相撲。 | 猫日記

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引退した人に…。
今日は相撲です。
とある横綱審議委員が言ってました。
『私にとって朝青龍は引退した人~』

横綱・朝青龍…昨日の段階で11番戦って10勝1敗。
ちなみに先場所、12勝3敗、優勝決定戦で不戦勝ながら優勝し、上記の横審から認められているもう一人の横綱・白鵬は11番戦って10勝1敗。
さすがは先場所まで一人横綱という重圧に負けず戦ってきただけあります。
大関・千代大海…初日から7連敗を喫して休場。
大関・琴光喜…6勝5敗。
大関・魁皇…7勝4敗。
大関・琴欧州…7勝4敗。
関脇・安美錦…5勝6敗。
関脇・安馬…6勝5敗。
小結・琴奨菊…6勝3敗、のち2番休場。
小結・出島…2勝9敗。

こんなとこです。

いやーしかし…三役のうち琴奨菊、出島、琴欧州はあっさり引退した力士にやられる始末。

素晴らしいです。
素晴らしい成績ですね。引退した力士に虚仮にされる、相撲の顔とも言える横綱、三役のこの成績。
一体、横審はこの状態をどのように説明するつもりでしょうか…。
徹底して朝青龍を『引退した人』と言い、白鵬との出稽古中も
『白鵬の相手もいい動きですね』
と決して朝青龍の名を出さないほど徹底して批判を続けていた某横審のあの方は、この状態を見ても朝青龍は必要ない…と言えるのでしょうか…?
もし、このまま朝青龍が引退していたとして、現三役の誰かが白鵬の不調時にチャッチャッと横綱に昇進なんかしようもんなら…

誰が認められますか?そんな横綱。
横綱ってのは強い力士こそでしょう。
今の時代に生まれてきたなら、やはり最強の横綱・朝青龍に勝って、誰にも文句の言えない状態で横綱にならないと。

横綱審議委員ともあろう人間が、ただ朝青龍を叩くだけじゃ、あまりにも器が小さすぎるじゃないですか。
まずは今のしょっぼい力士の根性を叩き直すことから始めるべきじゃないのか…と。
叩くのも結構だけど、ただ叩くだけじゃ子供でも出来ます。
だから叩くときは強いものは強いと認め、そして勝てば官軍と言うような手を使い、勝って当然という状態で負けたときにこそ、これみよがしにブッ叩いてやるのが本当の叩きってもんでしょうが。
それが夕刊フジみたいにとにかく敵視するものは徹底的に叩いて…ってのはアホでもできる。

『朝青龍がこれで優勝したらますます調子に乗ってしまう』
と言われていますが、ここで優勝して、横審に少し頭を冷やしてもらう…という手もあります。
決して朝青龍一人を応援するわけじゃないけど、二場所のブランクを経ても尚、これだけの強さを見せる朝青龍がここで優勝しても何一つ不自然はないでしょう。

だから、僕は朝青龍の猛省を期待するより、ドラマチックな展開を期待したいです。

そして…本当に猛省するのは現・三役だろ。