驚愕の競馬シリーズ~驚愕の圧勝編①~ | 猫日記

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今回の驚愕の競馬シリーズは、競馬の魅力でもあるあっと驚くパフォーマンスでの勝利をご紹介します。題して『驚愕の競馬シリーズ~圧勝編~』をお送りします。
驚愕の競馬シリーズ~圧勝編①~
『‘76年 朝日杯3歳S マルゼンスキー』・・・史上最強馬と言われるマルゼンスキーは全8戦、全てが驚愕の圧勝だった。8戦8勝、8戦でつけた合計着差は何と61馬身、この朝日杯では1分34秒4という当時のレコードタイムだった。マル外の恐るべき強さは正にこのマルゼンスキーから始まったと言っても過言ではない。マル外によりクラシックの出走権を得ることが出来ず、幸か不幸か、同世代には『トウショウボーイ』、『テンポイント』、『グリーングラス』という史上最強世代の1つ、TTG世代だったのだから『有馬記念』で最強を証明するはずだったのだが・・・屈腱炎により、願いは叶わず無念の引退となった。
『‘98年 金鯱賞 サイレンススズカ』・・・伝説の稀代の逃げ馬『サンデーサイレンス』産駒の最高傑作と言われることも珍しくないサイレンススズカの恐るべき圧勝劇。勝ちタイム1分57秒8のタイムもさることながら2着に1秒8という大差をつけての文字通り大楽勝だった。誰が見ても憧れるとてつもない快走劇を見せ続けてくれた。中距離では無敵、秋には3歳で『ジャパンカップ』を制す『エルコンドルパサー』を子供扱いする圧勝前半1000Mのラップタイムは常に58秒台、57秒台で走ることも珍しくなかった。史上最強世代とも言われるエルコンドルパサー、『スペシャルウィーク』世代に立ちはだかった大きな大きな壁だった。
『‘94年 菊花賞 ナリタブライアン』・・・史上5頭目の三冠馬にして平成のアイドルホース。20世紀で最も人気のある馬としても名が挙がるナリタブライアンはクラシック『皐月賞』、『日本ダービー』、そして『菊花賞』と戦うにつれて着差をどんどん広げていった。7馬身差の圧勝、秋緒戦ではまさかの敗戦を喫したが、菊花賞の勝利はあまりにも強すぎた。
『‘03年 ジャパンカップ タップダンスシチー』・・・逃げ馬として一斉を風靡してきたが、ライバル馬が強力で主役にはなりきれなかった。このレースでも『シンボリクリスエス』を筆頭に『ネオユニヴァース』、『ザッツザプレンティ』という面々に苦戦を強いられると予想された。しかし、フタをあければ何と逃げ切りで2着に9馬身差という大楽勝だった。3着のシンボリクリスエスに至っては10馬身の差をつけられる完敗。JC史上最高のパフォーマンスとなった。