診察 術後3年10ヶ月 | 不良リーマンの気ままな日記 肺がん1Aから3A昇格~再発

不良リーマンの気ままな日記 肺がん1Aから3A昇格~再発

2015年7月(55歳)肺がん右上葉切除。1Aのはずが病理検査の結果3Aに昇進! 
そして、2019年10月の検査で小脳転移。

いつまで続けるかわかりませんが、皆さんのお役にたてるといいですね。それに、自分も励まされてます。

法事もあったし、出張から一旦もどり今日造影CTと診察。

時間がないので、読影は飛ばして主治医の目立て。

いつものように「再発の兆候は見られません」

ありがたい。 ずーーと、この言葉を聞きたい!!!


ーー

で、主治医と少しだけ雑談。

オレ 「私の受けた臨床試験の結果が発表されました。5年直前でも再発する方がいて、ちょっとビックリです。」

先生 「そうなんですよね。 リスクの高い方は5年過ぎても、数はすくないですけど再発することがあります。ですから、その後も経過観察は必要です」

オレ 「そ、その、リスクの高いかたとは?」

先生 「リンパ管侵襲が認められたかたとか、・・・」

なんだ、オレのことじゃん!  ムキー

下のグラフはオレが受けて落第した治験。

2期と3A期の術後補助化学療法で、ビノレルビン(保険適用)+シスプラチンをアリムタ+シスプラチンと比較したもの。
先日のASCOで発表されたらしい。

グラフは無再発生存期間。 青がビノで黄色がアリムタ。

最初に2、3年で再発する方がそこそこいて、だんだん落ち着いてくるけど、5年前後でもまだ安心できない。
ビノとアリムタは大差なし。

患者背景はほぼ同じで2期と3A期は半々。 この結果のサブグループ解析がわかれば、3Aはもっと悪い結果だろう。


だからと言って、どうってことはない。 結局のところ、確率が大きくても小さくても、そこに自分が入るか入らないかだけのこと。

残念なことがおこる可能性があることを常に忘れず、今の普通の生活を楽しむ、ってことですかね?


雨の日の法事。寺の庭。 アジサイがあるといいのにね。