天空覇魔伝~修行編①~(21話) | 猫日記

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~あらすじ~
タクの新たなる師匠ユウキが姿を現し、修行に入る・・・。
ユウ「じゃあ、早速僕のやってる任務に付き合ってもらおうかな。」
タク「・・・ホントにそれで強くなれんだろーな・・・?」
ユウ「多分。危険度は200%だから。」
タク「・・・あっそ。」
ユウ「・・・ミカエル様。」
テレパシーでミカエルと交信をとるユウキ。
ミカ「ユウキか。どうした?」
ユウ「一応、タクの修行方法が決まったんで報告です。」
ミカ「いいよ、お前の好きなようにやれ。・・・んで、一応聞いておくか・・・どんな修行方法だ?」
ユウ「はい、僕の任務に一緒に来てもらいます。まぁ、早い話が実戦で修行を積んだ方が早いだろうと思いまして。」
ミカ「・・・いや、確かに実戦の方が成長は早いとは思うが・・・いや、まぁ任せるぞ。・・・あ、そうだ・・・さすがにいきなりS級はやめておけよ。Bか・・・よくてAくらいにしておけ。」
ユウ「そうですね。Sで初日に死んでもあれですからね。」
ミカ「・・・まぁ、なるべく殺さないように鍛えてやってくれよ・・・。」
ラファ「・・・殺すとか殺さないとか・・・穏やかじゃないな。」
ミカ「タクはいきなりユウの修行に連れて行かれるらしい。死ななきゃいいけどな・・・。」
ラファ「まぁ、いきなり死ぬことは・・・いや、無いとも言いきれないか・・・。Aでもパズズクラスの悪魔はたまに出てくるからな・・・。」
ミカ「まぁ・・・ユウは強さだけなら超一流だから・・・あいつの元を離れずに動いていれば大丈夫だとは思うが・・・そうだ、ラファ、『ガブリエル』を探しておいてくれないか?」
新キャラ登場。4人目の大天使です
ラファ「ガブリエルを・・・?また何で・・・?」
ミカ「このあと、番外編で出て・・・いや、違う、あいつに最初は監視させておいた方が安全だろ。」
ラファ「・・・なるほど。任せるといっておきながら実は監視役がいる・・・と。」
ミカ「信用していないわけじゃないんだがな・・・あいつに任せてる任務は危険すぎるからな・・・。本当に死なれても困る。・・・しかもオーラを覚えてまだ1ヶ月くらいしか経ってないわけだし。」
ラファ「・・・確かに。普通のやつならこんな修行は思いつかない。・・・ある意味凄いな・・・。」
ミカ「とにかく、ガブリエルにユウを監視しておくように言っておいてくれ。右と左で分けるようにな。」
ラファ「わかった。」
その頃のタクとユウキ。
ユウ「さて、じゃあまずB級の任務をやろう。いきなりSはマズいらしいからね。」
タク「いや・・・らしいじゃなくてよ・・・。どんなことやるんだよ・・・?」
ユウ「そうだね・・・まぁ、僕についてきてくれればいいよ。死ななければOK。」
タク「死ななければって・・・そんなに危険なのかよ・・・?」
ユウ「まぁ、何より実戦、実戦。楽しみだねぇ。」
タク「・・・俺はここで死ぬんじゃないだろうか・・・。そうだよ・・・きっとこれを書いてるやつがもうメンドくなったから殺してバッドエンドにしてやろう・・・って感じで・・・。」
んなわけないでしょーが。
ユウ「さぁ、じゃあ行くよぉ。」
ユウキが空を飛んでいく。
タク「なっ・・・お、おい・・・」
置いていかれるタク・・・
数分後・・・
ユウ「おーい、何でついてこないの?恐くなっちゃった?」
タク「・・・ねぇんだよ・・・」
ユウ「・・・何?」
タク「飛べねぇんだよ!!バカヤロー!!」
ユウキ、驚愕の表情!!
タク「てめぇ!!何だその『マジで!?こいつ飛べないの!?うわ、ダッサー』みてーなツラは!!
ユウ「へぇ、飛べないんだ。教わってないの?」
タク「い・・・いや、方法は聞いたけどよ・・・オーラが足りねぇから・・・つーかお前、俺のオーラ見て、まだ飛ぶだけのオーラが無いことくらいわかんねーのかよ!!」
ユウ「・・・飛ぶだけのオーラ・・・?」
タク「は・・・?何だよ、その疑問~みてーな顔はよ!?結構なオーラが必要なんだろ!?ミカエルとサキエルから聞いたぞ。」
ユウ「・・・あぁ、そうか。タク、騙されてたんだね。」
タク「・・・はぁ!?」
ユウ「だって、飛ぶだけならオーラなんてほとんど消費しないもの。足にオーラを集めて、そのオーラで体を浮かすイメージでやってみてよ。」
ユウキに言われたとおりにやってみるタク。そして・・・
タク「うおっ!!」
飛んだ
ユウ「ねっ、簡単でしょ。」
タク「・・・出来んじゃねーかよ・・・こんな簡単によ・・・。・・・あんのクソヤロー・・・」
ミカ「・・・何かタクの怒りを買ってるような気がする・・・。」
ラファ「・・・タクを逃がさないように飛行を教えなかったのがバレたか?
ミカ「多分な。まぁ、あれはサキエルのアイディアだったといって丸め込むか。」
ラファ「・・・丸め込まれんのか・・・?大天使長がサキエルのアイディアで動いたなんて・・・。」
ユウ「さぁ、今度こそ行くよぉ。」
タクとユウキがいよいよ修行に出発する。次回は超危険な修行地でタクが死ぬか死なないかの戦いに・・・となるはず。一応、『4人目の大天使・ガブリエル』も(名前だけ)出して、いよいよ番外編もスタンバイ。続く・・・。