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みなさま、こんばんは～(*^^*)
まいど！ねこざんまいです！
昨日の続きになります。
お寺の前の石畳で倒れている茶色い猫さんに出会いました。
区役所に電話をしていた男性に話を聞くと（あまり会話にならなかったのですが・・・）
猫が倒れているから、区役所に電話したそうで。
『あそこのボランティアだったら引き取ってくれるんだけどなー。あそこ、池袋のさ～』と。
こちらがボランティアで、脱走した猫を探していると伝えたら、
『ボランティアなら引き取ってくれるんだろ？』
いやいや、誰が治療費を払うんですか？
『ボランティアだから払ってくれるんでしょううよ？』
わたしは個人で活動しているボランティアなのですが
『あ、個人はダメだ。団体じゃないと』
やっぱりな答えに意見する気力がその時は湧いて来ませんでした。
ダメだ、色んな意味で時間がない。
いつまでもこんな会話をしている訳にはいかない。
茶色い猫さんを触ると、すごい熱。
そして意識がない。
正直、もう生きていないのではないかと思って見ていたのですが、お腹が動いていました。
『ごめんね、待ってて。頑張ってね。すぐ来るから！』
心の中で葛藤しながらも、わたしは脱走した猫さんの捜索に向かうのでした。
すぐ近くの里親さま宅へ。
状況を伺い、さっきまでいた場所を見るも姿はなし。
脱走して今日で2日目。
絶対に近くにいるはず。
運良く、戸建ての家ばかりの住宅街。
裏手に回り、室外機や給湯器の下を見る。
いないな。
おや、何だかここ怪しい。
いた！
名前を呼んだら『にゃー』とか細くお返事してくれました。
怖いよね。
知らないお外に出ちゃって、怖くて仕方ないよね。
大丈夫、すぐにおうちに戻してあげるからね。
捕獲箱を置いたタイミングで、ご近所の方が奥からガサガサしてくれました。
その音で捕獲箱の方へ歩いて来て、そのままイン。
10分とかからず確保完了。
良かった。本当に良かった。
一旦里親さまのお宅に連れて行き、急いで茶色い猫さんの元へ。
茶色い猫さんのそばには、誰もいませんでした。
里親さまにダンボールを用意してもらい、茶色い猫さんを入れました。
変わらず身体は熱く、肉球もとっても熱くて、こんなに熱い肉球を触ったのは初めてでした。
里親さまのかかりつけの病院に電話をしてもらったのですが、処置中で診ていただけないとのこと。
先生お一人でやってらっしゃる病院なのですぐには診れず、緊急性が高い子なので他の病院を当たって下さいと。
どうしようどうしようと気ばかり焦り、意識のない子を前にして冷静にはなれませんでした。
『いやだよ！こんなところで死なないで！お願い、頑張って』
近所の方も出て来て下さり、病院を教えてくれました。
その間にシリンジで水を口に入れると、ダラリと出ていた舌が動いてペロペロしてくれた。
反応がある！
急がないと！
調べていた中でも1番近い病院に向かうことになりました。
診てもらえるといいな。
そんなことを思いながら、タクシーでその病院に向かったのでした。
ちょっと窮屈だったよね。ごめんね。
続く
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