にビビってしまい、助手席で肉人形と化していた。

脳内
・あっ、これはボコられるな~
・S君の車には女の子乗ってるから、知らんぷりして逃げてほしいな~
・お金も取られるな~
とか思ったとき。




ブォォォォォォォン!


!??




F「…信号、青なんすけど」
DQN「な、なんだお前」
F「あ?ツレだけど」
DQN「………(ワゴンに戻る)」

D君も杉もS君の車の人もみんなポカーン。。。

ドラマか漫画のワンシーンかと見まごう展開。
ドラえもんは立派にジャイアンへ進化していた。


その後行ったファミレスで、彼はみんなのおごりで大量の肉を食った。
円山で見た星空は信じられないくらい綺麗だったのを覚えてる。

次の日の早朝に、バイクで南へ千葉へ帰って行った。(すげえ)