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ねこまるる

⌘⌘ 猫になりきらなかった残骸 ⌘⌘

PicsYさんが大型二輪の免許を取得した。

 

当初、バイクは釣り場への足代わりだったはずだが、

 

何度かロングツーリングを経験したことで、すっかりバイクの世界にハマったようだ。

 

大型二輪の免許をあっという間に取得し、今は大型バイクの選定中である。

 

PicsYさんはまだバイク歴が浅い(保険等級の問題)、都内在住で保管自体にコストが掛かる。

 

気に入っていたフォルツァの維持は困難なため、バイクは入れ替えになるだろう。

 

これを踏まえると、大型バイクの選定はデザイン・快適性・積載性・普段使いなど

 

様々な要素を総合的に判断する必要がある。

 

PicsYさんは"選定好き"なので、今頃は選定が難航しつつも、ワクワクしているはず。

 

キャッチした情報では今現在これらのバイクに着目しているようだ。

 

 

それぞれのバイクについて、「ねこ茶」的にどうかをPicsYさんから質問されており、

 

過去の経験や乗った場合の想定を書いてみようと思う。

 

デザインはどれもカッコイイと思うので、あえて触れないでおこう。

 

[GSX-8R]

 800DEと同型のエンジンを搭載している。2気筒ながらも不快な振動が無く、

 静かでとても上質な回転フィーリング。それでいて270°クランクからのパルス感が

 クリアに伝わってくる。鈴菌の末期症状で頭がおかしくなっているかもしれないが、

 これは間違いなく神エンジンだ。

 燃費もカタログスペック以上に伸び(800DEで25.8km/L)、ハイオク仕様とはいえ

 大型バイクにしては割とお財布に優しいと思う。 

 同型エンジンとはいえ、スポーツバイク用にどんな味付けがされたのか気になる。

 積載性はパニア装着すればそれなりにいけるはず。

 ネックは新しすぎて中古車がまずないだろうなということ。

 もう一つは2気筒なんだけど、何故か排熱はエグいところかな。

 (個人差はあると思うけど)

 

[GSX-S1000GT]

[NINJA-1000SX]

 どちらも超高性能ですごいバイクには違いないが、あえて一まとめにさせてもらおう。

 ここまで行くと、正直なところ性能を持て余してしまうのかなと思う。

 日本の国土は狭く、最高速度も時代錯誤としかいえない設定だ。

 常に30%も性能を使えないのは個人的には耐えられない。

 超ゆとりを楽しむ大人の乗り物としてならば、これ以上のバイクは無いなと思うけど、

 自分ならカッなったらきっとブン回すし、もたらす結果が怖すぎる。

 排気量は少し小さいFAZER8を降りたのも、これは乗り続けちゃいけないと思ったから。

 どうしても4発エンジンは頭の中でスイッチ入っちゃうんですよ。

 「自制心ありますか?」がポイントでしょう。

 

[CBR650R]

 個人的には推しの一台。4発エンジンのフィーリングを存分楽しめる排気量。

 スーパースポーツではなくて、ツーリングスポーツって感じかなと思う。

 公道走行ならばパワー的に全く不足は無いし、前傾も緩いのでツーリングに最適。

 普段は滑らかな4気筒を楽しみつつ、回したい時は4気筒の陶酔感を楽しむ。

 パーツ類も豊富に出回っているだろうし、困ることは何にもないはず。 

 

[VERSYS650]

 快適ツーリングを目的とするならば一番推したいところ。

 楽々乗車姿勢、快適なシールド、出力特性もツーリング向けで燃費も良い。

 積載性もバッチリ、燃料タンクが大きくて無敵の航続距離。

 ややシート高は気にはなるけど、裏を返せば乗車中は脚の曲がりがキツくない。

 長距離を走り続けられる性能って、個人的にはこういう所だと思う。

 カタログスペックはやや控えめに見えるけど、そこは大型。全然問題なし。

 1000ccはもういいやってベテランライダーが戻ってくるポイントかな。

 

[参考1]

 

先日ツーリングに出かけたとき、仲間はZX-25RRと4RR。

 

加速に余裕があるのは当然4RR(大型並だし)、超高回転を楽しめるのは25RR。

 

車検の有無の違いはあれど、楽しみ方の違いで選ぶのもありかなと。

 

ちなみに燃費は排気量の大きい4RRの方が上だって。

 

確かに25RRはあれだけ甲高い音で60km/hとか、とにかく回す必要があるらしい。

 

超高回転で脳内ハッピーな方向けの仕様なんだろう。

 

[参考2]

 

今日は危うくCRFがガス欠になる所だった。

 

とにかく燃料タンクが豆タンクで、燃費は良いけど航続距離が短い。

 

下坂はクラッチ切って滑走したりしながら、最後の点滅状態でギリセーフ。

 

林道走行に割り切った仕様だからいいんだけど、携行缶はいるなぁ。

 

バイクは趣味性の高い乗り物なので、個性の振れ幅が大きい。

 

結局のところ、譲れない点と妥協できる点をはっきりさせることだと思う。

 

まあ、そんなところで今回は終了ということで。