もう暫く時間を置いてから、と思っていましたが、奇しくも今日は『虹の日』ということで
マロンチャンの振り返りを以て、ニャンズブログはここで一旦終了、という形に、と。
猫がいない生活、というのは、とても味気なく、淋しく、切ないものですが、
『命を引き受ける』ということは、責任が伴うこと、だとワタシは思っています。
なので、最期まで自分がお世話できるかどうか、がポイントだなって。
もちろん、生きていれば色んな事があり、人間のほうが想定外の病気になることもあるので
そういうことも(その時はどうするかなど)しっかり考えた上でね。
となると、現状、それは厳しいものがあるかなと・・・。
マロンが最後の子、だったので、ちょっと気持ちがそう容易には落ち着きませんで・・・💦
さて。。。気力を振り絞り、マロンたんの振り返りを。
↑ランラン家に来たばかりの頃のマロン。
実家のママさんとも、先日電話でお話したのですが、この時は不思議な感じでした。
マロンは、9ニャンきょうだいだったので、とても賑やかだったし
(数ニャンは新しいお家へ行っていましたが・・・)ママの花ちゃんがすっごく
子煩悩で、マロン達、ちびふわ~ズは大変に可愛がられていたので、お迎えに行った時、
帰りの車中では、寂しがってずっと泣きっぱなしになるだろうと覚悟していたのですが
さほど泣かず、『いや、でも夜中がヤバいと思うわ、きっと泣き止まないかも』と
覚悟の視点がそっちへ。しか~し・・・その心配が杞憂に終わり、お家に着いて
キャリケースを開けた途端でてきたマロンの顔ったら~、びっくりの
『フフン♪やっとお家にちゅきまちたよ~』って、何年もランラン家にいるかの如く。
これが、『運命・縁』っていうものなのか、と。
2人のね~ねズにも臆することなく、堂々としていて、グレープね~ねは難しい、と
早々に察し、ココアね~ね狙いで、ココアね~ねと大接近。
最初は遠目に眺めていたココアも、すぐに打ち解けて↓
この写真は、ママたんの大好きな写真です。
ココアね~ねから『何か』を熱心に教えてもらってるかのような、2人の後ろ姿。
そして、マロンのココアね~ね大好き!な気持ちが通じての、チゥ。
ぬいぐるみみたいに可愛かった~😊。
おチビの時は身体が軽かったのもあり、よく遊びました😊
ココアね~ねよりも、小さかったんですよ~~。
おチッポで遊んでもらってます。
やはり、マロン、といえば、ココアさん。ココアさん、といえばマロンなんです。
この2人には、強い絆のようなものが確かにありました。
そしてもう一つ、マロンと言えばこの寝相↓
腕のくるりんおネム。どうやったらこんなポーズが取れるのかと思ってましたね~。
ココアね~ねが虹の橋に旅立った後、淋しくて悲しくて、あちらこちらに
円形脱毛ができちゃったマロンのために、パセリを迎えたのですが、
(お嬢もいましたが、お嬢は、チビズ断固拒否でしたし~)
パセリが来た時はこの表情↓💦
パセリは気が強くて勝ち気で(でも、とっても甘えん坊でsweetな子)
ね~ねズを力づく(?!)で、退かせてベッドも取っちゃうので、
なんでも2つ用意してた頃が懐かしいです。
ケンカが多かったけど、ニャか良くできる時もありました。
パセリに比べると、マロンは正に、THE・メインクーン、という風体で
体重も9キロ(でも標準。骨がガッチリしてたのです)。
どこの病院へ行っても、ドクターが「おお!デカイ!!ふふふっ!」ってね。
でも、とっても淑女でした。暴れたことはほぼありません。自慢の子でした。
暴れたことがほぼない、と言ったのは1度だけあるから💦
その時、ワタシも噛まれましたしね💦。まだ今でも、時折腫れぼったくなり
物が握りづらいとかあるのですが、でも、そこもマロンとの大事な思い出の1つであり、
当然のことですがマロンに対して、そのことで怒る気持ちは一切ないです。
そして今、とても悲しいけど、淋しいけど、マロンに対しては、
『ワタシにできることは、全てしてあげられた』という気持ちもあります。
なので、一言では片付けられない、複雑な思いがあるというか・・・。
そして。ワタシも、ランランから始まってマロンまで、いろんな経験をしました。
で、最後に書いておきたいことは、猫だけではなく、犬も、その他の動物も、
家族に迎えるのならば、迎えたいのであれば、よくよく考えて迎えて欲しい、ということです。
というのも、ごく最近、『犬か猫を迎えたいと思っているので相談させて欲しい』と
言ってきた方がいましてね~・・・。
お話伺うと、考えが甘いのよ。
『仕事が忙しいので、忙しい時はペットホテルに預けます』
『ペットショップとトリミングサロンと病院が併設されてるショップがあって
便利だし、そこが良いと思いました』→は??です(爆)。
病院なんて、病院選びなんて、皆さん、とてもナーバスになる部分ではないでしょうか?
便利だから良い、これは誤った考えだとワタシは思います。
なぜなら、そこも経験しているからです。グレちゃんから、かかりつけ医は
近所に新しく出来た病院になりました。車なら、1分です。タクシーなら初乗りで行けます。
パセリの時は助かりはしませんでしたが、この近さはありがたかったです。が、
開院時から通っている、かかりつけであるのにも関わらず、コロナ禍から
予約診療になり、本当に大変な時に「予約で一杯で無理ですね」と冷たく言われるだけ。
診てくれない。便利だから良い、これは違うな、と。病院選びくらいは
しっかり、自分の目と耳で、大事な我が子を託せるか見極めてもらいたいと切に思います。
また、忙しくてお世話できない時があるからホテルに預ける、これも、ワタシからしたら
信じられない言葉です。正に、Unbelievable.
