さぁ、今週はいよいよ秋古馬三冠レース緒戦『天皇賞・秋』です。『凱旋門賞』を終えた日本最強馬『ディープインパクト』が出走する予定でしたが、回避を表明。当たり前だっつーの。これで混戦ムード。有力馬を順に見ていきましょう。
『アサクサデンエン』・・・府中の鬼。マイルのチャンピオンだが昨年の同レースで４着に好走。とは言え、やはり距離延長はマイナス・・・。
『アドマイヤムーン』・・・前走『札幌記念』では強い競馬で古馬を一蹴している。ただし、メンバーが手薄だったのは間違いなく、一気の相手強化はどうか・・・。
『コスモバルク』・・・前走、前々走と力を見せている。海外ではＧⅠを勝っているだけにディープ不在の今回は絶好のチャンス。ただし、前々走は６２ｋｇの斤量を背負い、前走は厳しい競馬を強いられただけに疲労が気になるところ。
『スイープトウショウ』・・・すでに牝馬の域を超え、日本最強馬の１頭に数えられる。今年は苦手の鉄砲を見事克服して緒戦を飾っている。二走ボケがなければいいが・・・。
『スウィフトカレント』・・・いよいよ力をつけてきた１頭。前走『オールカマー』も割と揃ったメンバーだったが掲示板を確保。勝ち負けは難しくとも連なら・・・。
『ダイワメジャー』・・・前走はついに苦手としていた府中で勝利。そして前走の競馬は恐るべき強さを発揮した驚愕の勝利となっただけに無視は出来ない。
『ダンスインザムード』・・・男勝りとは正にこの馬の為にあるような言葉。天皇賞・秋では２着、３着の実績でＧⅠ２勝。メンバー中でもトップクラスの実績だ。
『バランスオブゲーム』・・・前走がＧⅡ６勝目の日本新記録。先行タイプだけに府中は決して得意な舞台ではないが、極端に苦手としているわけでもない。ここか『マイルＣＳ』で何とかＧⅠ制覇を・・・。
『ファストタテヤマ』・・・稀代のムラ馬で超ステイヤーだが、今年は珍しくすでに２勝を挙げている。まさか７歳にして本格化とは考えにくいが、前走も好メンバーで２着確保とノっていることは確か。
『ローエングリン』・・・７歳にして脚質を逃げから追い込みに変えて成功しつつある。脚質転向から４、４、３着で相手も強力な中での好成績は上々。悲願のＧⅠ制覇へラストチャンス。
こんなとこでしょうか。
この中にはいませんが、気になるのは『インティライミ』と『ローゼンクロイツ』。インティライミはここ２走が惨敗続き、ローゼンは調子自体は悪くないがあと一歩、全盛期の力に足りない感じ。
『マルカシェンク』も一応登録はしてきたみたいだけど、『菊花賞』からの連闘になるだけにここは回避するだろうと思うけど、出走となればマークは必要か・・・。
『テイエムオペラオー』が優勝するまでは１番人気にとっての鬼門と言われていた天皇賞・秋ですが、テイエムの優勝を皮切りに１番人気の優勝、連対が目立ってきた。ここ２年は紐荒れが目立ち、二桁人気が連対しているのが気になるところ。
おそらく『スイープトウショウ』からいくことになるでしょう。データ的に不利な『毎日王冠』組は狙いを定めにくいが・・・好きな『ダイワメジャー』は買おうと思ってますが。『ダンスインザムード』は・・・どうかな・・・あんま好きじゃないし。『オールカマー』組もイマイチ信頼に欠けるしなぁ・・・。まぁ、予想までじっくり考えてみます。