男気溢れる選手達② | 猫日記

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~男気溢れる選手たち②~
『前田』(広島)・・・誰もが認める天才バッター。『イチロー』、『落合』、『上原』、『掛布』・・・といったそうそうたるメンバーが口を揃えて前田の天才っぷりを語る。そして当の本人も、「シーズンを無事に終えれば数字はついてくる」というセリフを始めとする、自信の表れを次々と言葉にする。そして無事にシーズンを終えれば3割など楽に超え、有言実行、さらにその成績を表で自慢するわけでもなく、常に自分の成績に満足せずに上を目指す。記者に数字について言われても「それがどうしたんや。」の一言で一蹴。黙々と数字を出し続ける天才、前田はカッコイイ。
『イチロー』(マリナーズ)・・・日本でのプレー時代は首位打者を奪われること無くメジャーへポスティング移籍。メジャーへの道を切り開いた野手。語らずにただ黙々と自分のプレーで語る姿は男の中の男を感じる。WBCでは日本を引っ張り、「世界の王監督に恥をかかすわけにはいかない」、と有言実行。無口で語らずの印象から一転、日本代表では自分の思ったことを存分に口に出し、さらに男気を上げた。でも、全ては成績を見れば一目瞭然という実績そのものが何よりカッコイイ。
『小久保』(ホークス)・・・ダイエーに不条理な手放し方をされて、巨人で黙々と仕事を続け、FAになったら天下の巨人相手にも皮肉たっぷりに球団を突き放し、1度は捨てられたはずの球団であっても恩師『王監督』への忠誠心を失うことなく再び古巣に戻ってきた。怪我無くチームの柱でい続ける精神力と力にこれぞ男の強さを感じる。
『川相』(元中日)・・・犠打世界最高記録保持選手。古巣の巨人で職人と呼ばれ、チームの底上げに大きく貢献していながらも放出され、救われた中日では優勝に貢献し、ついには職人の技とも言える犠打で世界記録を更新した。犠打という目立たない技術ながらもそれにこだわり続け、チームの根底を支える仕事をし続けた川相は誰が何と言おうとカッコイイ。
『立浪』(中日)・・・現代の安打製造機とはイチローか、この立浪さんに他ならない。『清原』、『桑田』と同じPL学園出身だが、存在自体は常にあまり目立たなかった。しかし‘90年から‘05年まで実に16年連続シーズン100安打超えを続け、さらには通算安打数2414安打に、これもあまり目立たない記録だが、通算二塁打476はあの『福本』を超える歴代単独1位の記録でもある。ミスターツーベースと呼ばれ、チームに多大なる貢献をし続ける立浪は選手としても、チームリーダーとしても常にカッコイイ存在であり続ける。
『宮本』(ヤクルト)・・・常に日本人選手のチームリーダー的存在であり続け、守備の名手っぷりは日本随一。さらに今年の契約更新時には500万円アップも自分が納得いかずに自らの年棒で球場の改修工事を約束し、結果年棒ダウンを自ら希望した。WBCでもイチローに次ぐリーダーシップでチームを引っ張り、ヤクルトでも攻守にわたってチームに貢献し続ける姿が人々を魅了する。