こんにちは!
今日は6月30日。
夏越の祓の日です。
うちの故郷では「茅の輪くぐり」と言います。
私が20代の頃、何故か知らないけれど、一度だけ両親と地元の茅の輪くぐりに行きました。
急に行くことになって、
夕方から出かけて、茅の輪をくぐって、参拝して、
それから、鰻を食べに行きました。
おそらく両親は鰻をどうしても、食べたかったんでしょう。
その頃私は鰻が嫌いで、鰻はどうでもいいや、と思っていました。
町は茅の輪のお祀りで賑わっており、鰻屋さんもそれは混んでいました。
1時間以上も待って、やっと来た鰻重!
そのとたん、店員さん鰻をひっくり返す!
ひぇー!!
すみません、作り直してきます!
もう待てませんとばかりに、
それでいいですからと、
蓋が下になった器をひっくり返して、なんとか器に鰻を収めて、
せっせと食べる両親。
私はチキンカツだったかなあ。
なぜか、こんなふうに、私だけを連れて両親がどこかへ行く、
ということが何度かありました。
父も母も若く健康で、
私はやせっぽちの末娘で、
そんな日が懐かしいです。
こんなこと思い出すと、
また二人の子供に生まれてもいいかな、と思う今日この頃です。