NHKマイルC。 | 猫日記

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今週はNHKマイルCです。
今年は大波乱連続のGⅠ戦線。僕もボッコボコにやられまくっております。
そこにきて荒れるGⅠの一つ、NHKマイルCの登場です。
今年は例年堅いと言われるオークス、日本ダービーも何か怪しい感じがするし、冬に勝ち過ぎた分いつ浮上するかわかんない重傷状態だけに、苦手なレースでもがむばらなければね。

さて、そのNHKマイルC…さすがに難解そうな登録メンバーです。
昨年の2歳チャンピオン『ゴスホークケン』がやはりこちらに登録。
前走はニュージーランドTでまさかの大敗。
見せ場も無くの大敗だっただけに、休み明けとは言え物足りない内容だった。

昨年の朝日杯2着馬にして、皐月賞5着と力を見せた『レッツゴーキリシマ』はマイルに戻って改めて期待出来そうだ。
前々走のスプリングSは惨敗、ムラのあるタイプだけに爆発すればアッと言わせる場面はありそうだ。

安定感が武器の『アサクサダンディ』は前走ニュージーランドT3着。
とにかく適応力の高さは最大の武器。
父フジキセキ、母父エリシオとマイルは確実に対応出来る血統だし、このメンバーなら素質は決してヒケを取らない。

前走の毎日杯で化けた『ディープスカイ』はここで一気にGⅠ奪取を狙う。
上がりは34秒台と目立つものではないが、今年のメンバーの中では充分及第点と言えるレベル。
崩れにくい堅実さも武器だ。

『ブラックシェル』は前走皐月賞で6着。
前々走は弥生賞で2着、デビューから注目を受けていた同馬だが、一度の大崩れが評価を大きく落とした。
血統から見ても、マイルが向かないとは思えないし、姉はシェルズレイの良血馬。力は誰もが認めるところだ。
ただ、3歳時からシェルズレイを追ってきた僕だけど、この血統はムラがあるんだよな…。

10年に一度の大器と言われながらも期待を裏切り続ける『サダムイダテン』は距離を短縮して勝負に挑む。
ハマった時の切れ味はおそらくメンバー随一。
しかし、精神的なものなのか、はたまた能力が足りないのか…はわからない。
ただ一つ言えることは、デビューから2連勝したあの内容はGⅠ級そのもので、このままで終わるとは思えない。

ニュージーランドT2着、前々走アーリントンCでも2着と重賞級の強さを持つ『エーシンフォワード』は得意距離でGⅠ制覇を狙う。
5戦して着外は一度だけと安定感は非常に高い。

他にも快速牝馬『エイムアットビップ』、ニュージーランドT勝ち馬『サトノプログレス』、アーリントンC勝ち馬『ダンツキッスイ』…と豪華かつ混戦メンバーが揃った。

そんな中でも注目したいのが『ファリダット』。
母は名スプリンター『ビリーブ』。デュランダルがスプリント王として君臨する前に女馬でありながら牡馬をねじ伏せてきた強者だ。
デビューから中距離路線で結果を出せずに出世が遅くなったが、前走で一気に距離を短縮、後方から直線一気で並ぶ間を与えずに4馬身千切るあのパフォーマンスは圧巻だった。
完全に本格化したと思わせるレース内容で、本命は揺るがないだろう…と思っていたけど、同じくド派手なパフォーマンスで快勝したポルトフィーノがアーリントンCで大敗、桜花賞でも結果を残せなかったことを考えると一戦だけでのパフォーマンスでは確信しにくい今年のGⅠ戦線。
母子二代GⅠ制覇を期待したいところ。


ということで、強力な登録馬が目白押しの今年のNHKマイルC。
普通にやればブラックシェルとファリダットで堅いと思うんだけど…どうなるかはわかりませんな。