競馬の結果です。
阪神競馬場で行われた『阪神ジュベナイルフィリーズ』。今年から阪神競馬場が改修され、リニューアル仁川となった。スタートすぐの直線の不利が大幅に改善され、外枠でも何とか戦える感じになった。
1着『ウォッカ』、2着『アストンマーチャン』、3着『ルミナスハーバー』・・・。
ウォッカが3戦目でのGⅠ獲得。やはり戦歴の浅い馬の判断は難しい・・・。まさかここまで強いとは・・・。
2着はアストンマーチャン。直線で抜けた時点で勝ったと思ったが、まさか差されるとはね。この競馬で負けるなら仕方がないか。
3着以下は完全にちぎられた。前が速かっただろうと思われるので、末脚勝負の馬は切れたが、前で抜け出すアストンマーチャンが上がり34.5では厳しかった。
勝ったウォッカは・・・強い。メンバー最速の上がり34.2は素晴らしい。外から一気にぶっこ抜いての勝利は前で走ってたアストンマーチャンもビックリしたんじゃないだろうか。イメージ的には一皮むけた『スイープトウショウ』に近い。確実に追い込んでこれる脚ならば、ここから大成する可能性は高いだろう。ここまで3戦とも上がり3ハロン34秒前半の脚を使っている。マイルなら確実に伸びる脚は今後もかなり期待出来そう。
しかし・・・勝ちタイム1分33秒1は凄まじい。いくら改修をしたからって、従来のレコードを1秒以上上回っているとは・・・。勝ったウォッカも凄いけど、前であれだけの競馬をしたアストンマーチャンも恐ろしく強い。やはり今年の牝馬はレベルが相当高いようですな。
6着までが1分33秒台でマイルを走った。これは例年に無いレベルの高さ。これまでのレコードが『メジロドーベル』の1分34秒6なのだから、レコードを更新したのは12着の『マイネルーチェ』まで。18頭のうち12頭はレコード駆けしたってわけだ。スゲーな・・・。
さて、来週は中山競馬場で『朝日杯フューチュリティステークス』が行われますが、今日の阪神JFを上回る勝ちタイムは出ないだろうな・・・。おそらく『オースミダイドウ』が人気になると思うが、こちらは牝馬と違ってこの時期でもある程度は落ち着くので、逆らうのは無謀か・・・。気になるのは上がり最速クラスの『ゴールドアグリ』。マイルまでならかなり強い。