皆さま~
こにゃにゃちは~
ホミン小説「Secret book 17」
「遅くなってすみません…」「おっ、シムくん待ってたよ~」
息を切らして会議室に現れたチャンミン…
「ちょっと、クラスの委員会が長引いて…すみません…」
「そうだったんだ、ユノなんかさ、めっちゃ心配しちゃってたからさ~」
「え…」
チャンミンが俺に目線を向ける…
シ、シウォンめ、何よけいな事言ってんだよぉぉぉぉ!!
「え、や、別に心配とかしてねぇし…
ほ、ほら…資料作り始めんぞ……」
「はい…すみません…」
走って来たのか…
額にうっすら汗を光らせるチャンミン…
俺は資料に目を通しながら…どうしてもチャンミンに目線を向けてしまう…
慌てた様子も…汗ばむ様子も…
どれも俺には可愛すぎて…チャンミンに目を向けてしまう…
はぁ……
こんなんだからシウォンにバレんだよな…
チャンミンが…俺の気持ちを知ったら?…
冷静な視線で…
「バカじゃないですか先輩?」
って言われるのがオチだよなぁ……
一時間後…
資料作りを中断して解散した後に…
シウォンが俺の側に来て…チャンミンに気づかれないように俺に耳打ちする…
「ユノ……もう少しだけ…自分の気持ち…出してみてもいいんじゃないか?
控え目なお前なんて、らしくないぞ……じゃぁな、」
俺の肩を叩き…会議室を出て行くシウォン…
俺は…資料を束ねてカバンに入れるチャンミンを見つめる…
確かに…控え目なんて…俺らしくない…
もう少し…自分の気持ちを……出しても…いいのかな?…
もう少し…気持ちを…出して…みようかな…
つづく…
うん、うん、
もっと気持ち出しちゃって~( *´艸`)ククク