白馬の王女様。 | 猫日記

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史上初の快挙…!!

競馬です。

白馬として注目を浴びている『ユキチャン』。
先日、地方の川崎競馬場で行われたGⅡ『関東オークス』に出走しました。

地方馬とはやはりレベルの違うJRA、しかも2勝馬で鞍上は天下の武豊。
元々の人気も手伝って、直前2番人気の好評価。

パドックも映像で見てたけど、まあまあ以上の出来映えではあったように見えた。
パドック解説ではキレイ、キレイとあまり状態には触れていなかったとこが気になったけど、白馬だし、しょうがないか。

そしてレースが始まり…ユキチャン、2着に8馬身差を付ける大楽勝劇!!
三角あたりで先頭に並びかける勢いで上がっていったと思ったら、直線では抜群の伸びで2着を引き離す。
鞍上・武豊もほぼ持ったままの手応えで影も踏ませぬ大楽勝。

これで重賞初制覇、日本ではもちろん白馬として史上初めての重賞制覇となり、海外でもおそらく初の快挙となった。

これでさらに夢が広がるユキチャン。
日本競馬史上初となる白馬のGⅠ出走はおそらく確実。
さらに白馬史上初となるGⅠ制覇だって可能性が見えてきた!!


…というほど競馬というのは甘い世界ではない。

これで獲得賞金を大きく上乗せして2,500万円としたユキチャンは、トライアルの結果を待たずしてGⅠの出走権がほぼ確実となった。
ユキチャンの選択肢としては、夏に除外を味わった『オークス』のリベンジとして、秋の牝馬三冠最終戦『秋華賞』を目標にすること、
勢いをそのままに、地方3歳ダート三冠の一つ『JDD(ジャパンダートダービー)』を目標にすること。
この2つのどちらかになるはず。

秋華賞は、陣営としては出走させたいと思う気持ちは強いはず。
しかし、オークストライアルで完敗を喫し、あれからどこまで通用する力を付けてきたかは不透明。

対するJDDは、陣営としてもある程度の手応えは掴んでいるはず。
出走メンバーこそ大したレベルではなかったものの、あれだけのパフォーマンスで楽勝したのだから色目は出てもいい。

しかし、現実はそうは甘くない。
今年のダート界には怪物がいるからだ。

そう、怪物『サクセスブロッケン』。
ユキチャンはたしかに力を付けてきたが、まともに戦って勝てる相手ではない。
さらにもう一頭、おそらく今の日本で『カジノドライブ』を除けばサクセスブロッケンとまともに戦えるであろう唯一の存在『ユビキタス』もいる。

ユビキタスがJDDに出走するかどうかは全くわからないが、あの『シルクビッグタイム』を7馬身ちぎる強さは別次元。
ちょっと強い女の子が戦って勝てる相手ではなさそう。


しかしユキチャン、君はただ白馬なだけで盛り上がっている馬じゃない。
ちゃんと重賞を制覇してるんだ、自信を持とう。

次走に期待しましょう。