さて、『日本ダービー』特集です。今日は馬体検証をします。例によって、俺の愛読誌『競馬ブック』から抜粋。
まず、バカに良く見える馬を１頭。
『マルカシェンク』・・・一叩きして馬が変わった。前走時はやや太めに映った感があったが、今回は完璧な仕上がりを見せている。これなら大きく変わっても不思議じゃない。逆転の期待有り。
やはり良く見える馬を抜粋。
『フサイチジャンク』・・・さすがに３億円馬。青鹿毛の馬体は良く見えやすい色だが、それを差し引いてもかなりの充実度だ。若干アバラが浮き出ているのは気になるところだが、残り数日の飼い葉で補えるはず。トモの張りは素晴らしい。
『アドマイヤムーン』・・・この見栄えは古馬の風格を思わせる。首から胴回り、トモまでまるで注文するところがないくらいの仕上がり。前走から良く平行線で高勝負必至と見る。
『アドマイヤメイン』・・・充実一途の馬体は急成長を感じさせる。前走から比べてもかなり余裕が出てきたようにも見えるし、あとは本番の走りを見届けるだけ。
『ジャリスコライト』・・・仕上がった！！と言える出来。まず注目したいのは、全体的なバランス感。前走はマイナスの割にはやや仕上がり不足と言った印象だったが、今回はムダが無い。期待出来る。
『ドリームパスポート』・・・小柄に映るのは仕方ない。血統からも距離延長が歓迎とは言えないというのは変わらないが、馬体からはそこまで苦にしないのではないか・・・と映る。バランスの良さが特に気に入った。
イマイチ良く映らなかった馬。
『サクラメガワンダー』・・・平行線と言ったところか。前走の出来が良かっただけに、悪くはないと思うんだが、何しろ前走は完敗。上積みが無ければ厳しい。馬体から見える力強さは相変わらずいい。
『メイショウサムソン』・・・前走『皐月賞』の時と同様、腹回りのボテッとした仕上がりがどうも良くは見えない。ただ、前走もこれで勝っているわけだから、おそらくこれがこの馬の体型なんだろう。距離延長もどうなんだろう・・・。イマイチつかみ所の無い馬。
こんなところ。『スーパーホーネット』や『マイネルアラバンサ』あたりを見たかったところだけど、とりあえずジャンクで目の保養にはなりました。マルカシェンクの完璧な仕上がりは他馬には脅威か。