天空覇魔伝~外伝②~ | 猫日記

猫日記

スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

ウリエルが天空を飛んでいると、ウリエルを呼ぶ声が・・・。
??「ウリエル、何やってんだ?そんなとこでよ?」
ウリ「あ、カマエルさん・・・。」
カマエルの元へ降りる。
カマ「どーした?そんな辛気くせーツラしてよ?」
ウリ「・・・カマエルさん・・・俺はミカエルに・・・劣ってますかね・・・?」
カマ「またその話か・・・。」
ウリ「ミカエルは大天使候補に挙がった。ラファエルやガブも・・・。」
カマ「何度も言うけどな、お前ら4人を教えてきたが、お前ほど卓越した戦闘能力を持ったやつはいない。4人の中でも間違いなくお前がトップだ。ミカエルはその指導能力と全体を見る目、ラファエルは味方の補助能力、ガブリエルは相手の動きを見極める目。4人それぞれの能力がある。優劣なんてもんは人に聞くもんじゃねーよ。もし、自分が劣ってると思うんだったらそれは自分の心の問題だ。俺はお前がミカエルに劣ってるなんて思っちゃいねえよ。・・・まぁ、俺が候補に挙がってるのは年功序列ってやつだろ。どうせ選ばれることもねーし、何も言う気もねーよ。」
ウリ「・・・カマエルさんは大天使にはなれないんスか・・・?」
カマ「俺が大天使なんて器かよ。上級天使になんのだって品格だの何だのってエラい時間がかかってんだ。これ以上、こんなことに時間はかけたくねーんだよ。お前らは4人ともいずれ必ず大天使になれる。いつも言ってんだろ?」
ウリ「カマエルさんは俺らよりもずっとスゲー人だよ。俺が天界で尊敬してんのはカマエルさんだけだ。」
カマ「お前はいつまで経っても変わんねーやつだな・・・あいつらの中で一番ガキだ。だからこそ肩を持ちたくなっちまうんだけどな。」
ラファ「探したぞ・・・ふぅ、カマエルさん、お久しぶりです。・・・そんなこと言ってる場合じゃねぇんだった!!ウリエル、緊急だ!!ミカエルの元に集まれ!!」
カマ「何が起きたってんだ!?」
ラファ「敵襲です!!しかもかなり骨が折れそうな感じですね。」
ウリ「ちっ・・・カマエルさんはどうするんスか?」
カマ「俺は上の指示を待つさ。行ってこい。」
ウリ「相手は?陣形とかも決まってんのか?」
ラファ「とにかく移動だ。すでに犠牲者も出てる。」