天空覇魔伝~天魔大戦⑦~(55話) | 猫日記

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~あらすじ~
タクとシヴァが新たにコンビを組んだ。久々に口論もはさみ・・・。
【ユウキ班】
ユウ「へぇ・・・白ってホントに面白いな・・・この僕にして、まだ強くなる余地があるなんて・・・。これってもしかしてタクはもちろんとしてもシヴァさんも知らないんじゃないかな・・・。」
【ウリエル・ラファエル班】
ウリ「ミカエルのお守りか・・・どんな任務よりも大変なのよね・・・」
ラファ「・・・最悪の場合は大天使の封印を解くことも考えないとな・・・。」
ウリ「ちょ・・・おかしくねーか!?何で仲間相手にこんなビビんなきゃなんねーんだよ!!
ラファ「・・・しょーがねーじゃん・・・あいつマジで暴走癖あるんだから。」
ウリ「・・・ラファエル・・・悪ぃけど先行っててくんねーか?」
ラファ「お前、ビビりす・・・」
ウリエルとラファエルが何かに気付く・・・
ラファ「おま・・・まさか一人で・・・」
ウリ「頼むわ、借り返してーんだ・・・。」
ラファ「・・・わかった。死ぬなよ、ウリ。」
ラファエルが一人でミカエルの元へ向かう。
ウリ「さてと・・・出てきな、俺に用あんだろ・・・?」
??「相変わらずふてぶてしいヤローだな・・・わざわざ来た甲斐があったってもんだ。」
ウリ「・・・久々だな・・・ブルート・・・」
ウリエルを待ち構えていたのは・・・ブルート!!
ブル「ふっ、何年ぶりだろうな・・・お前と会うのは・・・会いたかったよ。」
ウリ「ま、会いたかったのはお前だけじゃねーよ、お互い借りはあるしな。お前だけか?あの時の生き残りはよ・・・」
ブル「まぁな、ロインくらいは生き残ると思ってたんだが・・・。」
ウリ「で・・・?やんのか・・・?」
ウリエルがオーラを解放した!!
ブル「なるほど、闘神か・・・いい通り名をもらったじゃないか。」
ブルートもオーラを解放した!!
ウリ「へっ、おもしれー勝負になりそうだな・・・」
ウリエルがブルートに突っ込んだ!!
ウリ「喰らえっ!!」
【オーラキャノン!!】
ウリエルの技の1つ、オーラキャノン。ウリエルは純粋な光星の為、他属性の技は苦手としているが、光属性である純粋なオーラ技の威力は天界でも右に出るものはいないと言われるほどの実力を持つ。オーラキャノンも単純に光のオーラを溜めただけだが、その威力は絶大!!
ブル「相変わらずバカ力だな。ガードしとくか・・・。」
【水壁!!】
水壁でガードを図る。
ウリ「へっ、そんな薄っぺらい水なんかでどうしようってんだ?」
ウリエルの放ったオーラキャノンが水壁を貫通する!!
ブル「ちっ・・・じゃあこいつだな・・・。」
【水鏡!!】
ウリ「!?・・・反射技か・・・!!」
ブルートの使った技は反射技と呼ばれるもので、主に攻撃をはね返すときに使われる。通常は使用に時間がかかり、尚且つ同属性技のみしかはね返すことが出来ない技だが、反射技を極めたものに限り、ある条件を満たせば短時間でしかも別属性の技でもはね返すことが出来るようになる。その条件は個々によって異なる。
ウリ「・・・水の反射技か・・・何か厄介な条件が発動したはずだ・・・。」
ブル「条件が知りたいか?知りたいなら教えてやろう、ドッペルのみに限り別属性の技をはね返すという条件だ。本体をガード出来ないだけに条件は厳しいがな。つまり・・・この決着がどういうものになるかは・・・わかるな?」
【ドッペル!!】
ブルートが10体のドッペルを作った!!
ウリ「なるほど・・・そん中の1匹に反射が入ってるってわけか・・・。」
ウリエルVSブルート。実力者同士の戦いは激化する。天界最強の闘神と魔神の称号を持つ悪魔・・・。続きます。