天空覇魔伝~天魔大戦⑬~(61話) | 猫日記

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~あらすじ~
死んだはずのウリエルが生きていた・・・。
ミカ「ウリエル、よく生きて戻ってきたな。」
ウリ「ギリギリだった。まず倒すのは無理だと思ったからな。生きて戻るので精一杯だったな。」
ガブ「ウリ、一体どうやったのさ?ボクの千里眼に映らないなんてさ。」
ウリ「簡単なことだ。オーラの色を変えただけだ。お前の千里眼はオーラを察知して探すだろ?お前だけじゃなくて、みんなそうだ。だからブルートのやつも俺が逃げたことに気付かなかった。」
ガブ「へぇ・・・ウリってそんな器用なこと出来たんだ。いつもはただ暴れるだけなのに・・・。」
ウリ「俺だってこんなのは趣味じゃねーっつーの。でも今回はさすがに死ねねーと思ったからな。これでもショック受けてんだぜ。逃げるくらいなら死ぬってのが俺のモットーだからな。」
ユウ「ウリエル様、ブルートってやつはそんなに強いんですか?ウリエル様が1対1で完敗するなんて・・・。」
ウリ「ま、油断してたのも事実だけどな。でもまともにやってても分は悪かっただろうな。お前なら多分勝てるだろ。相性が悪かったんだよ、実力以前にな。でもお前が勝てるったって今行くのは俺も感心しねーぞ。あっちはお前らの誰かが来ることを想定してるだろうからな。」
シヴァ「戦闘以外には頭が回らないウリエルですらそう言ってるんだ。ユウキ、大人しくしてろ。」
ウリ「・・・悪かったな・・・戦闘以外に頭が回らなくてよ・・・。」
ミカ「ウリエル、どっちにしてもお前はオーラを使いすぎてるな。回復しきるにはかなり時間がかかりそうだ。しばらくは大人しくしてろ。戦力は半減だがしょうがない。」
ラファ「戦力にならないのはウリエルだけじゃないだろ?」
ミカ「・・・?」
ラファ「てめぇ・・・忘れたのか!?俺もオーラなんてほとんど無いんだよ!!お前のオーラを封じるためにな!!それにお前ももう戦闘態勢は取れないだろ!?」
ミカ「あ、あぁ・・・そうだったな・・・じゃあ私がウリとラファの代わりに戦うよ。解放すればある程度は戦える。」
ラファ「バカ!!次にお前が解放して誰が止めるってんだ!?」
ミカ「・・・そうか。」
シヴァ「落ち着け、3バカ。お前ら少なくとも2人はまるで役に立たねーんだからここで待機してろ。ウリエルは戦力にならねーっていってもある程度くらいのやつは相手に出来るだろ?ザコ担当でしばらく動け。俺ら3人はある程度自由にやらせてもらうぜ。」
ミカ「・・・そうだな。シヴァ、お前に任せるよ。私達はここで大人しくしてよう。」
ウリ「シヴァ、ブルートには手を出すな。やつはまだ何か隠してるかもしれん・・・。」
シヴァ「安心しな、ここで手を出すほどバカじゃねぇ。ユウキもそこまでバカなら俺も関わらねぇよ。いくぞ、ユウキ、タク。」
シヴァ、ユウキ、タクの3人が出動した。
そのころ、悪魔軍は・・・
ブル「・・・天使のやつらが誰一人として追ってこないな・・・予想外だ。」
ゴモス「へっ、お前の勘とやらもアテになんねーな。」
ブル「黙れ、ゴモス。・・・どう見る、パズズ?」
パズ「俺には関係無い話だ。ただ、あっちの頭はミカエルだからな、ヘタな手は踏まねーよ。」
ゴモ「・・・ちょっと待て、連絡だ。・・・何!?・・・あのやろう・・・!!」
ブル「どうした?」
ゴモ「『オニキス』のクソガキが勝手にどっか行きやがった!!あのやろう・・・調子に乗りやがって!!」
ブル「パズズ、いいだけ調子に乗らせてるじゃないか。あのガキ、完全になめてるぞ。」
パズ「くっくっく・・・別にいいじゃねーか。それとも天使のクソどもみてーに団体行動とれって言うのか?まぁ安心しな、やつの行き先なんてわかる。ユウキのとこに行って終わりだろ。」
ブル「ユウキか・・・あの天才人間だな。オニキス程度じゃ勝ち目ないだろ、見殺しか?」
パズ「別にあいつが死のうが死ぬまいが俺には何の関係もねーよ。まぁ、その前にあいつのとこに行っててもらえれば俺の考え通りになるんだがな・・・くっくっく・・・」
【シヴァ班】
シヴァ「ユウキ、お前もうブルートだかってやつは諦めたな?」
ユウ「え・・・そ、そりゃあもう・・・はは。」
シヴァ「・・・まぁ、そんなに行きたきゃ勝手にすりゃあいい。そのかわりもう二度と俺の前にツラ出すなよ・・・。」
ユウ「じ・・・冗談ですよ。で、どうすればいいんです?」
シヴァ「そりゃあもちろん・・・ん?タクのやろう・・・何やってやがんだ?」
タク「・・・」
ユウ「瞑想ですね・・・。」
シヴァ「また瞑想か・・・ホント好きだな・・・。まぁいいや、今のこいつならそう簡単に殺されることはねーだろ。俺も久々に子守りから解放されたんだ、好きにさせてもらうぜ。」
シヴァが飛んでいった。
ユウ「ボクはどうしよ・・・やっぱブルートに・・・いや、シヴァさんの逆鱗に触れたら殺されるかもしれないし・・・ザコでも一掃してこようか・・・。」
ユウキも飛んでいった。
タクの瞑想が続く・・・。そして3時間後・・・
タク「・・・!?」
タク目掛けて攻撃が飛んできた!!間一髪でかわすタク!!
タク「痛っ・・・危ねーなコラ!!誰だ!!」
タクが攻撃を仕掛けられた!!相手は一体・・・続きます。