ホミン時代小説21 | 東方神起大好き!にゃみあんのブログ

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チャミペンですが、ユノも大好き!とにかく東方神起が大好き!なんです!!

皆さま~
ホミン時代小説の続きです~





ホミンが苦手な方はスルーしてくださいませ~
















ホミン時代小説「花よりも君21」

時は過ぎ……

俺が目覚めてから、
更に一ヶ月が過ぎ…

俺は目覚ましく回復していた…



「ユノ!!…もうすっかり
身体はいいようだな!?



「あぁ~、お陰さまで
すっかり良くなった!!



ドンへは笑いながら


「回復した祝いをしなきゃな~


俺はフッと笑いながら


「ずっと禁酒だったから…
旨い酒でも、おごってくれ!



「よ~し…じゃ、今夜待ってろ!!
旨い酒を届けてやる!!



ドンへは俺の顔を見ながら…


「男学所の再建の話し聞いたか!?」


「あぁ…」



いかがわしい事に使うのではなく…

本当の学業を学ぶ男学所が
再建される事になった…


将来有望な優れた者が
入学予定らしい…



「チャンミン…来るといいな…」


俺は窓の外に目をやりながら

「あぁ…」

っと静かに呟いた…





あれから…一日も
チャンミンを忘れた事などなかった…


会いに行きたかったが…
身体もおぼつかず…
たまた業務に日々追われ…


気がつけば…

目覚めてから一ヶ月の
時が過ぎ…


それでも…俺は…
チャンミンの温もりを
忘れられずにいた…


チャンミンは…どうなのだろう…

俺の事など忘れて…
普通に暮らしているのだろうか…





……………………
…………その夜……


「ユノ様…ドンへ様より
お届けものが届いております…


手伝いの女官の声で
昼間、ドンへが旨い酒を
届けると言っていたのを思い返していた…


ドンへのヤツ…
本当に酒をよこしたのか…


「すまぬが、届け物を
ここまで持ってきてくれ…


酒でも飲んで今宵は眠るか…


「ユノ様…持ってまいりました…」


「あぁ…ありがとう…」



俺は…届いた酒より…
手元の仕事の書類に
目を通していた…





「……ユノ…様……」




「……ん…!?」



ん!?…聞き覚えのある
優しい暖かい声……



俺は…ハッとして
顔をあげて声のする方を見た…



「……ユノ…様…」



「チャ、チャンミン…!?」



そこには懐かしい笑顔を浮かべて
俺を見るチャンミンの姿があった…



俺は…気がおかしくなったのか…!?
これは…現実なのか…!?



「チャ…チャンミンなのか?」



瞳に涙をいっぱいにためた
チャンミンが俺の胸に
飛び込んできた……



「ユノ様…ユノ様…僕…僕…
ずっと…ずっと…
あなた様を想っておりました…


「チャンミン…」



「あなた様が危篤の時は…
本当に…辛くて苦しくて…
あなた様が目を覚ましたと
聞いた時は…どれ程…安堵した事でしょう…



チャンミンが涙を流しながら
俺を見上げる……



「ユノ様……僕は…
一日も…あなた様を
忘れた時は…ありませんでした…



俺はチャンミンの頬を伝う涙を
俺の指で拭いながら…



「チャンミン……
そなただけではない……
俺も…そなたを…ずっと想っていた…



「ユノ…様…


「チャンミン…」



俺達はどちらともなく
唇を寄せあい…
口づけを交わした…


あぁ…チャンミンの温もりが
唇から身体全体に広がっていく…



もう…二度と離したくない…

もう…二度と離さない……




つづく…









うあぁぁん
(。´Д⊂)
良かったよ~

ユノ様と
チャンミン
再会できたよ~
(。´Д⊂)




画像はお借りいたしました。
ありがとうございました。