グレちゃんのように、お留守番のほうがストレスになり、自分の診察がなくても
一緒に付き添いでも病院に行きたい、一緒に出かけたい、なんて子は猫では稀です。
『お友達が猫と暮らし始めて2~3年なんだけど、その人から
”仕事が忙しい人は、絶対に2匹以上いないとだめ!1匹だと寂しがるから”って
言われたので2匹考えてる』→これも、は??です。
物事には、『絶対』というのはまずあり得ません。数学のようにはっきりした
正解はないので、『絶対』なんて言っちゃだめです。
更にドン引きしたのが「2匹で月に2~3万あれば良いって言ってた」。
いや、若くて元気があり、一つも病気をしなければそれで済むかもしれません。
しかし、若いからと言って病気をしないわけではありません。
長期通院が必要になるような病気になることもあるかもしれません。
そういう、リスク面も考えなければならないのでは?と思います。責任を持つって
そういうことです。ぶっちゃけ、うちなんてそんなこと言ったら、幾らかかったのか
わかんないですよ、マロン一人に。MRI検査、地域や病院によって費用は違いますが
マロンが受けた3年前は北大で20万かかりました。MRIだけで、です。
保険は、この時入院ではなかったので、上限いっぱいの14,000円までしか出ませんでした。
ご飯も、ちゅ~るしか受け付けなくなってたので、週に2回ほど買い込んで、1回
5~6,000円。それを毎日、生きている限り続けるのです。プラス、通院費。
かかる時は、それだけかかる、という覚悟も必要なのです。
あまりにもお金がかかるので、うちは車を一台手放したほどだったのですから。
でも、ワタシは車なんかよりもマロンのほうが大事だったので、なんとも思ってません。
ま、だから、タクシー代もかかるわね(爆)。マロンの最後のかかりつけ医院まで
タクシーで片道、2,600円ほど。行きは、呼ぶので、予約料金が別途かかります。
そうなった時、いや、同じにする必要はないけども、それほど費用はかかってくる、
という覚悟をしてくれる人じゃないと、とは思うのですよ。
ワタシは、車の維持費なんかの分、マロンにかけてあげたかったので。
ま・・・最近・・・そういう『相当(爆)考えさせられる』ことがありましてね・・・
書いちゃいましたが💦・・・。
今、ワタシが、ワンニャンを迎えたことがない人から、お迎えしたい、と相談を受けたら
それなりに費用がかかること、若くても病気になることもあることを伝えたうえで
それでも、最期まで一緒に暮らす覚悟ができるか、を問うと思います。
ペット保険も、今は、窓口精算が多くの病院でできる、アニコムにも
通院無制限コースはなくなりました。(元々そのコースの人は更新時でもそのままですが)
年間で、20日しか、保険利用できないのです。他社さんが、日数上限を設けてないところが
ありますが、日数の制限がないだけで、年間支払額の上限はあります。
一番高いところで、現在のところ、年間支払額70万まで、かな。
ただ、窓口精算は出来ないので💦、一旦窓口で全額支払ってから、保険会社へ請求になります
これがね・・・大変だと思うのよ?。資産家なら無問題でしょうが・・・。
保険なしだと、一度に、2万~3万、支払わないといけなくて、それが月に3~4回あったら
結構、詰む・・・💦。今日申請したから、といって翌日の返金ではないですしね。
うちも、これもネックで、もう無理だな、ってなったわけです。
ぶっちゃけ・・・12,000円のセミントラ、使ってあげられたのだって
無制限で保険使えて、窓口精算できるからであって・・・。
『可愛いから』だけじゃだめよ~・・・。
と・・・最後に長々書いちゃってスミマセン💦・・・・
月曜日に、マロンが使っていたベッドなどを処分しました。泣けた~・・・
でも、1つはまだ残してあります。ランランから使っていた初代タワーについては
これは、ワタシが死ぬまで処分しないことにしています。思い出が詰まりすぎていて
とても処分なんて出来ませんので。。。。。
マロンは、パセポンと同じく、遺骨ホルダーに遺骨を入れて、ママたんと
いつも一緒にいられるように、愛用のバッグに付けています。
チビポンの時に斎場選びに激しく後悔したので、グレちゃんの時にお世話になって
良かった斎場に行きました。
そうそう、もう一つ。
マロンたんが旅に出てしまった日、呆然としながら、近くにある花屋さんに
お花を買いに行ったのです。でも・・そこは、普通のお花屋さんではなくて~・・・。
冠婚葬祭での花輪やアレンジメントを作る専門のお花屋さんで💦・・・
でもね、お花は買うことはできるって確認して・・・。でも、普通の花屋さんじゃないから
値札もついてないのね。だからピンク系で、とお願いしてアレンジメントを
作ってもらった時、他所様のアレンジメントを見てピンクの百合が使われてて
それを1つでいいので入れて欲しいってお願いしてみたら、
「もう、ないんです・・・。全て使ってしまって・・・」って言ってたのに
それ、一輪入れてくださったんです(;ω;)。愛猫が亡くなったから、っては
お伝えしましたが、まさか入れてくださるとは思わず。
ありがたかったですね。マロンたんに「良かったね(;ω;)ピンクの百合が来たよ」って
言いながら帰宅。お花屋さんの心遣いに、ほんとに泣けました。
この長い今日の記事を全て読んで下さった方へ、心より厚く御礼申し上げます。
猫友でいて下さった皆様へ。
本当にこれまでの長い間、ありがとうございましたm(._.=)mぺコ
ランラン、グレープ、ココア、マロン、パセリのこと、その子達を
愛してやまなかった、激甘なママたんがいたこと、たま~~に
思い出してくださったら幸いです。
On the day of the rainbow.
From mom.