バイクはジャンルが違うとキャラクターと乗り方が大きく異なると思う。
車であればドライバーはシートに座り、雨風にさらされる事もないし、
エアコンを使えばいつでも快適である。
一方、バイクの場合は暑さ・寒さ・風圧・雨など色々な外的要素にさらされる。
趣味性の強い乗り物ゆえ、見た目の好みも重要だが、
自分のニーズに合致したジャンルなのかも重要である。
800DEはアドベンチャーバイクに属する。
長距離のロングツーリングや旅に適しており、一日500km走っても疲れない。
(個人差はあると思うけど)
重さは装備品入れて240kgあるが、鬼トルクがあるので
7割程度の加速でもとんでもなく速い。残り3割は使える気がしない。
重量級バイクの加速感は結構癖になる。
それと800DEの良いところは、サスのストローク量。路面に吸い付くように走る。
このしなやかな足回りと不快な振動がない不思議エンジン、
歴代乗ってきたバイクに比べると、チートかと思うほど快適の極みである。
やはりSUZUKIはえらい!
ちょい乗り&林道専用機として導入したCRF250L。
こっちは完全にオフロードバイクのジャンルである。
車体は大きいが実はスッカスカで軽く、800DEより100kg軽い。
完全に直立姿勢でもろに風圧を受けるし、軽いので直進安定性はない。
しかし、オンロードではヒラヒラ旋回でき、オフロードでは水を得た魚のように走れる。
外装のプラパーツは樹脂整形したそのままみたいな潔さで
オフロードで転けてもメンタルダメージはないという安心感がありがたい。
あと、CRF250Lは車体が軽いので、狭い道でも躊躇なく突っ込んでいける。
1000kmの慣らし運転を終えて、やっとエンジン回転数を上げられるようになった。
2速ではスピードがでない、3速では力が足りないもどかしさが解消。
やっと本領発揮できる準備は整ったようだ。
経験上、ホンダのバイクは壊れない。こちらも頼もしい相棒になってくれるだろう。
ちなみに足つきは全く問題ないが、木の台みたいなシートで尻が痛い!
そして噂通り、右半分の尻だけ熱い。
きっとそういう設計なんだな。