中村紀洋。 | 猫日記

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野球です。
『オリックスバファローズ』の『中村紀洋』の去就についてゴタゴタが続いておりますが、ついに退団の方向で決着がつきそうです。
退団となればノリはトレードか自由契約かの2択になります。
トレードならばまだいいけど、自由契約となると、今のノリを獲得する球団が現れるかどうか・・・。
しかし、公傷を求め続けていたノリもわからないけど、今のオリックスの動き自体も全く理解出来ない。
一体球団はノリに何を求めていたんだろうか・・・。
昨季のノリの成績は85試合に出場して打率2割3分1厘、45打点、12本塁打という成績。
たしかに期待していたクリーンアップとしての成績で見ると物足りないが、76安打のうち12本が本塁打というのは実にノリらしいと思うのは俺だけだろうか・・・。
オリックスがノリに求めていたものが『清原』と同じようなカリスマ性と3割30本100打点のような成績だとしたらハナから考え方に無理がある。
ノリがブレークしたのは‘98年に初めて30本塁打超えを記録し、シーズン32本塁打を放ったときだ。そのときの打率はわずかに2割6分という数字。実は‘95年からすでに20本塁打を記録しており、二桁本塁打は10年連続、メジャーの成績を無視すれば昨季も記録しているわけだから11年連続で記録している。100打点超えだって3度記録しているが、3割超えは『近鉄』優勝時の‘01年の1度のみである。生涯通算本塁打319本、生涯通算打点961打点に対し、生涯通算打率は.251と明らかに低い。
1発か空振りか・・・この正に1発逆転型タイプの選手だから俺は好きなわけであって、3割をポンポン連発するのはノリじゃない。
前球団の近鉄はこれを承知した上で契約を結んでいたのはもちろんだが、オリックス側はこれを知らずに・・・まぁ、もちろん知ってはいたと思うけど、考え違いのところで契約を結んでいたように感じる。
今季の成績で85試合で12本塁打なら100試合を超えれば15~6本塁打は記録している。130試合なら20本塁打はかたいだろうし、昨シーズンは調子自体も悪かったことを考えると、今でも30本近い本塁打は放てる力は残っていることは今シーズンを見てもわかる。
打率がないのは今に始まったことじゃないし、それでノリ1人を戦犯扱いするのはどうかと思う。
実際、ノリくらい酷い成績に終わった清原には現状維持の契約をしながら、ノリには60%ダウンの提示をしてはノリ側が怒るのも無理は無い。
だから、何が言いたいのかというと・・・ノリ、君はキヨとは違う。公傷云々でウダウダカッコ悪く言い訳を言うのはもう見たくない。オリックス側は清原の年棒をもう少し考えなさい。ノリと同じ扱いで60%ダウンで誰も文句は言わないだろうよ。
もし、ノリの退団が決まって、違う球団が獲得に動いたらそのときは、前近鉄のようにノリをちゃんと理解してくれている球団が獲得してもらいたいものです。
2割5分で30本塁打・・・カッコイイじゃないですか。