天空覇魔伝~パズズ再来!!①~(32話) | 猫日記

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~あらすじ~
修行中のタクの前に突如現れた宿敵・パズズ。タクのオーラに気付き、ユウキが加勢に来て構成はユウキVSパズズに・・・。
パズ「大したもんだな。魔界にだってここまでのオーラの使い手はいねーかもしんねぇ。・・・ただ、光だけじゃあ超えられないもんってのもあるんだけどな。」
ユウ「へぇ、白だよね。悪魔族は白を得意とする種族だしね。残念ながら僕は白を上手く使いこなせない。・・・ただ、このままでも充分倒せる自信はあるけどね。」
パズ「・・・そんな見せかけのドッペルだけじゃあ、いくら作ったって目隠し程度にしかなんねーぞ。わかってんだろ?」
ユウ「まぁ、1000くらいじゃあそうだろうね。・・・何だったら・・・これの100倍くらいにしてあげようか・・・?」
パズ「・・・100倍・・・だと・・・!?いくら何でも不可能だろう。10万体のドッペルなんて聞いたことねぇ。」
ユウ「そこら辺に腐るほど風が吹いてる。僕ならそれを利用してドッペルに変えることくらい朝めし前なんだよね。・・・君とはレベルが違うんだよ、パズズ君。」
パズ「はったりじゃあ・・・なさそうだな。じゃあやればいい、それで俺が倒せると思ってるならな。倒せる方法が見つかってるなら・・・試せばいい。」
ユウ「あ、君気付いてないかもしれないけどさ・・・君の用意した烏(カラス)、全部包囲してるからね。1万匹以上・・・君のワンパターンには飽き飽きしてるところだったし。」
パズ「・・・バカな、それこそはったりだろ・・・この辺一帯だけじゃない。お前のオーラじゃ届かないところまで配置しているはずだ。」
ユウ「あんまナメないでもらえるかな・・・16548匹。君が用意した烏。これは挨拶代わりでしょ?一番遠いところで・・・10万kmくらいかな。ためしに動かしてみればいい、ウソだと思うんだったらね。」
パズ「・・・ここまでのレベルか・・・。」
ユウキが今行っている技は『ドッペル』と『風牢(かざろう)』ドッペルはタクでも出来る基本技。ただし、この数(約10万体)を一気に作り出せるのは天界ではユウキのみ。オーラの消耗は大天使の総オーラ量とほぼ同等。さらにユウキはパズズの用意した烏を風牢で包囲している。風牢とはその名の通り、風で作った牢。風の威力にもよるが、風使いと呼ばれるユウキの風牢は烏程度では決して破れない。そして一番遠い位置にいる烏は約10万km先。これはオーラの遠隔操作を応用しての技となるが、オーラ操作の基本となる『サーチ』、天界でサーチを最も得意とする大天使長・ミカエルのサーチ最大範囲は約15万km。この2つの技を同時に、しかもここまでの超広域で技を使えるのは間違いなくユウキただ1人。オーラの消耗は大天使2~3人分!!
パズ「・・・こんな技を平然としたツラでやられるとはな・・・オーラの・・・底が全く見えねぇ。」
ユウ「さぁ、やろうか?僕の超必殺技『超大斬風(エクスカリバー)』が火を噴くよ。・・・あ、風を噴くにしておこうか。」
タク「す・・・凄すぎ・・・。俺が届くとか届かないとか・・・そんなレベルじゃねぇ・・・。」
やっと会話に入れた主人公。ユウキが強すぎるせいです。
パズ「ユウキ・・・。俺がもし、この場で・・・本気を出したら・・・?」
ユウ「・・・本気?あぁ、ミカエル様が気にしてるやつかい?・・・僕は実際に肌で感じたことはないんだけど・・・どんだけ凄いものなんだろうねぇ・・・。よかったら見せてよ。」
パズ「後悔・・・するなよ・・・」
パズズのオーラが少しづつ膨れ上がっていく・・・
タク「オーラが上がっていく・・・!!いや、ユウキのオーラの方がはるかにでけぇ!!負けるわけねぇな!!」タクが自信満々にユウキの方を向く・・・が、ユウキの表情が少しづつ変わっていく・・・。
ユウ「・・・白・・・」
ユウキの額から大粒の汗が流れる・・・
??「そこまでだ、パズズ。」
またしても謎の者が登場!!これは、味方か・・・?それとも敵か・・・?続きます。